マニフィカ カンタービレ声楽教室
※閲覧上のご注意:表現方法の違いがあったり、私個人に対するレッスン内容なので万人に共通する内容ではありません。
同じことを言っても言葉というのは時として180度ま逆のことを意味することもありますので、その辺りはご了承の上でご覧下さい。
注意:今日は長いよ(Mixiのマイミクさん対象に書いた文章で、臨場感を欠きたくないので崩したままで載せています。ご了承下さい。)
実は昨日から熱が出たり、胃の調子がかなりおかしくなったりで、そんな中でのレッスンでした。
しかもその前に他の生徒さんのレッスンも見学しました。
一人目は女性ですが、二人目はなんと男性!!
びっくりしません?!
女性である先生が男性を教えるなんて!
でも驚いてきいてみたら、発声は一緒だから問題ない、ですって。
彼は勉強を始めて一年目なので、もっとうまくなれば表現などを男性の先生について
学ばなければならないと思いますが、確かにレッスンからなんの問題も感じられませんでした。
(田舎だから男性の先生が見つからなかったのかしら?)
女性の方は残念ながら今日はかなりお疲れのようで、感想は次に聞けた時に書きたいと思います。
で、男性の方ですが何を歌ったと思います?
「星は光りぬ」
ここでまた聴くことになるとは思いませんでしたが、彼の方が声の質などず~っと良かったです、私的には。
(このレッスンの前に丁度オペラを見たばかりだったのですが、その時に歌われた「星は光りぬ」よりもいいという意味です。)
で、実は私、男性のオペラのレッスンを聴くのは初めてだったのです。
(女性のレッスンは山程見てきましたが…)
「いい曲だ~☆」って今まで聴いてきた訳ですが、これ程大変だとは思っていなかった。
男性の皆さんはすごい頑張って歌ってきたんだね。
これってまさに緊張の連続って感じですよね。
しかしまあ、いい曲だ~
ちなみにレッスン中に先生も歌ったてたんですがうまいよ~(笑)
女性が歌ってもこんなに聴かせるもんなのかって正直思いました。
で、こうしてたくさんの色々なレッスンを見せてもらう理由は自分自身の向上は当然ながら、先生のレッスン運び、または言葉遣い等を学ぶためでもありました。
先生に私がベルカントを日本にもっと広めたいと思っている旨を伝えていたので、こういう時間を作ってくれたんです。
先生と色々お話しましたが、本当に親切な方で(日本の「優しい」の捕らえ方とちょっと違う気がするんです…)
先生と出会えたことは幸運以外の何者でもないとひしひしと感じています。
で、私は先日世界的なオペラ歌手の歌も目の前1メートルで見てきて、そして今日は勉強中の生徒のレッスンも見ました。
これってすっごい比較ができたんですよね~。
今日の日記はそれを反映させたいと思います!
私のレッスン内容と共に書きていきます。
毎度同じようなことの繰り返しですが大丈夫ですか?
まず「ん~」の発声。
これの注意点は小さく出すこと。
大きく出したくなるんですが…piccolo piccolo.
これも比較しました。
やはり先生達の場合は場所が決定的に「上」ですね。
点も確実にはっきりしたところを捉えています。
生徒さん達の方があいまいで範囲が広いんです。
たぶんfiatoして(息して)支える、この準備も甘いんじゃないかと思います。
で、点を捉えた後で完全に外に抜けている。
私達はまだ片足が残っているって感じがします。
次に口を開けての発声。
「MI→O」
どうしてもやってしまいがちなのが、あごっていうか、骸骨を想像したとき、あごの根っこからパカパカ開きますよね?
