ジャネーの法則
ジャネーの法則とは、「光陰こういん矢の如し」のようなものです。
分かりやすく言うと
「年をとるほど時間が経つのが早く感じられる」
という現象を数式化したものです。
19世紀の心理学者、ポール・ジャネー(1823 - 1899)の考えた仮説で、
甥のピエール・ジャネーが紹介した法則ですが、
みんな感じていることなので、けっこう受け入れられています。
あなたの人生はどのくらい早く終わるのでしょうか?
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ジャネーの法則とは、
「記憶される年月の長さは、生活年齢に反比例して、
年少者にはより長く、年長者では短く感じる」
ことを言います。
簡単に言えば、若ければ若いほど時間の経過は遅く感じ、
年を取れば取るほど時間の経過が早いということです。
このジャネーの法則は、私たちの人生に大きな影響を与えています。
たとえば1歳のときの1年間を基準とすると、
2歳のときの1年間は、2倍早く感じます。
5歳になると5倍早く感じ、
10歳になると10倍です。
そう言われて見れば、小学校の頃は時間が経つのがゆっくりで、
学校が終わって昼過ぎに家に帰ってきても、
思い切り外で遊んで、まだ夕方でした。
そのあとテレビをたくさん見たりしても、
夜9時には寝られました。
それがだんだん時間が経つのが早くなり、
大人になると1日はあっという間です。
まったく時間が足りません
30歳、40歳と時間の経つ早さはどんどん速まって行き、
あっという間に80歳になって人生終わります。
「光陰矢の如し」の矢は、
実はロケットエンジン付きのミサイルのようなもので、
飛んでいるうちにどんどん加速していくのです。
【ジャネーの法則を活用するヒント】
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