宇宙(そら)は家

宇宙(そら)へ還ろう! 
五井先生は、両手を
広げて待って
いらっしゃいます。
(リンクフリー)

(漢詩)無 題(八)

2011-10-26 11:33:18 | 祈り
宇宙者生之生命之流
本体人者是流之中在自為
光観放其光以大我帰


宇宙は生の生命のながれ。
        いき
人の本体はこの流れのうちに
ありて自らを光と観じ光となす。
其の光を放ち、もって大我に
帰す。



 宇宙というものはあらゆる万物の
生命の流れ、生命の大河である。
 人間の本体は、この生命の大河の流れの
中にあって、自らを光とみ、自らの光を
放ちつつ、その光にもとらわれる
ことなく、宇宙神のおおみこころへと
帰ってゆくものなのだ。

(漢詩)無 題(七)

2011-10-25 10:17:25 | 祈り
真者支魂
真者人之心之柱為
美者是等含
是等超一物也


真は魂を支え、真は人の心の柱となる。
まこと
美はこれらを含み、これらを超えた
一物なり。



 神に対する真実と人生に対する
真実とは、人間のたましいの支え
であり、またゆれやすい心の柱
となる。
 美というものは、この真実を
包含し、さらにやさしく、これらを
やわらかにこえたところにある
ものなのだ。

(漢詩)無 題(六)

2011-10-24 10:35:29 | 祈り
天声自澄喜
命者之従歓
自在心何処
汝裡光道導


 天の声は自ずから澄みて
生命を喜ぶ者は、この歓びに従う。
 自在心は何処。汝が裡に光りて
道を導く。



 神界のひびきはおのずから澄んで、神に
生かされている生命を喜ぶ人間は、この
神界のひびきが澄みきわまっていることを
よろこばずにはいられない。
 自在心はどこにあるかといえば、それは
一人一人の心のなかに光って、神界への
ひびき──すみきわまった世界への道へと
みちびいているのだ。

(漢詩)無 題(五)

2011-10-23 09:12:13 | 祈り
日光月光
倶神生命
人間一節
与分生命
者光体


日光も月光も倶に神の生命。
人間は神よりの分生命一節
であり、神よりの分霊。人間は光体



 日の光も、月の光も、神とともにある
生命である。
 そのように、神からわかれてきた人はまた、
神よりの分生命であり、分霊であり、人と
いうものは、とこしえの光明体なのだ。

(漢詩)無 題(四)

2011-10-22 09:43:42 | 祈り
天来声者瞬時裡
汝之生命領神懐
不覚地跪声応諾
以来天在我生命
生生現在倒永遠
流投身大宇宙任
安心中在自在為
是人間之極奥義
即光明身其本来
我永遠之生命言
与神即易行之祈
世界人類的和平
神意者愛今降地
我唱神倶人々倶
世界人類的和平
世界人類的和平


  (註) よみかたと解説

天来の声は瞬時にうちにとどく
てんらい
汝が生命かみのふところにあずかりしと
覚えず地にひざまずき諾とこたう

                        だく
いらい天にある我がいのち
せいせいとして現在にいたるも永遠の
ながれに身を投げ大宇宙に任せ
安心のうちにありて自在となる
これじんかんの極めん奥義にして

     人   間       きわ
即ち光明身をほんらいとす
我とこしえの生命のことばを
神よりあずかる即ち易行のいのり

                      いぎょう
世界人類が平和でありますように
しんいは愛なれば今ぞ地にくだる
我かみとともに唱え人々とともに唱えん
世界人類が平和でありますように
世界人類が平和でありますように


天から神の声が一瞬のうちに私の心に
ひびいた。
 「汝の生命は神のふところにある。
 預かった」 と。
 思わず私は地にひざまずいて
「どうぞお使いください」
と答えた。
 以来、神のもとに私の生命は
あり、生々(いきいき)として、今に
至ったが、その経過と私の心境を述べれば
永遠者のみふところに抱かれ、大宇宙に
います神に身を任せ、たえざる祈り心と
安心(あんしん)のうちに、何物にも
とらわれぬ自在身となったのである。
 これは、人間がみなやがてその身に
極めてゆく真理であって、人は、光明身を
本来とするものなのである。
 私は、人類がこの光明身に至るための
永遠の生命の言葉を、私の生命を投げ出して
神に任せたとき、易行の世界平和の祈り言を
神から預(あず)からせていただいたのだ。
 神のこころは極みのない人類に対する愛
である、そのみこころが、今、地に
おろされたのだ。
 私は神とともにこの大愛の祈りを唱え
人々とともに唱えよう。
 世界人類が平和でありますように
 世界人類が平和でありますように