「佐一のおはぎ」
先日三重県で「伊勢志摩サミット」が開催されていましたが、それに先立って仙台では 5月20日にG(先進7か国)の財務相会議が仙台の秋保の「ホテル佐勘」を会場に開催されました。
開催日に向けて仙台駅ではごみ箱が撤去され、コインロッカーも使用禁止になりました。(この状態は、伊勢志摩サミットが終わる最近まで継続されていました。遠くから来た方は荷物を持って歩くのは大変ですと話していましたが、昨今の世界情勢からするとここまでしなければならないのですね。)
会議に先立って前日には国際センターで「歓迎レセプション」が行われました。その時でしょうか、仙台の名産等が紹介されていたようです。
その日同会場で高木復興相と岩手・宮城・福島の3県の知事が合同記者会見をしました。復興相からは震災の避難者の数が地震発生時の47万人から17万人以下に減ったこと、インフラの復旧がほぼ完了したことをあげ復興が着実に進んでいること、福島県の空間放射線量は多くの場所で諸外国の都市と同じ水準であると伝えられました。
達増氏は岩手の美しい自然、内堀氏は高評価を受ける福島県のお酒を、村井氏は被災地の経済再生のため企業誘致による製造業集積を進める考えを示しました。
さて、はじめの写真は秋保にある「佐一商店」で販売されている「おはぎ」です。
「佐一商店」は普通のスーパーで広さもそれほどありません。でも、その売り上げは素晴らしく、しかも販売されているお惣菜やおはぎ等は美味しくて安くて、おはぎについては、お客様が自分の孫に食べさせたいという要望に応えて作ったものだそうです。安全性も高いのです。
その商売の精神が著されている本も出版されており、その商法を学びに日本各地からかなりの数の企業から見学に訪れるというお店です。
特におはぎは有名です。お米の上の餡の量の厚さをご覧ください。本当にたっぷりです。しかも添加物は含まれておらず味も甘すぎなく小豆本来のふんわりとした優しい味です。「美味しく召し上がるようにその日の内に食べてください」とのことです。
さて、このおはぎはとても人気があり、仙台駅でも曜日限定時間限定で販売されています。
地域の名産を中心に販売している小さなお店で木・金・土限定で11時かrということなので、久しぶりに買いに行きました。
11時前から並んでいるかもしれないので、早めに行き10時過ぎにお店に着くと準備をしているところで、実際に販売が始まったのは11時でした。
私は1番に並びすぐに2番目の人が並びまた、次の人が並び...と30分以上前からどんどん並ぶ人が増え、近くの階段にも続き増えていく一方です。販売が始まったころには最後尾が見えないほどでした。やっと販売が始まる頃には予定の 2パックだけ買うのは惜しいような気持ちにがて3パックを買いました。
聞くところによると、いつも1時間もしないうちに完売するとのことでした。(その日は400パックは並んでいました。)
その他のお惣菜は直接秋保に行かなければならないようです。
アドレス
http://tanoshimutameno.com/akiu-ohagi-2857
秋保に住んでいたことがありましたが、秋保は本当に山菜が豊富なところです。
山菜取りに連れていってもらったことがありましたが、そんな時コンクリートの上に蛇が寝そべっていたのに驚いたものです。今でもいるのでしょうか?うるいやこごみその他の山菜の名前を覚えました。
東日本大震災の後、日本に来る外国人観光客は震災前より増加したと言われますが 東北地方に関しては、まだ震災前の水準に戻っていないそうです。
日本の中の東北の良さ どんな形で世界の人達に魅力を伝えていけるのでしょうか。
東北・宮城の「知る人ぞ知る」魅力を、もっと多くの人たちに知ってほしいものです。