終の棲家でのんびり暮らす田舎暮らし

リタイア後山中に終の棲家を建て、夫婦二人で自然すぎる環境での田舎暮らしは、どこまで続けられるか。

外壁下塗り妻の助けで終わった

2016年01月23日 | リフォームは自分で
外壁の下塗り、妻の助けがあってやっと終わった。これも一階部分の塗り作業を手伝ってくれたお蔭です。今日は5度以上に気温が上がらない予報だ。塗料は5度以下での使用は不適だそうだ。みぞれ雪の予報も出たので作業はお休みにした。

そこで私は朝からお風呂掃除に家中の掃除機掛け、薪の補充、かつおだし漬けの数の子を作ってくれるので白皮剥き、そして久々にゆっくりブログに向かえる時間ができた。
妻は作り置きの煮物がなくなったのでと料理に奔走している。その後は図書館に行き週刊誌を見るそうだ。ほんのひと時の休養日とはいかないようだ。

この外壁塗り、大きな誤算がまたまた出たのだった。このサイディングの表面仕上げは、深さ4ミリ、20cmの桝目模様になっている。ローラ刷毛を転がしただけでは塗料が溝に入らないのであった。ローラの先端か刷毛を使って溝を先に塗らなければ仕上がらないことがわかった。

元々の塗装は吹きつけ塗装でやっている。だから表面もデコボコの状態になっているので、強くローラを押し付けて何度も塗らなければ均一な塗り面に仕上がらないのであった。時間は掛かるし、腕、肘は痛くなるしで参りました。


そんな事もあり、塗り面積から計算して用意した塗料が足りなくなり1缶追加購入になった。結果として水性SDサーフエポプレミアム15Kg缶を5缶も塗ることになった。

そんな訳で妻の応援がなかったらまだ終わっていないところであった。上塗りも二人で塗ることになりました。というより必要な戦力として欠かせなくなった。


この寒い冬に正体不明の花

2016年01月22日 | 花と植物
家の前の空き地、数年前に桜の木の下に植えた近所でも話題になっている花、11月の末頃からずうっと咲いている。先週の大寒波の霜で一度はへたってしまいましたが、元気を取り戻し踏ん張っています。

ネットで調べてみるとダイヤモンドリリー   ヒガンバナ科 / ヒメヒガンバナ属(ネリネ属)なのか?  地元の人は彼岸花の一種だろうと。開花期は10月中旬~12月中旬

耐寒性が弱いとされているが、今年は暖かいせいもあるのか花がよく持つものだ。


家から車を出すたびに目に入るこの花、最近はだいぶ弱ってきているが、私達のリフォーム作業が終了するまで持つだろうか。応援花にも見えてもってほしいものだ。

外壁の下塗りはやっと終わり、これから上塗りに入るところだ。この上塗り仕上げは2回塗り仕様になっている。今月いっぱいを目標に頑張ってみることにしている。


二ヶ月になるというのに、このように花びらは美しさを失っていない。


リフォームシーリング編その3

2016年01月19日 | リフォームは自分で
シーリングの充填
シーリングする箇所にはボードの両側にマスキングテープを貼る必要がある。
シーリング材とサイディングボードの接着を強化するために専用プライマーを塗る。


コーキングガンを使ってシーリング材を充填する。レバーの握り操作が難しい。


コーキングへらで均す。


コーキングガンで押し出す量が多すぎても駄目、少なくても駄目、慣れがいる。


コーキングへらに付いたシーリングはウエス布で拭き取るのが一番だ。


マスキングテープを剥がして完成だ。最後に周りをへらで綺麗に仕上げる。


リフォームシーリング編その2

2016年01月19日 | リフォームは自分で
既存シーリングの撤去
サイディングボードの継ぎ目にある劣化した旧シーリングを撤去しなければならない。
カッターでシーリングの接着面両側を切り離す。通常は二面接着だが、中にはバックアップ材、ボンドブレーカーも無く、防水紙にまで接着し三面接着状態の箇所もあった。