あんな感じで落ちてしまう時は最悪です。(下に開けすぎというか…)
女性の生徒さんが今回はこれにかなりなってました。
すると前に響かないで、音を飲み込んだような音になります。
もしかするとあごに力が入るタイプの方はこれかもしれないですね。
あくまで空間(Spazzio)は上に。
で、MIからOに移動する時に、「同じ位置(Punto)で」っていうのは当たり前のように皆さんも言われていると思いますが、
「やっているつもりなのに…」って感じる時には鏡を見てみて下さい。
「i」のPuntoから口自体が下がってる場合があります。
(Non devi andare giu`.って感じです。)
次にこんなパッセージをしました。
ソファミレドーソード。
これは最初のポイントと「ド」に来たときは高い位置を保っていること。
「ソ」に跳躍するときにはgiu`(下に)、そして最後の「ド」でも高い位置で。
正直これを文章にするのが難しい…。
でも、とにかくおっこちないで。
Spazzioもしっかり…。
次はアジリタです。
一応書いてみます。五線譜じゃないのでかなり見にくいと思いますが。
ド、ドレミ、ミファソ、ソラシドレミファ、ファミレ、レドシ、シラソファミレド(fiato)
ドレミ、ミファソ、ソラシドレミファソファミレミレドシドシラソファミレドー
面白いですよ~これ。
意識としては「Ferma」。
上がったり下がったりするけど、Ferma(動かないで)
後は一つ一つ歌わないこと。
最後に曲。Sposa son disprezzataです。
毎度同じことを言ってますが楽譜がないといいにくい。
何かいい方法があればいいんですが。
あったら教えて下さいませ☆
とりあえず感想だけ。
昔うたったことのある歌ですが、こんなに自分自身の気持ちも変わるもんなんだな~と思いました。
あまりご飯が食べられなかったため、最後はエネルギー切れでしたが、とにかく今日も大満足のレッスンでした!
こういう時、やっぱり私って歌が好きだって思います。
しかしまあ、オペラ歌手の二人と自分を比較してみて思うのは、先に書いたことと被りますが位置がまだまだ甘い。
お二人の方が「点」「場所」「空間」に厳しい。
私はまだまだ甘い
だけど先生の教え方はすごくわかりやすいです。
とても褒めて頂いていて、先生は「(私の進歩に対して)私も嬉しい。」とも言ってくれます。
もちろん私のことなので素直に受け取ってますが(笑)
私がこの先生に対して思うのは、すでにどういう道筋を立てて組み立てていけば生徒にとってテクニックを体に染み込ませやすいかを
かなり分析している気がするんです。
分析をどの先生もしていて当然かもしれませんが、私は自分も歌えて、でも教えるのもここまで上手という先生はとても珍しいと思います。
そのせいでかなり授業の内容を飲み込みやすいのも事実です。
どこかの日記で書いたかもしれませんが、先生がこの9月に来日し、声楽のマスターコースを教えられるのですが、本当に彼女に習った生徒さんは満足できるだろうという気持ちがより一層高まりました。
マスターコースの後のコンサートでたぶん先生も歌うと思うので、お近くの方はよかったら聴いてみて下さい。
声楽を勉強されている方には受講や聴講をほんとにお勧めします♪
ほ~んとみんなにもこの感じを感じさせてあげたいって思います
宣伝のようになってしまいますが、見学して頂けるとどれだけ濃い内容のレッスンが理解して頂けると思いますので、私の先生のレッスンに関心のある方は一度お越し頂きたいなぁと思います。
~マニフィカグループからのお知らせ~
[大阪]第4回声楽プレミアムマスターコース受講生・公開レッスン見学希望者同時募集!!
イタリアで活躍するオペラ歌手Maddalena Calderoniによる声楽プレミアムマスターコースを開催致します。7割以上の方が繰り返し受講されている声楽のマスターコースです。イタリアの技術を学びたい、自分の可能性を伸ばしたい方は是非ご参加下さい。ホームページで受講生の声やレッスン風景もご覧頂けます。
⇒こちらをクリック
[開催期間]
平成23年2月5日(土)~13日(日)
・グループレッスン:5日(土)・6日(日)・12日(土)・13日(日)
・プライベートレッスン:7・8・9日いずれか一日を選択 (プライベートレッスンは非公開です。)
[募集期間]
受講生:平成22年11月25日(木)~平成23年1月24日(月)
公開レッスン見学希望者:平成22年12月1日(水)~平成23年2月3日(水)
(期日までに募集定員を満たした場合にはその時点で募集を打ち切ります。)
[会場]
大阪・京橋
[当マスターコースの狙い]
声楽の技術を完成させるためのこのマスタークラスはオペラの声楽技術における表現の可能性を掘り下げることを狙いとしています。各生徒は3~4曲を用意し、講師はその中から生徒の能力に見合ったものを選び、コースではその曲を学びます。尚、今回より選抜コース(専門技術取得の資質がある方やプロ・プロを目指す方が対象)と一般コースに分けて受講生の募集を行い、より多くの方が受講しやすい形になりました。
お問い合わせ・詳細はこちらをご覧下さい。⇒こちらをクリック
主催:マニフィカ ラ・ムージカ♪
後援:在大阪イタリア総領事館 イタリア文化会館
※閲覧上のご注意:表現方法の違いがあったり、私個人に対するレッスン内容なので万人に共通する内容ではありません。
同じことを言っても言葉というのは時として180度ま逆のことを意味することもありますので、その辺りはご了承の上でご覧下さい。
注意:今日は長いよ(Mixiのマイミクさん対象に書いた文章で、臨場感を欠きたくないので崩したままで載せています。ご了承下さい。)
実は昨日から熱が出たり、胃の調子がかなりおかしくなったりで、そんな中でのレッスンでした。
しかもその前に他の生徒さんのレッスンも見学しました。
一人目は女性ですが、二人目はなんと男性!!
