カメラを片手に

半月の夜は、オーギュスタン・デュメイ&関西フィル スペシャルコンサート

昨朝7時には細かい雨でも、うっすらと見えていた御蓋山、


でも9時過ぎからの本降りの雨で閉ざされ、以後今朝まで降り続いており、
昼過ぎからの”中世元興寺の再生のお話を聞きに行くのですが、困り者。

19日の水曜日の夜、半月が東の空から登った京都コンサートホールでの
『オーギュスタン・デュメイ&関西フィル スペシャルコンサート』へ。
バイオリンを聞きに伺いました。


今年も第22回 京都の秋音楽祭のシルエットが描かれた玄関前を通り、
三階のアンサンブルホールムラタへと螺旋状の通路を昇りました。

デュメイさんは、kajimotoのプロフィールによると
”1949年パリ生まれ、今世紀を代表する、そして「イザイ、デュボア、グリュミオーに続く、
フランコ・ベルギー楽派の正統な継承者」と評されるフランス最高のヴァイオリニスト/指揮者。
1979年カラヤン指揮ベルリン‣フィルのソリストに抜擢されて以来小澤征爾、サヴァリッシュら
大指揮者のもとコンセルトヘボウ管やロンドン響など世界最高のオーケストラと共演を続け、
主要音楽都市でのリサイタル、有名音楽祭への出演など活動は枚挙に暇がない。
ピアノのピリスとの名デュオはCD などでもあまりにも有名。近年は指揮者としても活動し、
2008年からはリスボン・メトロポリタン・オーケストラの音楽監督、また首席客演指揮者を経て
2011年からは関西フィルの音楽監督を務める。”と
使用楽器は、1721年製のストラディヴァリウスでクライスラーが愛用?していた楽器ですから
聴く価値は十分にありますね。

ヴァイオリン:オーギュスタン・デュメイ
ピアノ   :上田 晴子
ヴィオラ  :中島 悦子(関西フィル主席奏者)
チェロ   :水野 由紀(関西フィルゲスト主席)
official Twitterより

~オール・ブラームス・プログラム~
・F.A.E.ソナタより 第3楽章〈スケルツォ〉
・ヴァイオリン・ソナタ第3番 ニ短調 op.108
    ・・・・・15分休憩・・・・・
・ピアノ四重奏曲第3番 ハ短調 op.60
 
デュメイさんのストラドのバイオリンの音色は、聞いたことのないような音色と響き、
弓の扱いが荒っぽく見えるが、音楽性が統一されており、なかなかの名演奏であった。
私が聴いていた場所が、ステージに向かい右前であったからか、
バイオリンが響き過ぎ、ビオラとチェロの音の響きが良くなかったように。
楽器の特性もあり、聞く場所にもよると思われます。素人の私には?

アンコールはなく、終了は8時半前、
素晴らしい演奏を思い返しながら帰途に、
南の上空には半月が輝いておりました。

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