清龍の日曜日企画もしばらく改修で休憩、清龍酒造蔵元おすすめコース

2016-11-11 04:47:59 | 和食

　清龍酒造というのは、埼玉ではある程度の人間が知っているが、地元で生産・自社販売をしている店舗。この酒造の酒を飲むには、蔵元に買いに行くか、東京で展開する数店舗の居酒屋で飲酒するしかない。味は、酒好きの人にはどうかわからないが、私は30年ほど晩酌の酒はここで購入している。

　多少ひつの良い(以前で言えば１級)が、1000円程度で購入できる事にもある。私には合っている酒だったのであろう。そこが、食事処を整備してから｢工場見学｣と題して、蔵巡りと利き酒が組まれて、土曜日に行うようになった。それがテレビなどで紹介されるようになり、人気上昇。最近は申し込み当日の電話もつながらない状況。

　そこで社長が考えたのが、日曜日の実施、｢蔵元おすすめコース｣という物。蔵元見学を省略して、食事と酒を楽しむ企画。蔵巡りも２から３回来れば内容は、ほぼ同じ。リピーターにはありがたい企画である。今年は、４月にもお願いしたが、今回で２回目。私は入り口近くの個室担っている場所をお願いして予約する。

　臨場感には、多少欠けるが、仲間と話しながらくつろぐのは、丁度良いスペース。お気に入りである。確保すれば８～12名(多少窮屈)まで参加できる。最近は、清龍は８名を限度として受け付けるので、ありがたい企画となる。今回も秋の開催。８名ほどをお願いした。

　まずは、清水亭の前で記念撮影から始める。今日も定員一杯40名ほどの参加である。社長の音頭で中に入り、開始となる。テーブルには、すでに売る程度の料理が準備されている。プレート(簡単に仕切られている)のような皿に、12種程度のつまみが並んでいる。

　丁寧な、会席料理とは言い難いが、お酒を飲みながらたしなむのには十分な量である。当然、５種の利き酒もある。清龍の代表する酒が、５種ほど準備されている。これだけでもすべて飲めば２合はあるものと思う。大きめのグラスで準備されている。

　今日は、オードブルのような物が、他に３種。海鮮の仕立物である。やはり酒には海鮮類が合う。釜飯のような物も準備されており、どうやら今日は季節柄松茸ご飯のようである。後で、火をつけそれぞれの物が作られる思考のようである。いよいよ開始、最初の利き酒の器を一つだけ開ける指示があり、その後別な酒がどんどん提供される。

　もう一つおもしろい酒は、陶器でできたふとっちょな徳利の登場。いつもは冷えた(凍らした)日本酒を提供するが、器を冷凍し、ほぼシャーベット状態にした酒が準備されたようである。最初氷って動かなかった容器も室温で融解し、動くようになった。取り出せれば、冷え冷えの日本酒を楽しめる。おいしい。

　その後カクテルなども出されたが、変化をつける野には非常に良い。フルーツも合わせて出されたので女性にはうれしいサービスだった。音楽なども楽しめる(生演奏の方が３名ほど入っている)が、テンションが上がった声が聞こえてくると、活け作りの実演である。

　これは、日によって違うが、今日はヒラメ(以前は鮪の時もあった)。板前の方が２名登場し、参加者の前で作り出す。今日はカルパッチョ仕立てらしい。厚めの物がどんと提供された。頃良くご飯も炊きあがり、おいしいにおいが部屋に立ちこめた。食べて見るとやはりおいしい。臨場感も相まっていると思う。

　後は、数趣類の酒と踊り、大合唱と気が向くままの時間が経過する。いつも終わるのは16時過ぎ。13時程度から始まっているのだから、たいした物。飲み放題ほどの量ではない酒を飲みながら時間がたつ。タクシーを呼びつけ全員を駅まで移動、解散となれば良かったが、大宮でカラオケまで行ってしまった。