しぜん・ふしぎ・ワンダーランド

ふと、まわりの自然に 気がついたときから
ゆっくりと大きなとびらがひらかれていきます

ものがたりを味わおう

2024-11-14 07:09:52 | 日記

地域の養鶏農家さんと水稲農家さんが取組まれてできた。ふんわりなワッフルに甘さ控えめもっちりしたクリームが、おいしい。

地域内の田畑に発酵した鶏糞を肥料として還元し、そこで育てられたお米やとうもろこし、ハトムギを鶏に与えて卵や鶏糞ができる。

 

 

 

稲刈あとの田んぼには、稲わらが残っている。稲わらをロールに巻いて牛に与えて肥育したり、発酵牛糞を田んぼに還元すると、堆肥の有機質が土づくりの働きをして健全な作物が育つ。

 

耕作に向かないトラクターが転げ落ちそうな急傾斜地や、石がゴロゴロ埋まっている土地、土がやせていたり野草や灌木が生い茂った土地は、牛を放して野草を食べさせて牛が食べ残したノイバラや木は粉砕して、牧草のタネを蒔く。

妊娠中の牛は、出産前までそういった放牧地で牧草を食べるために運動になり、丈夫な子牛を出産する。

 

センチピードグラスやトールフェスクなど牧草は、牛が落とした糞尿で育ち、牧草はまた、牛に食べられる。

 

循環。

 

イタリアンライグラスやスーダングラスなどは刈り取り、ロールに巻いてラップする。嫌気発酵させてできたサイレージは、草のない時期にも食べさせてあげられる保存食になる。

 

 

 

 

地域の資源をじょうずに利用して大切に育てられた農畜産物の、ものがたりを近くの農業祭りなどで農家さんからうかがいながら、味わってみると

とってもおいしいと思うよ。

 

 

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