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マイコン工作実験日記

Microcontroller を用いての工作、実験記録

着信音を用意する

2012-11-18 17:30:44 | Weblog
11月も半ばを過ぎてMaker Faire Tokyoまでの残り日数も少なくなってきました。キーパッドからの入力はできるようになったので、着信音を用意することにしました。着信音についてはWT32で生成させることもできるのですが、今回のプロジェクトでは出力が受話器のスピーカなので、鳴らしたところで気がつきません。スピーカとアンプを追加して、受話器と同時に鳴らすというのもひとつの方策ですが、今回はマイコン側に圧電スピーカを用意してあるので、マイコンのPWMを使って着信音を鳴らすことにします。

検索して見つけた効果音サンプルのベル音をダウンロード/変換して用意した8000Hz, 8bitのPCMデータを使って、圧電スピーカを鳴らしてみたものの、なんだかくぐもった音になってしまいます。PWMポートに直接圧電スピーカをつなげているだけで矩形波出力になってしまっているのが原因でしょうか。この方式ではデータサイズもネックです。8bitでも1秒近い長さだとデータ量が8KBになってしまいます。SAM3S4であれば何の問題もありませんが、フラッシュ容量が32KBしかないLPC1114では、容量の1/4をベル音データに取られてしまうのは、ちょっとツライところ。そこで、方針変更して周波数と時間を指定して生成する電子音を鳴らすことにしました。

とはいえシャレた音データを自分で作るのも大変なので、いろいろと探しまわったところarms22さんのこの記事を発見。CTU内線着信音というのも、洒落ていてイイ!  苦労して用意されたデータのようですが、周波数そのものは3種類しかないんですね。ありがたく使わせていただきました。綺麗に鳴って大満足です。