午前4時頃24.8℃だったのが、秋雨前線に吹き込む暖湿な南風で曇り空なの
に、32.3℃の最高気温、蒸し暑い二日続きの真夏日の奈良です。
8時20分
一昨日の夕方の散歩は、谷筋で暗渠にされた川の代わりに、小さな人工の
流れが造られている公園に出かけました。流れはなく染み出した水だけだ。
道筋は一度草刈りをされたが・・・もう繁茂し、蚊が寄ってくる。
飛び回るトンボを撮ろうとするも・・・
枯れ枝にとまるトンボに気付き、近寄るも・・・逃げない。
『シオカラトンボ・塩辛蜻蛉』の白粉の吹いた腹 が見えますからオスです。里山から市街地などごく普通によく見る種類、
童謡に『とんぼのめがね』作詞;額賀誠志 、作曲;平井康三郎
「とんぼの めがねは
水いろ めがね
青いおそらを
とんだから とんだから
水いろ めがね
青いおそらを
とんだから とんだから
とんぼの めがねは
ぴか ぴか めがね
おてんとさまを
みてたから みてたから
ぴか ぴか めがね
おてんとさまを
みてたから みてたから
作詞の『額賀誠志』さんは当時福島県の無医村の広野村で医師をされていた。
現在の広野町は2011年3月11日の東北地方太平洋沖地震で原発事故で被災も
2013年には解除され、Jヴィレッジも復興の起点となったが再開されている。
同じく東北の秋田県の無医村で医師をされた俳人『石井露月』、
今日は『露月忌』で1928(昭和3)年の忌日、享年55歳。
文学を志して上京、日本新聞の記者となり、正岡子規と親しく日本派俳壇の
中心となった俳人、俳句誌「俳星」を創刊して子規俳句を広められた。
南瓜の愚鈍を好み「南瓜道人」とも称したので「南瓜忌」とも呼ばれる。
『安んじて動かじとする南瓜哉』
あれれ・・・、話を戻します。
なおシオカラトンボのメスは、その体色からムギワラトンボ(麦藁蜻蛉) 、
探すも・・・。
飛びながらガガンボやカ、チョウ類、トンボ類などの昆虫を捕まえて食べる。
このシオカラトンボ、口元を見ると、バッタ類の脚が見えませんか。
どおりで逃げないのですね。
3番 とんぼの めがねは
赤いろ めがね
夕焼け雲を
とんだから とんだから
赤いろ めがね
夕焼け雲を
とんだから とんだから
蜻蛉の複眼を見れば3番の歌詞に近いですね。