終の棲家でのんびり暮らす田舎暮らし

リタイア後山中に終の棲家を建て、夫婦二人で自然すぎる環境での田舎暮らしは、どこまで続けられるか。

やっぱり煙突掃除すれば違うわ

2016年01月12日 | 薪ストーブの暮らし

ストーブが燃えない

薪を沢山入れてもストーブの燃焼が悪い。温度が上がらない。ダンパーを閉めたら温度が下がってしまう。なんだこのパットしない燃えは。こんなことが続いていた。

今日は朝から冷たい雨なので、当然外壁塗り作業は中止だ。こんなチャンスはない。 細い雨が降っていて屋根に上がって滑るのが心配だったが、雨が上がるだろう。

煙突掃除の強行

ストーブの周りに新聞紙を敷き、煙突のセーフティーガードを外した。

ストーブと煙突を固定している2本のビスを外す。

ストーブ側煙突は上下にスライドするようになっている。

屋根側煙突からストーブ側煙突を下に押し下げて外したところ。

室内側から屈折部の煙突内を上に向かって覗いて見ると煤はそれほどではない。

ストーブの煙突部を覗くと若干の燃焼煤類が溜まっているが、今シーズンは持つだろう。

室内側の煙突に3重の袋を被せて固定した。ビニールだと煙突のドラフトで内側の袋が煙突内に吸い込まれるようだ。袋を外す時に溜まった煤が室内に飛散という厄介なことになった。次からは『 紙袋 』にしたほうが良いみたいだ。


屋根は濡れている。『 これはヤバイ! 滑るぞ 』3メートルの脚立を用意して、妻に脚立を押さえてもらいながら屋根に這いつくばるように上がった。 妻から一言出たぁ~!! 『 一番寒い日にやらなくたって、夏にやっておけば良かったのに。。。もぉう~10年も年取った気分だわ。』 

その通り。反省しています。

ここは素直に、よし! 『 春には 』ストーブを分解清掃して煙突も綺麗にするぞ。

ここは慎重に、最上部の煙突を繋いでいるロッキングバンドを外し、煙突トップの付いたままの二重煙突2段目『これが非常に重い』なんとか上に持ち上げて外し、恐る恐る滑らないように重い煙突を脇に抱え脚立を降りることに。 『ここが一番危険だ!』

煙突最上部の中はやや煤が付いているが、燃焼不良の原因はこれでもないようだ?

煙突トップの鳥侵入防止網に煤がこびりついて、煙の排煙を妨げていたようだ。

薪の含水率だが、割った薪と枝の薪とでは同じ2年乾燥しても、枝の方が含水率が高いことが多い。燃焼室で『シュー』と音がしたら水分が抜けきっていない証拠だ。この音が多いのが枝の薪だ。このような薪を中心に焚くとトップの詰まりが早い。

室内側の煙突を直結アタッチメント交換してブラシを上下にゴシゴシと掃除。

屋根の上から屋内に向かっている煙突内部を覗くと、それほど詰まっていないようだ。

右がφ150用のブラシ、中央が直の煙突を掃除するための直結アタッチメント、左が曲がった煙突内を掃除するための自在アタッチメントだ。

滑る足元を確保して慎重に、自在アタッチメンを付けたブラシを煙突内に差込み上下に擦るのだが、ブラシが外れないように『 常に右に右にと回しながら上下させることだ。 』 煙突内にブラシが外れて残ると後が大変だ。

