
セリ(セリ科)
湿地で低い位置に咲いていたセリの白い小さな花のかたまりが目に沁みる。

オトコエシ(オミナエシ科)
雑木林の中では同じ白い花序でも雰囲気の違うオトコエシが咲いていた。

オトコエシの花は小さくても茎は人の背丈ほどにも伸びる。

合弁花で4本のオシベが突き出して目立つ。

同じ雑木林で今年もまた、この白いものを見た。

反対側から見る。
これは決して白い花ではなく、セミヤドリガの幼虫なのだ。
卵が孵化するとすぐにヒグラシなどのセミに寄生しはじめて、
五齢まで育って離れると上から吊下がって繭を作る場所を探しているところだ。

この中にある繭から1週間ほどで羽化する成虫をいつか見たいものだ。
昨日、自然教育園で沢山撮ってきました。
マクロレンズの練習です。
セミヤドリガですか。
きっと教育園にもあるのかもしれませんが、観察する目を持たないと見過ごしてしまいますネ。
教育園ではナンバンギセルが咲き始めてました。
ススキの根元掻き分けての撮影でしたが暗くて失敗、
お天気の良い日にリベンジデす。
全身を見事に画面に入れられてしかもお花だけが
くっきりと写って、やはりお上手ですねえ。
しみじみと眺めて研究させていただきました。
↓のヒオウギの可憐な姿も好きです。
私も早くこういう撮り方ができるように
なりたいです。
自然教育園は見ものがたくさんありましたか?
セミヤドリガは特にヒグラシが多いところでは見る機会があると思います。教育園はどうでしたっけ。
きのうは暗かったですね。オトコエシも暗い中を無理やり撮りました。
ナンバンギセルは楽しみです。
写真はまだ自信がありませんが、褒めていただいてうれしいです。
ヒオウギは観察会の終りだったのでアップの写真を撮り損ねて単独の記事にまとめかねました。
昨日今日と気温が下がってすっかり秋が来た気分ですが、
自然界の方も秋にうつりつつありますね。
オトコエシはまだ実際に会ったことのないままの花ですが、
背丈は人のそれと同じほどにもなるとは、ちょっとびっくりしました。
これといって理由はなくもう少し小さい植物だと思い込んでしました。
3枚目お写真で全体の雰囲気がよく分かり、4枚目はぼかしの効き具合が
幻想的で素適です。
セミヤドリガの幼虫を今年も見つけられたのですね。
去年、おーちゃんの記事で初めて知ったときの驚きを思い出しました。
この幼虫も、ちょっと前まではヒグラシに寄生していたものなのですね。
無断でリンクさせていただきました。事後報告ですみません。
ヒグラシにとって困らないものなのでしょうか。野生の生き物は意外と共存しているのが多いですが。
オトコエシの白い花、可愛いですね。
同じ白でもセミヤドリガの繭はちょっとひいてしまいましたが、おーちゃんの好奇心を刺激したようですね。
忘れる清々しさですね。
オトコエシはオミナエシと 姿形は似ていますが
色が違うと、感じが変わりますね。
合弁花とは?何だったかなあ・・・と検索しました。
理論の上で分かったような気がしましたが
実際の感覚が伴いません。困った脳ミソです。
どうも最近、言葉など、瞬時には思い出せなくて・・・
三条天神川にできた右京総合庁舎の図書館が充実
しているらしいので、行って頭の体操もしなくては。
天蚕=山繭 かと思いました。
違うようです。
セミヤドリガの幼虫
ここまで奥を極めるには、より深い見識の方がおられるのでしょう。
神秘的というのか、幻想的。
オトコエシは色は違うけれどオミナエシの仲間で、けっこうしっかりしています。
写真は暗い時間に撮ったので絞りの関係でボンヤリした感じに写りました。
セミヤドリガはセミに寄生している間に一齢から五齢までになるので、短期間の成長です。
リンクありがとうございます。