ラジオペンチで引っ張りシーリングを撤去する。


サイディングボードの継ぎ目に残ったシーリングをカッターの刃で擦って綺麗にする。


綺麗になったサイディングボードの状態。


差し金で測ってみると16mm厚のサイディングボードだが表面凹凸を除いた接着面は12mmになる。撤去したシーリングの厚みを計測してみると厚くて5mm前後薄いところで1mmしかない処もあった。シーリング厚は10mmを推奨されている。


5mm厚のバックアップ材を使うとシーリング材の充填厚を10mm確保できないので、ボンドブレーカーテープを基本的に使うことにした。厚いほど耐久性は上がるがシーリング材の使用本数は増える。


ボンドブレーカーテープを割り箸で作ったへらで均して貼っていく。


リフォームシーリング編その3に続く

リフォームシーリング編その1

2016年01月19日 | リフォームは自分で
自分でリフォーム実行計画で大きな誤算があったのがシーリング補修作業である。
対象建物は窯業系サイデイング直張り工法だ。(16mm厚3,000mm×455mmの板)
この継ぎ目、隙間、亀裂、反る、膨らむの言葉に何ヶ月も振り回されたのだった。

隣合うサイデイングボードの継ぎ目には隙間ができる。その隙間を塞ぐ、埋めるとも表現できる。この二つの意味することをするのがシーリングともコーキングとも言う。

なんか常に二つの言葉が付いて回ってややこしくなる。英語和訳ではコーキングは「詰め物をする、穴を塞ぐ」、シーリングは「密封、密閉する」と解されている。

建築部材同士の継ぎ目充填作業をコーキングと表現されるこが知られている。建築全般の世界では広義の意味でシーリングと表現されている。製造メーカーでもシーリング材と表記されている。


シーリング材を簡単に分類すると、シリコーン系、ポリウレタン系、変成シリコーン系、ポリサルファイド系4種類に分かれ、個々に1成分形と2成分形がある。(詳細説明は省く)

写真右がシリコーンシーリング材、耐候性・耐水性・耐熱性が良好でキッチンや浴槽廻りの補修などに使用される。シーリング材の上から塗装出来ない。

中央が一般的な変成シリコンシーラント(シーリング材とシーラントは同意語)、耐候性・塗装性が良好で建築や板金加工などに。硬化後はシーリング材の上から塗装可能だが1週間以内に塗装を行なうこととされる。カンペパピオ

左が今回使用したノンブリード、低モジュラス、LM速乾型、変成シリコンシーラント、ノンブリードとは仕上げ塗材への黒ずみや汚染がほとんどでない。低モジュラスとは硬化後も伸縮性が落ちなくサイデイング材との接着追従性が良い。シャープ化学工業

ヘンセイシリコーンNB-LM用シーリング用プライマーP-50 シーリング材と窯業系サイデイングボードの接着を強化する接着材だ。過去にプライマー処理しないでシーリングを打った事があった。今回初めて知ったことだ。


安いコーキングガンは引っかかりがあって、レバーが重い。


シーリング材のスムーズな充填をするには、少し値が高いがレバー操作が軽く滑らかで使いやすいものが良いようだ。


コーキング用へらも結果的には写真のように色々なサイズのものを使うことになって増えてしまった。プロはへらゴムを自作加工して使うようだ。


メーカーの推奨シーリング材の充填厚みは10mmのようだ。サイデイングボードも劣化している状況と亀裂の多さを考えて10mmを確保することにした。そうするとバックアップ材ではなくボンドブレーカーテープにしなければならない。

シーリング材は隣合うサイデイングの隙間面に接着させて隙間を埋めるのが目的だが二面接着でなければならない。シーリング材が三面接着だとサイデイングボードの動きに追従できなくなって切れる原因になるようだ。これを防止するためのボンドブレーカーテープ6mm×20m、10mm×20m、12mm×20m、18mm×20mを使った。


ボンドブレーカーテープ貼り用へらを割り箸を使って自作した。最大幅を10mm程度に削り、細いところは5mm程度の隙間に入れられるようにし、ビニールテープを巻いて補強した。


ホームセンターの資材売り場には色々な幅、厚みのバックアップ材がある。


特に広い隙間はバックアップ材を並べて貼り、シーリング材の節約。
このバックアップ材にはボンドブレーカーテープ同様に数種類の幅があり、厚みも色々ある。形も丸型、角型とある。


リフォームシーリング編その2に続く