びっくりしません?!
女性である先生が男性を教えるなんて!
でも驚いてきいてみたら、発声は一緒だから問題ない、ですって。
彼は勉強を始めて一年目なので、もっとうまくなれば表現などを男性の先生について
学ばなければならないと思いますが、確かにレッスンからなんの問題も感じられませんでした。
(田舎だから男性の先生が見つからなかったのかしら?)
女性の方は残念ながら今日はかなりお疲れのようで、感想は次に聞けた時に書きたいと思います。
で、男性の方ですが何を歌ったと思います?
「星は光りぬ」
ここでまた聴くことになるとは思いませんでしたが、彼の方が声の質などず~っと良かったです、私的には。
(このレッスンの前に丁度オペラを見たばかりだったのですが、その時に歌われた「星は光りぬ」よりもいいという意味です。)
で、実は私、男性のオペラのレッスンを聴くのは初めてだったのです。
(女性のレッスンは山程見てきましたが…)
「いい曲だ~☆」って今まで聴いてきた訳ですが、これ程大変だとは思っていなかった。
男性の皆さんはすごい頑張って歌ってきたんだね。
これってまさに緊張の連続って感じですよね。
しかしまあ、いい曲だ~
ちなみにレッスン中に先生も歌ったてたんですがうまいよ~(笑)
女性が歌ってもこんなに聴かせるもんなのかって正直思いました。
で、こうしてたくさんの色々なレッスンを見せてもらう理由は自分自身の向上は当然ながら、先生のレッスン運び、または言葉遣い等を学ぶためでもありました。
先生に私がベルカントを日本にもっと広めたいと思っている旨を伝えていたので、こういう時間を作ってくれたんです。
先生と色々お話しましたが、本当に親切な方で(日本の「優しい」の捕らえ方とちょっと違う気がするんです…)
先生と出会えたことは幸運以外の何者でもないとひしひしと感じています。
で、私は先日世界的なオペラ歌手の歌も目の前1メートルで見てきて、そして今日は勉強中の生徒のレッスンも見ました。
これってすっごい比較ができたんですよね~。
今日の日記はそれを反映させたいと思います!
私のレッスン内容と共に書きていきます。
毎度同じようなことの繰り返しですが大丈夫ですか?
まず「ん~」の発声。
これの注意点は小さく出すこと。
大きく出したくなるんですが…piccolo piccolo.
これも比較しました。
やはり先生達の場合は場所が決定的に「上」ですね。
点も確実にはっきりしたところを捉えています。
生徒さん達の方があいまいで範囲が広いんです。
たぶんfiatoして(息して)支える、この準備も甘いんじゃないかと思います。
で、点を捉えた後で完全に外に抜けている。
私達はまだ片足が残っているって感じがします。
次に口を開けての発声。
「MI→O」
どうしてもやってしまいがちなのが、あごっていうか、骸骨を想像したとき、あごの根っこからパカパカ開きますよね?
