2日、3日で愛・地球博へ行ってきた。
これからリニモに乗り換える、万博八草駅。
リニモは時速60kmで運行している。
2日間を通じて人気パビリオンはほとんど入れない。
おかげで、本来の万博の意義通り外国パビリオンを多く(15館)まわった。
ゆうほがトヨタなどにこだわらないので助かった。
ゆうほは、パビリオンに入ると我々と離れてふらふらと歩き回るが、ところどころで興味を示して立ち止まり、じっくり観察する。
スリランカ館では、真鍮細工や、宝石の研磨に見入っている。
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企業パビリオンのロボットや巨大映像などを受動的に見るばかりでなく、わんパク宝島で遊び参加する体験が子供たちには必要ではないか。
ここのロボットステーションではロボットを身近で触れることもできる。
ゆうほも、ガムから消しゴムを作る実験などに参加した。
Mrマサックの超能力=科学のショーも面白い。。
地球市民村は地味な展示だが、ゆうほはパソコンのリサイクルクイズが気に入った様子。
とにかくボタンとか端末のようなものがあると触りたがる。
2日目8時40分頃入場ゲートに着いたのに、入場できたのは9時40分。
企業パビリオンは当日予約もすぐに終了で見込みなし。
キッコロゴンドラに乗って、みなみへ行った。
さすがに朝はこちらまで来る人が少なく比較的すいている。
グローバルハウスでなくても、ロシア館でマンモスが見られる。
オーストリア館ではソリ遊びをやってみる。
オーストラリア間ではカモノハシの模型のしっぽに座ってカモノハシのビデオに見入る。
森林体感ゾーンではオリエンテーションを受けた後、探検コースに行く。
しかしこのコースは森林の中を歩くと言うよりは、森林の間を歩くというほうが正しく頭上に樹木がない。
葉っぱの穴から写真を撮ってみる。ゆっくりやれば面白いものができそうだ。
ときめき愛ランド(遊園地)でいくつか遊ぶ。
ゆうほが幽霊屋敷に入りたいと言う。昔ながらのお化け屋敷だが、入った途端に恐怖心が出てきてずーっと下を向いている。
二度と入りたいと言わない。
日本の有名パビリオンは、三菱の「もしも月がなかったら」、名古屋市の「大地の塔」、JR東海の「リニアモーターカー3D」、電力館の「ワンダーサーカス」を見ることが出来た。
その他は、どこも行列待ち時間が長く、これいじょうは諦めた。
リニアモーターカーの3Dを見るための準備完了。動いて、ちょっとぶれている。
ワンダーサーカスがお気に入りとなり、2度体験した。
電車型ライドで宇宙、地球、海、自然、祭りなどを見ていくものだ。
ライドは途中、いったん建物の外へ出て、遠く伊勢湾まで見えるという。
夕方5時すぎたので、公式記念品ショップでお土産を買って帰った。
この中はラッシュアワーの電車と一緒で、会計はいったん外に出て行列する。
全般的な感想。ぼやきで、少し長くなる
これだけのことを毎日、事故なく運営しているスタッフのご苦労は評価したい。
前に入場券の購入で、愛・地球博といっても愛は少ないようだと書いたが、実地をみてもそういう感じがする。
ゲートの持ち物検査に長時間かける。トイレの位置とか、IMTSの乗り場とか、色んなものの場所がわかりにくい。
入場予約システムがあっても、事前にしても当日にしても私には全く役にたたなかった。どこも行列。食べ物も、飲み物も、遊園地アトラクションも高い。
みんな我慢しているが、愛は少ないと言わざるを得ない。
もう一つ足りないものは緑。
自然環境や緑の大切さを訴えているはずだが、会場内には緑が少ない。
まず入場ゲート前の全く木陰のないところで、長時間ぎゅうぎゅう状態で並ばせる神経は理解できない。
各パビリオンのまわりには鉢植えやプランターの花は置いてあるが、大きな木の緑はなく、ここでも炎天下を並ぶ。
会場内を1周するグローバルループという空中回廊にも街路樹は全くない。
上で触れたように森林体感ゾーンでも木陰を楽しむことはできなかった。
日本人は我慢強い民族だ。
ただ、もう少し画一的でない興味を持っても良いのではないか。