マニフィカ カンタービレ声楽教室
※閲覧上のご注意:表現方法の違いがあったり、私個人に対するレッスン内容なので万人に共通する内容ではありません。
同じことを言っても言葉というのは時として180度ま逆のことを意味することもありますので、その辺りはご了承の上でご覧下さい。
6回目のレッスンです☆ (5回目は飛んでしまったようです。)
今回はアジリタから始まりました。
(1)ドレミファソファミレド×2
一回目はi、二回目はoの発音です。
私のやりがちな癖というのは下方に空間を開けてしまいがちなので、このアジリタでも、「Solo sopra!(上だけ!)」とか「Non troppo O!(Oとし過ぎない!)」と言われたりします。
で、出だしの音やiの発音で気をつけるのは、「Non spingere(押さないで)!」ということ。
Oの発音は先ほどの繰り返しになりますが、
「Non cadere!(落とさないで!)」
「Non andare dietro!(後ろに行かないで!)」
これは「私もよく言われるよ~」なんていう声もよく聞くのですが、私も言われてます・汗
「Non perdere il punto che nasce il suono!(音が生まれるポイントを見失わないで!)」
その他では、行きは結構気をつけて発声しているにも関わらず、下りてくる時に落ちてしまった場合にはこんな風に言われました。
「L'ultimo suono e` come primo.Devi entrare!(最後の音は初めの音のように出しなさい。(最後の音は)入るように!)」
※イタリア語が間違ってたらごめんなさいね~・汗
言われたことを私が思い出して作っている文もあります☆
(2)ドミソドシソファレド
最初の「ドミ」にあたる音をiで、後はoで発音します。
ここでの注意点はiに対して「Non spingere!(押さないで!)」ってことです。
どんだけ私は押してしまっているのでしょうか…。
こんな風にも比喩されました。
「come fumo di camino(暖炉から出る煙みたいに)」
上に上にってことですね。
次に第三音にあたる「ソ」の時点でMAXに開ける。
Gra~ndeって感じです。(grande=大きい)
で、ですね、こんなことを言われましたよ。
「声を前に!」って言われた経験がある方が多いと思います。
私も例に漏れず言われまくりました。
しかし今回、私は全然違うことを言われました。
(ご注意下さい。前に出さないといけない方も絶対いると思います。
この場合、私の現在の声に対するレッスンでの言葉です。)
「Non fare voce avanti!E` gia avanti.(声を前に出さないで!すでに前に出てるから。」
先生的には「前」ということによって、「より押してしまう」効果があると考えいらっしゃって、むしろ「上」という感覚を持つことが大切だと考えられているようです。(Mirella Freniも同じことを言っていたそうです。)
少なくとも私には「上」という感覚をもっと持つことが必要だと思います。
で、どんどん高音になるに従い、ついつい押しがちですが
そこはこんな想像をしろと言われました。
ストローのさきっぽに小さなバスケットが付いていて、息をぷ~っとするとバスケットの中の小さいボールが浮くっていうおもちゃがありますよね?わかりますか?
この小さなボールが声だ、というんです。
ん~、確かに先生の声もこんな感じだな…。
でも押したくなるんだよ(苦笑)
…とにかく練習だな(苦笑)
(3)ドミソドミソファレシソファレド×2
一回目はレガート
二回目がスタッカート
毎回書くことが増えていくと感じるのは私だけでしょうか…。
まだ発声の段階です・汗
これは全ての音が「tutto vicino(全部が近くにあると思って)」ということ。
高音になるほど、仕事がいっぱいって感じになりますが、あくまで簡単に…
スタッカートは常に「ほっほっほ」という感じで
上方向に開ける。
決して押さないこと。
これがここってとこにこないと美しくない。
針の穴のようですね。
で、私的にはAsより上辺りにきたら、後ろ方向の空間が
すごく大事になってきます。
ここが開かなきゃなんかおかしい。
しっかり開いている時は声が違います。
この後、コンコーネ25番の3番を歌いました。
跳躍音程の多いこの曲でのポイントはフレーズの最高音の
一つ前ですでに空間を開けておくこと。
最高音を出すときに大きな動きをするのではなく「ピノッキオの鼻が伸びる」イメージを持つ、ということを言われました。
なんかこういうかわいい表現をされるとリラックスのできるし、そして言われたこともできてしまう私です・笑
で、この後Don PasqualeのNorinaを歌いました。
今日はすでに長くなっているので詳しくは次の機会に書いていきたいと思っていますが、自分で思ったのは、もっと感覚をごろっと変えてしまわないと、ということでした。
「私が思っているより」というのがキーワードのような気がします。
ん~、これについてはもう少し自分の中でも
吟味してみたいと思っています!
