これは、滋賀県の日野高校の生徒さんたちが描いた「つなみてんでんこ」の紙芝居の絵の一部です。
前回紹介したあかねひつじさん著「てんでんこ」の絵本が紙芝居として広がりつつあります。
この紙芝居は高校生によって文化祭などに紙芝居として使用されたそうです。
また、社会福祉協議会のボランティアの方々からも絵本を紙芝居にして見せたいとの申し出があり、絵をコピーし大きな厚紙に貼って、学童保育の場や朝学校で15分位の時間をもらい読んで見せたりしているそうです。千葉県市原市の学校で紙芝居をした時は、あかねさんも行き直接子どもたちに話をしたそうです。
紙芝居にすることによって一度に多くの人が共通体験をすることができます。話題にもあがり易くなりますよね。
あかねさんの幼少時の経験(あかねさんのお父さんの養母の方が三陸津波で命を落としました。おとうさんが幼少期からあかねさんに語りついできたこと)が、今このような形でこれからの子どもたちに伝えられていくことは大変意義のあることだと思います。
あかねさんの思いを積極的に次代に伝えていこうとする方々がいることは心強く素晴らしいことですね。
あかねさん!素晴らしい種まきをなさいましたね。
(高校生が紙芝居の絵にはコンビニがあったりして、世代の空気感が感じられます。そんなところがこのような広がりをしていることのプラスアルファの良さですね。)