先日
萩さんから葡萄を贈って戴きました
すごく立派です
やあ!葡萄だ🍇
大きい!綺麗!
巨峰みたい!嬉しい〜!
とにかく
自分では決して手に入れられない
とても美味しそうな贈り物をもらった!
ワッフ〜い(ノシ ̄▽ ̄)ノシ❤
今思うと、
そう
そんな感じでした
-----贈り物を戴いたら
お礼はいち早く
幼い頃から
入学祝い、進級祝い、伯母たちから何か贈られると
そう母から言われました
が
子ども時代はそれがなかなかできなかった
私にとって、礼状のハードルは高く
結局貰いっぱなしでした
こんな自分は
罪深い子供なんだと
いつもなんとなく思った
まあ
たとえ過去がそうであっても
すぐに大人の言うことを聞けなくたっても
親の教えは子供の体に残るもの
すぐさま私は
萩さんにお礼の気持ちをお伝えしました
今はITによる様々な手段で
どれほど遠い場所にいても
秒で言葉が届けられる時代です
かつては
便箋や葉書に慣れない書き物をしようと思い立っても
気持ちを伝える以前に
文字の歪が気になって頭を抱えるという
本質から離れた事象に悩んだりしていました
文字はその人をあらわす
なんて
まことしやかな言葉に脅されたりして嫌でした
確かに文字の綺麗な人は
綺麗に書けるまで訓練を積むことを厭わない根気と
綺麗に書けと言われたら
言われるままに努力する素直さを持ち合わせていて
往々にして学業成績も良い人が多かった
でも、だからと言って
そこまで言う?
とも思ってた
・・・
( ̄ー ̄💧)
えっと?
何の話でしたっけ
そうそう、萩さんにはすぐにお礼を言いました
ああ、今思い出しても
申し訳なかった
この時まだ私は
巨峰 みたいな 葡萄を貰った
としか
思っていなかったのだから
萩さんの返信には
前回もらったお菓子のように独り占めしないで( ̄ー ̄💧)
家族みんなで食べてね~
と言う
長年のお付き合いならではの有り難いアドバイスと
この葡萄はルビーロマンという
石川県特産の葡萄
なのだと教えてもらいました
おお
ルビー!ロマン!
確かに
 ̄ー ̄)b!
石川県で葡萄を栽培してるなんて
知らなかった
赤く透き通る果実には宝石の名こそ相応しい
加賀藩が生み出すものは今も昔も洗錬されてるなあ
ホント指輪に出来ちゃいそうだよ
そんなことをへらへら考えていた私が
気がついたのは
果実を洗浄しようと函から取り出し、実を一つ房から外して
ひとくち食べた
その後のこと
分厚くて前歯でみ切れない!
葡萄だと思って口に放り込むと
イメージしたサイズではなくて上下の歯が届かない
この葡萄
思った以上に
一粒がすごく大きい!
巨峰の2個分?いや!枇杷くらいある?
これ・・ホントに
葡萄?
そこで私は
萩さんの返信をもう一度読み返すのです
【石川県の葡萄ですが
ほとんどの石川県民は食べてない・・・
ので贈り物に・・】
わあ、これ
もしかして
想像以上にヤバいやつだ・・?
戴いた贈り物の名を検索にかけるなど
はしたないことだと思っていたのですが
ここは敢えて
敢えて学ぶ必要がある
果たして
そこで見つけたワードは
世界一高価な葡萄
通販サイトの画像には
一房の葡萄に
8時間拘束で働く私の日当か
それ以上の価値が添えられていました
一房の
葡萄ですよ
種を取り除くストレスのない
ぷるぷるの果実
口の中いっぱいに溢れる
甘くて酸味の少ないみずみずしい果汁
どんな人工物にも成し得ない、何だろうこれ?
求める物が体内に染み入る感じ
子供の頃
・・・山の様な栗饅頭を一気に食べたいとか?
今だって
・・・いつかキルフェボンのタルトをワンホール食べたい!
とか
美味しいものを口いっぱい頬張る浴びる様な歓喜の体験をしたい
というのは人間の原始的な欲求の一つだと思いますが
それを葡萄で叶えてくれる
稀有な果実
私はつくづく学びました
無知は
罪深いこと
<物より思い出>と
まことしやかに言うCMがありましたが
それはあまり正しくなくて
物に触れることが
強烈な思い出となること
私はこの葡萄を
死ぬまで忘れないでしょう
あ、
いや?この先様々な事情で
例えうっかり忘れたとしても
きっとすぐに思い出す!
(” ̄一 ̄)q
素晴らしい体験をいただきました
今日はそんな話
〜( ̄▽ ̄)ノシ
参考資料
🍇🍇🍇
美味しいことは幸せだよ
美味しいものを頂けることも
美味しさを余すことなく感じられる健康も( ̄ー ̄)
気持ちが伝われば
直筆でなくてもいい時代になって
ほんと良かったよね
身の丈に合わない贅沢品は
別に知らなくていいと思ってるけど
やっぱり知るとうっとりよ
すごいモノを貰っちゃったよ
(~ ̄ー ̄)~
この写真しかなくて申し訳なかったのですが
これは小さく見えますよね
実物はもっと大きかったです
なんか異様な存在感がありました
これを書いて伝わらないと
萩さんにも
JA石川様にも失礼なので
割愛したのですが
誤解を恐れず言えば
葡萄のお化けみたいな
自分のデータにないスケールなのでちょつと怖かったくらいです
下関のフグが全部築地に送られて
地元の人の口に入らない
みたいな感じになっちゃってますね
萩さんもぜひ食べてください
むっちゃ美味しいのが
とてつもなく大きいのは稀有なる幸せで
多分これは
希少価値なんだと思います
山梨でも岡山でも同じ大きさ同じ味の葡萄が生まれたら
スーパーの特売日に現れる巨峰の隣に
パート時給くらいの値で
並ぶのではないてしょうか
努々
種が盗み出される事のないことを
心から祈ります
ありがとうございました
( ̄ー ̄)ノシ🍇
お礼状、書いたことないかも。
夫の職場は新人の時に「そういうの一切なし!!」だったし、転職してもお中元やお歳暮の文化がない会社だったしね。
素敵な文字で素敵な便せんにカッコいい文章で書けたらいいんだけどね・・・・・それができるのが「大人のたしなみ」なんだろうけど、そういう生活してないもんなぁ。
年取ったからってなんでも出来るようになるわけじゃないよね。
世のかなには知らない美味しいものがまだたくさんあるんだなぁ。
全体の大きさに期待はできないと思ってましたが
ここまで(贈物のスケールとして)小さいとは
指輪と張り合うしかないって(--;
モノの価値って何だろうかと、こういう時に思います。
かけた時間なのか、美味しさなのか、はたまた
数の少なさなのか、それとも他に???
でも、忘れられない味だったのなら良かったです。
一度は送りたい!って思ってたので
話題性(なのか?)ってことで(笑)
そのうち絶対に私も夫の目を盗んで
一度くらいは口に入れようと思ってます。