~マニフィカグループからのお知らせ~
[大阪]第4回声楽プレミアムマスターコース受講生・公開レッスン見学希望者同時募集!!
イタリアで活躍するオペラ歌手Maddalena Calderoniによる声楽プレミアムマスターコースを開催致します。7割以上の方が繰り返し受講されている声楽のマスターコースです。イタリアの技術を学びたい、自分の可能性を伸ばしたい方は是非ご参加下さい。ホームページで受講生の声やレッスン風景もご覧頂けます。
⇒こちらをクリック
[開催期間]
平成23年2月5日(土)~13日(日)
・グループレッスン:5日(土)・6日(日)・12日(土)・13日(日)
・プライベートレッスン:7・8・9日いずれか一日を選択 (プライベートレッスンは非公開です。)
[募集期間]
受講生:平成22年11月25日(木)~平成23年1月24日(月)
公開レッスン見学希望者:平成22年12月1日(水)~平成23年2月3日(水)
(期日までに募集定員を満たした場合にはその時点で募集を打ち切ります。)
[会場]
大阪・京橋
[当マスターコースの狙い]
声楽の技術を完成させるためのこのマスタークラスはオペラの声楽技術における表現の可能性を掘り下げることを狙いとしています。各生徒は3~4曲を用意し、講師はその中から生徒の能力に見合ったものを選び、コースではその曲を学びます。尚、今回より選抜コース(専門技術取得の資質がある方やプロ・プロを目指す方が対象)と一般コースに分けて受講生の募集を行い、より多くの方が受講しやすい形になりました。
お問い合わせ・詳細はこちらをご覧下さい。⇒こちらをクリック
主催:マニフィカ ラ・ムージカ♪
後援:在大阪イタリア総領事館 イタリア文化会館
※閲覧上のご注意:表現方法の違いがあったり、私個人に対するレッスン内容なので万人に共通する内容ではありません。
同じことを言っても言葉というのは時として180度ま逆のことを意味することもありますので、その辺りはご了承の上でご覧下さい。
6回目のレッスンです☆ (5回目は飛んでしまったようです。)
今回はアジリタから始まりました。
(1)ドレミファソファミレド×2
一回目はi、二回目はoの発音です。
私のやりがちな癖というのは下方に空間を開けてしまいがちなので、このアジリタでも、「Solo sopra!(上だけ!)」とか「Non troppo O!(Oとし過ぎない!)」と言われたりします。
で、出だしの音やiの発音で気をつけるのは、「Non spingere(押さないで)!」ということ。
Oの発音は先ほどの繰り返しになりますが、
「Non cadere!(落とさないで!)」
「Non andare dietro!(後ろに行かないで!)」
これは「私もよく言われるよ~」なんていう声もよく聞くのですが、私も言われてます・汗
「Non perdere il punto che nasce il suono!(音が生まれるポイントを見失わないで!)」
その他では、行きは結構気をつけて発声しているにも関わらず、下りてくる時に落ちてしまった場合にはこんな風に言われました。
「L'ultimo suono e` come primo.Devi entrare!(最後の音は初めの音のように出しなさい。(最後の音は)入るように!)」
※イタリア語が間違ってたらごめんなさいね~・汗
言われたことを私が思い出して作っている文もあります☆
(2)ドミソドシソファレド
最初の「ドミ」にあたる音をiで、後はoで発音します。
ここでの注意点はiに対して「Non spingere!(押さないで!)」ってことです。
どんだけ私は押してしまっているのでしょうか…。
こんな風にも比喩されました。
「come fumo di camino(暖炉から出る煙みたいに)」
上に上にってことですね。
次に第三音にあたる「ソ」の時点でMAXに開ける。
Gra~ndeって感じです。(grande=大きい)
で、ですね、こんなことを言われましたよ。
「声を前に!」って言われた経験がある方が多いと思います。
私も例に漏れず言われまくりました。
しかし今回、私は全然違うことを言われました。
(ご注意下さい。前に出さないといけない方も絶対いると思います。
この場合、私の現在の声に対するレッスンでの言葉です。)
「Non fare voce avanti!E` gia avanti.(声を前に出さないで!すでに前に出てるから。」
先生的には「前」ということによって、「より押してしまう」効果があると考えいらっしゃって、むしろ「上」という感覚を持つことが大切だと考えられているようです。(Mirella Freniも同じことを言っていたそうです。)
少なくとも私には「上」という感覚をもっと持つことが必要だと思います。
で、どんどん高音になるに従い、ついつい押しがちですが
そこはこんな想像をしろと言われました。
ストローのさきっぽに小さなバスケットが付いていて、息をぷ~っとするとバスケットの中の小さいボールが浮くっていうおもちゃがありますよね?わかりますか?