あんな感じで落ちてしまう時は最悪です。(下に開けすぎというか…)
女性の生徒さんが今回はこれにかなりなってました。
すると前に響かないで、音を飲み込んだような音になります。
もしかするとあごに力が入るタイプの方はこれかもしれないですね。
あくまで空間(Spazzio)は上に。
で、MIからOに移動する時に、「同じ位置(Punto)で」っていうのは当たり前のように皆さんも言われていると思いますが、
「やっているつもりなのに…」って感じる時には鏡を見てみて下さい。
「i」のPuntoから口自体が下がってる場合があります。
(Non devi andare giu`.って感じです。)
次にこんなパッセージをしました。
ソファミレドーソード。
これは最初のポイントと「ド」に来たときは高い位置を保っていること。
「ソ」に跳躍するときにはgiu`(下に)、そして最後の「ド」でも高い位置で。
正直これを文章にするのが難しい…。
でも、とにかくおっこちないで。
Spazzioもしっかり…。
次はアジリタです。
一応書いてみます。五線譜じゃないのでかなり見にくいと思いますが。
ド、ドレミ、ミファソ、ソラシドレミファ、ファミレ、レドシ、シラソファミレド(fiato)
ドレミ、ミファソ、ソラシドレミファソファミレミレドシドシラソファミレドー
面白いですよ~これ。
意識としては「Ferma」。
上がったり下がったりするけど、Ferma(動かないで)
後は一つ一つ歌わないこと。
最後に曲。Sposa son disprezzataです。
毎度同じことを言ってますが楽譜がないといいにくい。
何かいい方法があればいいんですが。
あったら教えて下さいませ☆
とりあえず感想だけ。
昔うたったことのある歌ですが、こんなに自分自身の気持ちも変わるもんなんだな~と思いました。
あまりご飯が食べられなかったため、最後はエネルギー切れでしたが、とにかく今日も大満足のレッスンでした!
こういう時、やっぱり私って歌が好きだって思います。
しかしまあ、オペラ歌手の二人と自分を比較してみて思うのは、先に書いたことと被りますが位置がまだまだ甘い。
お二人の方が「点」「場所」「空間」に厳しい。
私はまだまだ甘い
だけど先生の教え方はすごくわかりやすいです。
とても褒めて頂いていて、先生は「(私の進歩に対して)私も嬉しい。」とも言ってくれます。
もちろん私のことなので素直に受け取ってますが(笑)
私がこの先生に対して思うのは、すでにどういう道筋を立てて組み立てていけば生徒にとってテクニックを体に染み込ませやすいかを
かなり分析している気がするんです。
分析をどの先生もしていて当然かもしれませんが、私は自分も歌えて、でも教えるのもここまで上手という先生はとても珍しいと思います。
そのせいでかなり授業の内容を飲み込みやすいのも事実です。
どこかの日記で書いたかもしれませんが、先生がこの9月に来日し、声楽のマスターコースを教えられるのですが、本当に彼女に習った生徒さんは満足できるだろうという気持ちがより一層高まりました。
マスターコースの後のコンサートでたぶん先生も歌うと思うので、お近くの方はよかったら聴いてみて下さい。
声楽を勉強されている方には受講や聴講をほんとにお勧めします♪
ほ~んとみんなにもこの感じを感じさせてあげたいって思います
宣伝のようになってしまいますが、見学して頂けるとどれだけ濃い内容のレッスンが理解して頂けると思いますので、私の先生のレッスンに関心のある方は一度お越し頂きたいなぁと思います。
~マニフィカグループからのお知らせ~
[大阪]第4回声楽プレミアムマスターコース受講生・公開レッスン見学希望者同時募集!!
イタリアで活躍するオペラ歌手Maddalena Calderoniによる声楽プレミアムマスターコースを開催致します。7割以上の方が繰り返し受講されている声楽のマスターコースです。イタリアの技術を学びたい、自分の可能性を伸ばしたい方は是非ご参加下さい。ホームページで受講生の声やレッスン風景もご覧頂けます。
⇒こちらをクリック
[開催期間]
平成23年2月5日(土)~13日(日)
・グループレッスン:5日(土)・6日(日)・12日(土)・13日(日)
・プライベートレッスン:7・8・9日いずれか一日を選択 (プライベートレッスンは非公開です。)
[募集期間]
受講生:平成22年11月25日(木)~平成23年1月24日(月)
公開レッスン見学希望者:平成22年12月1日(水)~平成23年2月3日(水)
(期日までに募集定員を満たした場合にはその時点で募集を打ち切ります。)
[会場]
大阪・京橋
[当マスターコースの狙い]
声楽の技術を完成させるためのこのマスタークラスはオペラの声楽技術における表現の可能性を掘り下げることを狙いとしています。各生徒は3~4曲を用意し、講師はその中から生徒の能力に見合ったものを選び、コースではその曲を学びます。尚、今回より選抜コース(専門技術取得の資質がある方やプロ・プロを目指す方が対象)と一般コースに分けて受講生の募集を行い、より多くの方が受講しやすい形になりました。
お問い合わせ・詳細はこちらをご覧下さい。⇒こちらをクリック
主催:マニフィカ ラ・ムージカ♪
後援:在大阪イタリア総領事館 イタリア文化会館