今年初めてのタケノコが届きました

いつもの年よりずいぶん早く立派なタケノコを届けて頂きました。
本当にうれしい贈り物。山に掘りに行ってその足で持ってきてくださる春のうれしい嬉しいやまのさち。
大きな寸胴鍋で糠と鷹の爪を入れて約２時間。その場を離れると吹きこぼれては大変なので水を準備して台所仕事をしながらゆであがるのを待ちます。
竹串で刺してみてすっと通れば出来上がり。そのまま次の朝まで置きます。
竹の皮がごみ袋一杯になりごみの収集日でやれやれ。
タケノコをゆでる人の特権で「姫かわ」を集めやっぱり白みそ、練りごま、練りからしで酢味噌あえに。
１本のタケノコから少ししか集められない姫かわ。貴重品です。
たけのこご飯はもち米を少し入れ炊き、硬いところは薄味で圧力鍋でしっかり炊いておくと何にでも使えます。
柔らかい部分はわかめと「わかたけ」に。わかめとの相性は抜群で何とも美味しいもの。
固い部分は細かく刻んでシュウマイや肉団子に。てんぷらも青椒肉絲も。
次々と料理が浮かんでさあ何にしようか迷います。
よくぞ日本に生まれけりですね。

タケノコはイノシシやシカの大好物で美味しい部分をよく知っていて人間と競争になるのだとか。
タケノコ堀もたいへんだろうに、ゆでるのが大変とあまり喜ばれない人もいるとか。
お店で売っているのは時間が過ぎて固くなって美味しくない。というかもう長い間掘りたてのタケノコしか食べたことがない。
初物を食べると３年長生きするとか。あんまり長生きはしたくないけれど季節の旬のものをこのように楽しめるのは何とも幸せなこと。

山の花をたくさん持ってきてくださった。
玄関が一度に華やかに。花の名前を知らなくてスマホで調べたら「西洋ハナズオウ」と分かった。花桃や木蓮も。

歯医者さん通いもあと２,３回で終わりそう。ようやく本歯が入った。
きれいにそろった歯が入って死ぬまで大事にしないと。
健康保険のおかげで（結構後期高齢者保健代も高いけれど）少しのお金で治療してもらえた。
これからも悪くなってしまってからではなく早め早めに治療したい。

歯のおかげで美味しいタケノコが食べられる。