桜咲き、アンデス実る

今ごろどういうわけか、下瀬谷の宗川寺の枝垂桜が咲いている。
春に比べると少ないが、花は変わらずきれいだ。







剪定された木の切り口あたりに、顔を見せたこの花は何？
しばらく分からなかったが、ハート型の葉の形を頼りに調べて、
ハナズオウと分かった。なるほど、マメ科の花か。
しかし花期は春、桜と同じ４月ごろのはず。これも今ごろどうして、と思わせる。
このすぐ近くに、８月だったか　「枝豆で一杯」　の記事にしたハナズオウの木があり、
そのときの枝豆は今では茶色くなっている。



季節が違っても、条件が整えば花が咲くというのは、よくあることだが、
春や夏に咲いた花が、今ごろ実るというのが普通だ。



我が家のすぐ近くのフジもマメ科らしく、やや大きい豆がぶら下がっている。
もうしばらくすると、弾けて種が飛び出すのだろう。
このときポンという音がするらしいが、そんなタイミングに出会うのは難しそうだ。



さて、これもマメ科の実。
クリックすると出てくる花は、９月ごろに咲いていた、
アンデスの乙女またはカッシアと呼ばれる花だ。


季節はずれの桜から、豆の話になってしまった。
この展開は、ちょっと見当はずれだったか。