しぜん・ふしぎ・ワンダーランド

ふと、まわりの自然に 気がついたときから
ゆっくりと大きなとびらがひらかれていきます

はりんこに、会いにいく

2024-09-30 05:19:55 | 日記

はりんこ

 

 

なんて優しい可愛らしい呼び名なんでしょう。冷たい澄んだ湧水の小川に住むという。カヤネズミのような丸い巣を作るところも可愛らしい。白山市の伏流水マップを片手に美川エリアの6箇所の伏流水巡りへ。

 

昨日から、風は西へ吹いている。

金沢市から白山市へは、追い風になり田んぼのひこばえが気持ちよさそうにそよぐ。薄茶色になってきた大豆はぷっくりなサヤをふくら鈴なりにつけている、涼しい秋のサイクリング。曇り空で白山の展望は見れないけれど、湧水ポイントまでゆっくりペダルを踏んでいく。

 

 

 

 

 

 

 

 

コンコンと湧く伏水の、おいしいこと。

手にとって冷たさを感じ

口に含んでまろやかな恵みをいただく。白山からの雪解け水などが浸透し、旧手取川水系が形づくった地下の砂利層をとおって海岸地域の至るところで湧いてきた水。天然水。

そんな豊富な湧水を集めて流れる住宅地の水路。

手を浸してみた。

驚くほど冷たい水。穏やかな流れの住宅地を抜ける水路なら、水温も水質もほどほどじゃないかなと思っていたら、びっくり。

 

可愛らしい、はりんこ。

身近にいるんだね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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育む

2024-09-28 18:15:09 | 日記

鳥居をくぐり、カエデの下に彼岸花。

 

 

タネは、切り株の上に落ちたんだね。

切り株が朽ちて養分がカエデを育み、カエデは彼岸花の上に落ち葉を落とし、いずれは腐葉土となって彼岸花を育む。

 

畑のわきにお茶畑。

自家用のお茶があるっていいな。

 

 

 

杉の木の曲がりくねった山道に、ツクツクボウシが鳴いている。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

間伐されていない杉の林床には、光が届かず草も生えず、杉の木もひょろひょろなのが目立つね。

 

杉の山道もそろそろ終わりに近づいてきた。あぜ草を刈り干し草にして燃やす。ホッとする風景。

 

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わたぼうし

2024-09-27 06:58:31 | 日記

湖畔からほんのりふんわり、わたぼうし。ふわふわ、骨の秋刀魚の空へ溶けていった。

かすかに子ヤギの声がする。落石ネットの崖の上からだ。可愛らしい小さな声で鳴きながらクズの葉っぱを一枚、いちまい、モサモサ食んでいる。カモシカの子ども。

 

ネムノキは

サヤをつけ揺れている、まだ冷気が残る山影の道を上流に向かって、あるく。

 

 

 

 

 

 

 

 

特別なことは、ない、普通の風景。この風景がもっとも落ち着く。二十歳までの10年足らずの期間だったけど、少年時代を過ごさせてくれた川や杉やコナラの山。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

岩の間を激流が洗うデカい魚を取り逃したあの場所も、砂が堆積し流れが変わってしまったけれど。

あぜ草を刈る草刈機の音が、ひとつ。

 

 

この里山の

風景が続いて欲しい。

 

 

 

 

 

 

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川あそびした頃

2024-09-25 06:02:23 | 日記

冷たい、朝の空気。沢音に近づき、透きとおる水が激しく流れ、落ちていくのを眺めていた。

浸した手はハンカチ使わず振るって乾くにまかせ

 

ふとみると、

カゲロウが眠っていました。

 

 

 

 

あみとバケツを持って小川に出かけた、あの頃。

かつては、いくらでもいたミズカマキリやタイコウチ、イモリにタガメ。ゲンゴロウがいて、ドンコを掬った。ギギやカマツカばかり釣れた、川あそびが懐かしい。

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赤松が枯れても

2024-09-24 17:59:44 | 日記

湖畔に沿って散歩。

赤松の立枯れが続いている。まだ若木の赤松なのに枯れた木が乱立し、とても残念。

伐採された株には、キノコがわんさか生えているのをみつけた。枯れてもキノコが分解していずれ腐葉土になるでしょう。しぜんに還る。循環だね。

 

コサギが何かをくわえている。何を捕まえたのだろう。

手作りの鹿おどしが、カタンと音を響かせる、そんな、里山を歩いてみたよ。

 

 

 

 

 

 

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