煙突をストーブに組み立てて、清掃後の火入れだ。ドラフトが良くなったこともあり良く燃焼する。ダンパーを閉めた状態での煙、見事なクリーンな煙だこと。

ダンパーを閉めると直煙突から逃げていた燃焼ガスがストーブ内を循環して排出されるので、ストーブ温度は上昇するはず。見事温度は上昇し300度に向かっている。

『ゴォーゴォー』って燃えている。寒い冬には、この音がないと暖かくない。

やっぱり煙突掃除すると違うわ。

もう一つ燃焼不良の原因に考えられるのが、フロント扉のパッキンの劣化と調整ねじの緩みだ。トビラの閉まりが緩いと燃焼ドラフトの阻害につながることがある。点検しよう。

なんだかんだと昨年は煙突掃除することができなかった。というよりやらなかった。
ストーブを舐めていた。そのつけが来たのだった。春になったら掃除しよ。




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自分で外装リフォーム計画編

2016年01月10日 | リフォームは自分で
外装リフォームも1月いっぱいで終わらせるという目標が見えてきた。最初の思いつきからこれまでの作業の要所を計画編、補修編、シーリング編、屋根編、外壁編と記事にまとめてブログ掲載することにしました。

終の棲家を建ててから空き家になり老朽化した元の家が気がかりになっていた。そのまま放置していたのでは傷むばかりだ。建物を解体するほどまでは傷んではいないようだが、所々傷みが眼につく状態、修理すればまだまだ使えるようにも見える。




業者に頼む場合
塗装業者に頼めば概略で、外壁面積267㎡、開口部を除くと225㎡で110万円、屋根面積110㎡(タスペーサー03挿入)だと30万円ぐらいは掛かるだろう。
その上に経年劣化で傷んだサイディングの補修、既存シーリング撤去打ち換え、雨樋、雨戸の塗装など追加を考えると相当な金額になるだろう。

自分でやった場合
素人の私がやるためには、仮設足場を素人でも安全に作業ができるような仕様にする必要がある。また期間も通常より倍以上は掛かると考えていく必要がある。この部分の費用がかさみDIYでやる場合のデメリットになる部分だ。

階段の設置は必修だ。踊り場、手すりの設置はさらに安全作業には欠かせないものだ。


DIYでやって何がメリットになるのかといえば、とことん納得がいくまでやれて手抜きの心配がないこと。リタイアした私には、たっぷり時間があり気長にやれる。仮設足場費用は掛かるが自分自身が作業員なので材料費だけで済む。通常より高価で耐用年数が長い塗料やシーリング材を使うことができる。

塗料の種類でこんなに違うのか
塗料には水性と油性があり、水と油では油が強いに決まっているように思うがそうではないらしい。塗料の主成分(基材)によって決まるようだ。

簡略に分類すれば次の5種類に分かれ、アクリル塗料が一番安く15kgセットで5千円以上8千円代、フッソ&無機塗料が最も高価で15kgセットで3万円以上4万円はする。

アクリル塗料・・・耐用年数5~7年
ウレタン塗料・・・耐用年数8~10年
シリコン塗料・・・耐用年数12~15年
フッソ塗料・・・・・耐用年数18年以上
無機塗料・・・・・・耐用年数18年以上
フッソ塗料&無機塗料は塗り替え時に安い塗料を使えないことがあり注意がいる。
水性と油性の耐候性に差はないと言われている。中には高耐候、超高耐候製品もある。

色によって値段が違うんだ
白色が一番安く、黒色が白の約1.5倍くらい高くなる。つまり濃い色になるほど高くなっていくと言っても過言ではない。白色の外壁にすれば安くできるんだ。

見積りが安いと喜んではいられない
塗料は耐用年数の差によって種類価格が変わるわけだ。価格だけにとらわれるのではなく、何年で塗り替えするかサイクルを考えて、使う塗料を考える必要があるようだ。
つまり安くするには耐用年数で考えていけばいいことになる。

耐用年数10年以上で考えよう
最低でも今回の外装リフォームは、10年は持ってもらいたい。10年後は後期高齢者だ。
その後の事は考えないようにしよう。下塗り、上塗りともこの耐用年数12~15年仕様に併せて検討していくことにした。

外壁塗料の選択
下塗りは窯業系サイディング専用材として劣化したサイディングの表面を、シーラー機能(下塗)とサーフェーサー(中塗)機能を兼ね備えた専用の微弾性下塗り材、1液水性エポキシサフ 水性SDサーフエポプレミアムだ。
上塗りは高耐候性、超低汚染性、防藻・防カビ性に優れた水性シリコン塗料 ハイパービルロックセラ 色はダークベージュだ。

