コロナの中のオリンピック

賛否両論の中オリンピックが始まった。
１９６４年のオリンピックの映像を懐かしく見た。
高速道路の建設や多くの会場の建設ラッシュ。
随分進歩しているはずなのに同じようなことをしている。
たくさんの学習をしているはずなのに。

たくさんのアスリートの勝っても涙負けても涙の真摯な姿は昔と全く変わらない、
バラエティ番組のテレビを見る気にはならない。
番組を作るのにどれだけの労力とどれだけの努力をしているか分かっていても
オリンピックの放送にはつい見入ってしまう。
コロナのために１年延びたことがアスリートたちにどれだけ大変なことだったか。
つい彼らの親の気持ちになって、オリンピックに出られただけで充分、あなたは偉かった。
が、報道はやっぱり何色のメダルと言い募る。

コロナの患者数が増える。オリンピックパラリンピックの終わったときどうなっているのか心配は絶えない。
私たち老人はどこへも出かけず、電車にも乗らずの生活を続けている。
暑さをしのぐだけでも大変。
しばらくはクーラーをつけテレビ観戦、運動不足解消のため万歩計を付けての散歩で汗をかくのが関の山。

それにしてもワクチンをなぜオリンピックが始まる前にすべてに行き渡るようにできなかったのか。
オリンピックの開幕はずっと前から分かっていたのに。