この小さなボールが声だ、というんです。
ん~、確かに先生の声もこんな感じだな…。
でも押したくなるんだよ(苦笑)
…とにかく練習だな(苦笑)
(3)ドミソドミソファレシソファレド×2
一回目はレガート
二回目がスタッカート
毎回書くことが増えていくと感じるのは私だけでしょうか…。
まだ発声の段階です・汗
これは全ての音が「tutto vicino(全部が近くにあると思って)」ということ。
高音になるほど、仕事がいっぱいって感じになりますが、あくまで簡単に…
スタッカートは常に「ほっほっほ」という感じで
上方向に開ける。
決して押さないこと。
これがここってとこにこないと美しくない。
針の穴のようですね。
で、私的にはAsより上辺りにきたら、後ろ方向の空間が
すごく大事になってきます。
ここが開かなきゃなんかおかしい。
しっかり開いている時は声が違います。
この後、コンコーネ25番の3番を歌いました。
跳躍音程の多いこの曲でのポイントはフレーズの最高音の
一つ前ですでに空間を開けておくこと。
最高音を出すときに大きな動きをするのではなく「ピノッキオの鼻が伸びる」イメージを持つ、ということを言われました。
なんかこういうかわいい表現をされるとリラックスのできるし、そして言われたこともできてしまう私です・笑
で、この後Don PasqualeのNorinaを歌いました。
今日はすでに長くなっているので詳しくは次の機会に書いていきたいと思っていますが、自分で思ったのは、もっと感覚をごろっと変えてしまわないと、ということでした。
「私が思っているより」というのがキーワードのような気がします。
ん~、これについてはもう少し自分の中でも
吟味してみたいと思っています!
~マニフィカグループからのお知らせ~
[大阪]第4回声楽プレミアムマスターコース受講生・公開レッスン見学希望者同時募集!!
イタリアで活躍するオペラ歌手Maddalena Calderoniによる声楽プレミアムマスターコースを開催致します。7割以上の方が繰り返し受講されている声楽のマスターコースです。イタリアの技術を学びたい、自分の可能性を伸ばしたい方は是非ご参加下さい。ホームページで受講生の声やレッスン風景もご覧頂けます。
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[開催期間]
平成23年2月5日(土)~13日(日)
・グループレッスン:5日(土)・6日(日)・12日(土)・13日(日)
・プライベートレッスン:7・8・9日いずれか一日を選択 (プライベートレッスンは非公開です。)
[募集期間]
受講生:平成22年11月25日(木)~平成23年1月24日(月)
公開レッスン見学希望者:平成22年12月1日(水)~平成23年2月3日(水)
(期日までに募集定員を満たした場合にはその時点で募集を打ち切ります。)
[会場]
大阪・京橋
[当マスターコースの狙い]
声楽の技術を完成させるためのこのマスタークラスはオペラの声楽技術における表現の可能性を掘り下げることを狙いとしています。各生徒は3~4曲を用意し、講師はその中から生徒の能力に見合ったものを選び、コースではその曲を学びます。尚、今回より選抜コース(専門技術取得の資質がある方やプロ・プロを目指す方が対象)と一般コースに分けて受講生の募集を行い、より多くの方が受講しやすい形になりました。
お問い合わせ・詳細はこちらをご覧下さい。⇒こちらをクリック
主催:マニフィカ ラ・ムージカ♪
後援:在大阪イタリア総領事館 イタリア文化会館