宇宙(そら)は家

宇宙(そら)へ還ろう! 
五井先生は、両手を
広げて待って
いらっしゃいます。
(リンクフリー)

業想念から 光にかえてゆく祈り

2023-01-10 10:47:59 | 祈り
自分の身を捨てる、捨身ということは、
これはたやすくできません。
ですから、昔から神仏のこころという
ものに導かれて発心した人々は、大変な
修行をしたのです。

ところが、現代のこの世の中で、妻や
子がいるのに、家庭があるのに、仕事が
あるのにそれを捨てて神仏の世界に入って
ゆくということは、これは大変です。
昔よりももっと大変でしょう。
昔、人々がなぜそれ程の修行をしたか
といえば、神仏の光を素直に受けるため、
無になり、空になるためだったのです。
実際、人間の実相、真実の姿は、神仏の
光そのものなのでして、我々の裡に
かがやくこの光のいのちを、確かに、我々
自身のものとしてとらえるには、私の
申し上げている消えてゆく姿で世界平和の
祈りをとなえて下さる、これがもっとも
近道なのであります。

なぜならば、この祈りは、私どもを
すべての業想念から解放し、光にかえて
ゆく祈りだからであります。
自分を解き放つとともに、あなたのまわりを
解き放つ祈りだからであります。
世界平和の祈りは理論ではありません。
学問でもありません。
それは真実であります。
すべての宗教は、人間の真実を追求して
ゆくべき筈のものでありますが、特に、
私どもは、消えてゆく姿と世界平和の祈り
によって、日々を新生して参るのであります。
言葉をかえますなら、人間の真実の相(すがた)、
本来の姿をこの祈りによって識ってゆこうと
するのであります。

どうぞ、この祈りを実行なさってみて
下さい。
私どものいのちが、まもられていることを
実感なさると思います。
祈りのないところに、平安はありません。
私どもの本心の光をこの祈りによって
よび覚まして参ろうではありませんか。
          合 掌
           昌 久