秋彼岸明けの朝は20.4℃、秋の陽差しの角度なのですが、まだ日照量は夏の様
で、最高気温は午後1時半過ぎに30.8℃、昨日に続き真夏日となりました。
予報でも10月初めまで真夏日が続くようですね。
14時、30.3℃、41%
さて用事で午前9時半にJR奈良駅を下りれば、混雑していた先週と比べれば
欧米系を含め海外からの観光客の姿は、平日としても少なくなってきている。
ただ10月初旬、中国は国慶節を含め8連休といい、インバウンド客をあてにす
る事業者もおられるが、処理水の海洋放出問題でこのまま落ち着いた秋を
迎える奈良になるのでしょうか?。
若草山のススキの穂が出始めたようで、色が変わり始めている。
電車内から
自宅への帰り道、小さな「クズ・葛」の花に今年初めて出会った。
甘い香りのあるこの花は「酒を消す」といわれ、開花直後に摘み取り、風通し
の良い場所で日干しし、シベを取り除いたものを煎じて飲むと二日酔いに効果
があるという。
そして葛根湯や葛粉の原料になるのは根の部分です。
さて秋にならないうちに広島旅を終わらなければ!
三日目はフリーで、午後5時代の広島発のぞみで新大阪へ帰るだけの予定。
天候は昼から一時大崩れするとの予報、広島市内観光をどうするか?
11時ぎりぎりにチェックアウトし、11時10分発の無料シャトルバスは補助席を
つかうほど満席で広島駅へ。
11時40分頃到着して、お土産(もみじ饅頭)と宮島口の「うえの」発祥の
穴子弁当2430円が広島駅で販売されていると聞き及び買い求めれた。
(なお新幹線車中で頂けば、美味しいのですが・・・昨日のお弁当の刻印、
宮島口の店に出向かれて頂かれた方がよいと思われた。)
ピントが・・・
お土産物やバッグをコインロッカーに入れようとすれば、雷鳴と共に大雨が
降り出した。一時間ほどで小止みになるようなので、昼食を摂ろうと本場の
広島お好み焼きをと、3軒並ぶエリア、並ばれているが一番混んでいるお店、
「みっちゃん総本店 広島駅新幹線口 ekie店」で雨待ちを兼ねて待てば、美味
しく頂きました。(ブログ掲載済み)
外は時折小雨が降るのですが、駅から歩いて行ける名勝「縮景園」へ向かえば
15分ほど、午後2時前に到着。
『縮景園・しゅっけいえん』は,江戸時代初め1620年、広島浅野藩初代藩主
浅野長晟が別邸の庭園として築成した大名庭園、作庭者は茶人としても知られ
る家老の「上田宗箇・そうこ」で、後の茶道の一派・武家茶道「上田宗箇流」
特徴は帛紗を右につけ、柄杓の扱いなどに直線的な所作となる。
縮景園の名称は、儒学者の林羅山が藩主長晟の求めに応じて作った詩の序文の
「海山をその地に縮め風景をこの楼に聚む」からと言われる。
1758年の宝暦の大火で多くの建物の焼失し、25年後天明の大改修がなされた。
だが1945年原子爆弾により壊滅的な状態になる。
1949年から約30年をかけ復旧され、2020年に築庭400年を迎えている。
入園券売り場で、65歳以上は無料、県立美術館も二階の所蔵作品展も見られると、白黒の入園整理券を
一番はじめに「清風館」ほぼ中央にある数寄屋造り、屋根はこけら葺き、西側は書院造りの様式を供える。東側に花頭窓があり跨虹橋に。
跨虹橋に行けるのですが・・・そのまま直進します
👇富士山?迎暉峰
👇藩主お手植えの水田3面 斜面👇スキーをするキューピーさん
被爆銀杏、その折焼け残り木は傾き樹齢200年、種は世界に贈られ平和を願う
「看花搨・かんかとう」藩主が対岸の東照宮や行き交う川船を眺める
富士山・迎暉峰の頂上から眺めれば、長高層マンションなどが周りを取り囲む
薬草園を過ぎ、竹林の中にもキューピーさんが
原爆の慰霊碑がある。1987年になりこの地で埋葬された遺体64体が見つかる。その年の8月6日に原爆用供養塔へ納められ、慰霊碑が建てられた。
元に戻り、池を周遊する
池の周りには14もの島がある。残り半分を見る
白龍泉がある。
よく見れば・・・
楊貴妃型石燈篭
泉水亭でお茶を頂きました。
店の中にも
日本人よりも外国からの姿が目立ちました。
ゆっくりできて、本当に良い庭園ですね。