マイコン工作実験日記

Microcontroller を用いての工作、実験記録

SB1602BW

2012-11-09 22:20:17 | Weblog
前回紹介したキーパッドをちゃんと取り付け。キーパッドは裏面がシールになっており、箱や基板へ貼付けることができます。できるだけ平らな方が好ましいので、片面のB基板に貼付けました。



キーパッドまで付けると、やはり表示器が欲しくなります。そこでStrawberry LinuxのSB1602BWを付けることにしました。この液晶なら横16文字表示できますので、電話番号を表示することができます。キーパッドと比べると大きさが不釣り合いなのと、基板から頭が出てしまうのが残念なところです。



この液晶にはアイコンがいくつか用意されているので、これらを状態表示に使うことができます。現在のところ、次のように使うつもりです。

アンテナ携帯側が圏内であることを示す。
オフフック通話あるいはダイアル中であることを示す。
HFP接続があることを示す。
電池電池残量


アンテナ・アイコンは残念なことに複数のアンテナ本数を示すことができないので、信号強度までは表現できません。電池残量は、携帯側の残量を示すこともできますが、電池駆動にすれば自局側の残量を示した方が良いでしょう。後ほど、どちらにするか決めることにします。LCDの左側に青色LEDをひとつ載せてあります。これはBluetoothの接続状態表示に使うこととします。






キーパッドの基板とマイコンの本体基板を、どうやって重ねようか思案した結果、次の方法をとりました。
  • キーパッドとLCDが載る上側の基板は片面基板なので、表面実装用のピンヘッダを使用。
  • 下側基板との接続には、連結フレームを使って高さを稼ぎました。
  • 連結フレームひとつだけでは基板を固定できないので、20mmのスペーサーを4角に配置することとしました。


マイコン基板側に圧電スピーカを追加して、組み立てると立方体に近い感じでまとまりました。格好だけは整ったので、ソフトの方にとりかかることとします。