今朝も11.0℃と冷え込みはなく穏やかな秋の一日、午後2時過ぎに23.7℃にも
上がるが、シーズン最強の寒気の南下と、西から小さな低気圧の移動もあり
午後4時頃から天候が崩れ、急な雷雨があるかもしれない。
今夜は「十三夜」、低気圧の移動が早く、雲の間から見られるかも。
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NHKラジオ深夜便・今日の誕生日の花はキク科の「ヨメナ・嫁菜」
代表的な野菊のひとつで固有種の中輪のキク、頭花は直径2.5~3.5cmで、特徴
は果実の頭につく冠毛という毛の長さが0.5mmほどしかないこと。
雨の多い日本では冠毛が果実を風にのせて飛ばす役に立たないため退化した
とも考えられている。
湿った山野などで見られることから、花言葉は「隠れた美しさ」と。
和名の由来は、この花の美しさを新妻に擬えたものや、
「鼠菜(ヨメとはネズミの古語)」で、おいしい若芽をノネズミが好んで食べる
ことからとも考えられているが・・・
古くからヨメナの若葉はシュンギクの香りがあり山菜として採られていた。
万葉集で2首、「うはぎ・兎芽子・薺蒿」「おはぎ(をはぎ)」として詠まれる
万葉集 第2巻 221番 柿本人麻呂
万葉集 第2巻 221番 柿本人麻呂
「妻もあらば採みて食げまし佐美の山野の上の宇波疑(ウハギ)過ぎにけらずや」
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万葉集 第10巻 1879番 詠人不詳
「春日野に 煙立つ見ゆ 少女らし 春野のうはぎ 採みて煮らしも」
意)奈良の春日野で民家に煙が立っているのは、乙女たちがヨメナをつんで
意)奈良の春日野で民家に煙が立っているのは、乙女たちがヨメナをつんで
煮ているからだろう。
1933年この日、小説家で直木賞作家「半村良」東京で生れ、生誕90年です。
我が就職して間もない時期、1971年『石の血脈』、第1回泉鏡花賞受賞作1972
年『産霊山秘録』、その後の『黄金伝説』 『戦国自衛隊』など・・・
むさぼり読んだことを思い出した。
デジタル大辞泉によれば
"SFの手法を取り入れた伝奇的な時代小説で人気を得る。特に、市井に生きる
人々の目を通して歴史を仮構した人情ものが評価された。
「雨やどり」で1974年下期の直木賞受賞。
他に「妖星ようせい伝」「岬一郎の抵抗」「太陽の世界」など。
2002年、肺炎のため都内で68歳で亡くなる
ペンネームは、小松左京がイーデス・ハンソン(良いです、半村)との冗談が
広まるが、1980年新潮文庫、吉行淳之介『恐怖対談』の中で半村良が述べる
"店の女の子につけるような要領で、ラ行の多いやつを入れて、開口音で始ま
って・・・
ラ行が入るとなんとなく色っぽいんじゃないでしょうか 。
ラ行をやたら入れる時期がひと頃あって ・・・"
* 半村良の著作権管理をする「半文居」オフィシャルサイト があります。