三重県いなべ市にある大安中学校 テクニカルボランティア部では
子どもたちと先生、地域の方が一体になったすばらしい森づくり活動をされています。
地域の森を手入れされている団体さんから持ち込まれた間伐材を1年間乾燥させ、
先生の指導のもとで子どもたちがベンチやいすなど木工品に加工します。
ドリルやのこぎりを使って、ひとつひとつ仕上げていきます。 高学年になるとチェーンソーも使います。
磨きをかけて最後に焼き印を押して、できあがり。 気に入ってくれたお客さんに販売します。
その収益は、開発途上国に井戸をプレゼントすることにも充てられます。去年はフィリピン、これで7基目だそうです
夏のキャンプなどでは、森に入ってチェーンソーを使って木を伐ったりもします。
「作業は『集中』が大切です。集中していればケガをしません」と 部長のO君。
子どもたち一人ひとりに気配りしながら、「居場所つくり」でもありますと先生・・・。
顧問の先生の熱意と長年の積み重ねのおかげで 森がこんなにすばらしい循環のサイクルでつながりました。
これからもこのサイクルが いきいきとつながっていきますよう・・・
忘れられない出会いとなりました。
テクボラ部のみなさん、お世話になりました。
ありがとうございました。
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