チョン・ダビン

韓国のドラマの中でも
明るくてちょっとロマンスもあって
でも現実味にあふれた作品
「屋根部屋のネコ」
原題は「屋上部屋のネコ」
屋上に増設された小屋で暮らすカップルのお話

ひょんなことから
キム・レウォンと同居するようになった
主役の女の子がチョン・ダビンだった

かわいくて勝ち気で
自分の意見を堂々と言って
エリートな上司が言い寄ってきても
スカッと断る男勝りな性格の役

「エリート上司のイ・ヒョヌにしとけばいいのに」とか
勝手なことを思いながら毎週見てた

レウォンが他の女の子と
美味しいものを食べに行ったことへの腹いせに
ダビンがＳＰＡＭをひと缶
スプーンで食べてしまうシーンがあった
それを知ったレウォンが
「なんで食べてしまったんだ」となじるのだけど

ＳＰＡＭって私だけじゃなく
ドラマに出てくるような人の生活でも
高価なんだなーと
妙に共感して嬉しかった思い出

いつでも元気なキャラで
お茶の間を明るくしてくれたダビン

これからいろんな経験をして
また別の作品で
違う角度の顔も見せるのかと思ってた

でも
チョン・ダビンの代表作はそれだと
確定してしまった

この世を去ってしまったから

原因は今 捜査中
他殺の疑いもあるらしい

でも自殺はイカンヨ

自殺するくらいなら
生まれてくるんじゃない

それでも生まれてしまった以上は
覚悟を決めて生き抜かなきゃ

どんな無様な姿をさらしても
それでも生き抜かなきゃ

苦悩こそ人生の最上のスパイスだったって
あとで分かるときが来るから

と
ついでに自分も励ましてみる