どんぐりさんから、お便りが届きました。前にお知らせしていた映画の上映会のレポートです。
では、どうぞ!!
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1月24日、都心に大雪が降った次の日だった。
中野の街は、歩道の真ん中は大勢の人が通ったので雪がなかったが、人ひとり分を外れると、雪が凍ってつるんつるんと解けてビショビショが一緒になってまあ、危ないのなんのって……。
そんな足場の悪い中を、前日の雪かきで痛い腰と膝をかばいながら歩いてたどり着いたのが、なかのZERO視聴覚ホール。映画に賛同して募金した人たちへの上映会で、首都圏で2回するうちの1回だったので、30名くらいだったろうか。多くもなく少なくもない人数だった。
私は夫と一緒だったが、中で高校時代の友と待ち合わせた。年賀状のやりとりはあったが、何十年ぶりかの再会なので、もしも顔がわからなかったらどうしようとドキドキして行ったが、人数も少なかったから、すぐ目があってわかった。よかったぁ!!
Jさんは今も元気に仕事していて忙しそうだった。
Jさん、この映画を撮った青池憲司の門脇小中学校の生徒を撮った前作も見たとのこと。さすがだ。
さて、今回の映画の前に、監督のご挨拶(写真マイクを持っているのが青池監督)。復興を撮ったのではなく、コミニティの普通の生活を撮ったのだと強調された。そのときはどういう意味かわからなかったが、映画を見たらなるほどと思った。やはりそれがもの足りなかった。私にはそれが欠点と思えた。
まあ、見てください。見ていただいて一緒に石巻を語りましょう!
映画のあと、予約していたすぐ近くの宮城漁師酒場魚谷屋に3人で行った。開店してすぐの入店だったので、お客さんがいなかったので写真を撮らせてもらったけど、スタッフの方が動いていたのでうまく撮れなかった。その日は牡蠣漁師の方が来ていたので、まず牡蠣からいただいた。
そのあと煮魚とか焼き魚とか注文して、まるまる1匹大きい魚がきておいしくいただいたのに、食べて骨だけになって気が付いた。インスタ映えとか考えて、写真撮らなければならなかったのに。
宮城の酒がずらりと並んでいた。私は日高見をいただいた。
牡蠣の酒蒸しの酒も日高見だったね。
夫は近々友だちと会うことになっているので、ここを使おうと言っていた。
私もまた石巻の人と会う時は、ぜひここにしたいと思った。
Jさんと旧交を温めて、豊かな気分になって別れた。
映画会でもらったリーフレットを紹介します。時間があったら行くつもりだけど、あなたも興味があったら行ってください。
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どんぐりさん、お疲れ様でした。本当に何年ぶりの大雪の後で、東京は慣れていないから大変でしたよね。
でも、同級生とも無事会えて良かったね。あまり変わっていなかったとのことですが、私もお会いしてみたいものです。ただ、パワフルなところは想像できますよ。
映画の方は、私は仙台での上映会かDVDでと思っていますが、ちょっと期待感が薄れたかなー...。
でも、リーフレットの中にちょっと思い当たるものを見つけました。
「東日本大震災遺児支援 カンガルーの会のチャリティイベント」の左下の写真です。
【 1 公演(対談)『百年後の命を守る』~愛すべき未来のため我が道を~ 】というテーマの
対談の方として、東松島市立第2中学校校長(ー線部分が小さくてはっきりとは読めません。)阿部(名前もよく読みとれません)× 伊藤唯(学習院女子大学1年)と書いてあります。
奥松島と学習院と聞いて先日聞いた話を思い出しました。
同級生のみなさんは、私たちが高校に入学した時の生徒会長さんを覚えていらっしゃいますか?Oさんという方です。落ちついた物腰で、穏やかな中にも凛とした気品に満ちた輝くような笑顔がとても素敵に思えて、友達と憧れたりしたものです。彼女は確か奥松島のあたりの出身でした。
2~3年前に聞いた話によると、その方が当時学習院の大学で教鞭をとっておられたとのことです。東日本大震災による奥松島の被災状況には、どんなにか心を痛めたことでしょう。
そんなご縁で実現した対談なのではないかと思ったりしました。
何はともあれ、様々な所で今も地道に被災地応援が続けられていることを改めて知りました。
そして、Jさん同級生も元気で自分の道を歩んでいることを知って心強く思いました。
どんぐりさん、お忙しいところ、お便りありがとうございました。