鬱の薬と、目の病気。
http://www.asahi.com/articles/ASH3X5TNLH3XUHBI01N.html?ref=yahoo
副操縦士、元恋人に「いつか全てを変える」 独機墜落
ドイツ格安航空会社ジャーマンウィングス機の墜落で、同機を故意に墜落させたとされるアンドレアス・ルビッツ副操縦士(27)が、「いつか全てを変えてみせる。僕の名前を誰もが知ることになる」などと元恋人(26)に語っていたことが分かった。独大衆紙ビルトが報じた。副操縦士は勤務先への不満を募らせていたという。
独検察当局は27日、副操縦士の自宅から、墜落当日を含む一定期間、病気のため「勤務不可」を指示する医師の診断書が見つかったと発表。独メディアは副操縦士が「うつ病」などの精神疾患だったと伝えた。当局は病気の詳細は公表していないが、副操縦士が病気を会社に隠して勤務を続けていたと見ている。
ビルト紙によると、元恋人は同僚の客室乗務員で、副操縦士と昨年5カ月間交際していた。副操縦士は普段は優しかったが、仕事の話になると急変。「給料が安い」と怒りをぶちまける一方、契約が更新されるか、不安を見せていた。
突然、元恋人に怒鳴り散らしたかと思えば、トイレに長時間こもったりした。「墜落する!」と叫んで目覚める夜もあり、ある時、「いつか僕は全てを変えることをしてみせる。誰もが僕の名前を知り忘れないだろう」と語ったという。
当時、元恋人は気にもとめなかったが、墜落を知って思い出したという。
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20150329/k10010031841000.html
旅客機墜落 副操縦士は目の病気で治療か
ルビッツ副操縦士について、ドイツの複数のメディアは29日、ドイツの捜査関係者の話として、最近、目の病気となり、治療を受けていたと伝えました。
ドイツの一部のメディアによりますと、副操縦士は網膜剥離の治療を受けたとみられ、ことし6月には会社の健康診断を受診する予定だったことから、目の病気が見つかった場合はパイロットとして操縦することができなくなる可能性があったということです。
また、ドイツの検察当局が副操縦士の自宅から病気で医師の治療を受けていたことを示す文書が見つかったと発表していて、ドイツのメディアは捜査関係者の話として、副操縦士の自宅から精神的な病気のために飲む複数の薬が押収されたと伝えています。
ドイツの検察当局は引き続き副操縦士を知る関係者から話を聞くなどして、墜落の背景を捜査しています。