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落雷雨宿りで絶対に避けるべき?金属サイディングの壁をもった建物の軒下で雨宿りしてはいけない建物に落雷した場合、ほぼ外壁を伝って電気が地下に逃げようとするこのとき外壁が金属製だと受雷誘導が起きやすく、壁の近くで雨宿りしてる人を落雷電気が直撃することになる大木の幹付近もダメ
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170819-00000426-weather-soci
◆木陰に避難すれば安全はウソ
雷は高いところに落ちる性質があるので、自分よりも高い木があればそちらに雷が落ちることになります。
「じゃあ、木陰に避難すれば、自分には被害がないってこと?」と、いうわけでもないんです。
枝や幹に落ちた雷の電流を受けてしまう(側撃雷)恐れがあるので、木の高さと同じくらいの距離に離れる必要があります。
よって「木陰に避難すれば安全」はウソ。
◆金属を外せば安全はウソ
落雷は雷雲の静電気と地表の静電気の間の放電現象。雷雲が発生すると、地表付近では金属でも木でも静電気が発生します。そのため、金属を外しても安全ということではありません。
よって「金属を外せば安全」はウソ。
※同じ理由で電気を通しにくいと言われているゴム製品を身につけていても安全ではありませんので、ご注意ください。
◆屋内でも注意が必要はホント
雷に遭遇したら、一番良いのは屋内に避難すること。
ただし、家の中が100%安全かというと、そうではありません。
電源線、通信線、テレビのアンテナなどを通し、雷が家の中に侵入してくることがあります。家の中にいる時は、家電機器や壁、天井などから1m以上離れてください。
よって「屋内でも注意が必要」はホント。
◆車の中に避難すれば安全はホント
車は避難するには頼りないな…なんて思う方もいるかもしれませんが、建物がない場所では車の中が安全です。
車は表面が金属で覆われており、雷が落ちても、電気は表面を通って大地に流れていきます。そのため、中は安全となるわけですが、くれぐれも金属部分には触れないようにしてください。
よって「車の中に避難すれば安全」はホント。
◆開けた場所ではしゃがむとよいはホント
周りに避難できる建物も、車もない時は一体どうすれば良いのでしょう。「立ってると危ないから、いっそ腹ばいなればいいんじゃない?」
確かに腹ばいは身を低くすることができますが、地面との接地面積が広くなり、感電する危険性が高くなります。
避難できる場所がない時は、両足を揃えて膝を折り、上半身は前かがみで耳を塞ぐという姿勢で雷雨の通過を待った方がいいんです。
よって「開けた場所ではしゃがむとよい」はホント。
◆安全に楽しむために
夏は屋外レジャーの季節でもあり、山や海に出かける人も多くなりますよね。しかし、もしもそこで雷が発生したら?