屋根塗料の選択
下塗りは素地への浸透性、脆弱面に対する補強効果や付着性に優れた弱溶剤型の1液架橋型変性エポキシシーラー エポシーラーマルチ
上塗りは高耐久性に優れた2液型シリコンウレタン塗料 2液型ユメロック ルーフ 色はダークブラウンだ。
塗料の見積り金額は16万円になった。

業者に塗装見積りを依頼するなら
色々知識を仕入れ勉強してみると価格だけで判断してはいけないことがわかった。
安ければ耐用年数がどのぐらいのものか心配になるものだ。

ここがポイント
見積りには使用する塗料の種類ではなく、塗料の製品名を記載してもらうことだときずかされた。なぜなら製品名で特性や耐用年数が一目瞭然になるからだ。また実際に塗料を持ち込んできた時にチェックできるからだ。

私の心はもやもやだ

2016年01月03日 | 終活生活

私はブログで政治的なことは書かないと決めていたのだが。。。
これは政治批判ではない。もやもやして。。。つぶやいてしまった。

二人の娘夫婦の孫達がやってきて、それぞれの家に帰っていった。
久々に子供達家族と接し「おじいさん、おばあさん」を楽しませてもらったのだが。。。

子供達孫世代の老後を考えるとどうなるのだろうか。

まず、いまよりいいことはないな。確信が持ててしまうのがなぜか。。。借金を残して。。。その頃には私はいない。。。

娘婿殿は、今の政治は目先の政策しか考えていないという。先生方が若い世代の事を『 自分のことと 』考えてくれれば救われるのだが。

私はつくづく思う。
なぜ支援組織におもねる政治しかできないのだろうか。票が減る。戦えない。
結局のところ政治家は自身の『 バッチ生活 』を優先しているからか。

若い人たちが借金を付回すなと、もっと怒って投票所に行くべきなのに棄権してしまう。
結局、堅い票が取れる年寄り中心の政策になってしまうのか。

非正規雇用が多様な働き方か? ただの使い捨てではないか。
誰だって安心して暮らせるようになりたいと働いているに決まっているのに。
雇用環境は悪くなるばかりた。。。ただでさえ先進国より劣っている子育て支援、子供の貧困、母子家庭への支援削減、介護支援事業の後退など。。。。

巨額の財政赤字を将来へ付回し、軽減税率は党利党略に利用され国民の意思などそっちのけ、近い将来起こるかもしれない国家財政の破綻、日本国債の暴落、年金支給制度の破綻が怖い。 消費増税は何のためだったのか? 迷走してしまった感がある。

子供達孫世代の老後は想像するのもいやになってしまう。国をあてにするな。国を信用するな。しっかり将来のために自分自身でやれることを備えなさいと言うのがやっとだ。

その頃には今の政治家や我々団塊世代はこの世にはいないかも。。。食い逃げだ。

私達もいつ年金で生活ができなくなるか。

よく言われる老後破綻だってありえる。

低所得高齢者に3万円の臨時給付する金があるなら、学費で困っている子供達や介護支援が必要な分野に使って欲しいものだ。

年金に頼らず生活するのは困難。だから年金制度は持続してほしい。身勝手な事かな。

若者と老人の富の再分配に政治家は今一度真剣に取り組んでほしいものだ。
新年早々私の心はもやもやで複雑だ。


ヨイトマケの唄よかったね

2016年01月01日 | ごあいさつ

新年明けましておめでとうございます。

大晦日の紅白歌合戦、美輪明宏さんのヨイトマケの唄、よかったね。自然に涙が止まらなくなり、目頭を押さえながら静聴した。

父や母の苦労したことや現役時代に苦労したことなど・・・今年もこうやって紅白を迎えられたと、自分を讃えるように感慨深い思いで迎えたものだった。

正月の縁起物といわれるセンリョウ(千両 黄実)