温泉街に入り、蕎麦屋を探すが、空いている店舗はすでに食べた事のある店舗。やはり蕎麦屋に入りたい。周遊するように、反対側の商店街に動く。やはり平日、ましてシーズンオフ。しまっているのか店舗が見あたらない。やむなく、駅前に行けば、蕎麦屋らしい佇まい。「菊新」と言う店を発見。
俗に言う「駅前蕎麦屋」ではあるが、なかなかおいしそう。やはりへぎ蕎麦を食べたい。この店はなかなか面白い盛りつけ、大きな酒杯のような物に盛られるらしい。題して「大名そば」面白そうである。駐車場を教えてもらい入店。店内はなかなかシンプルなレイアウト。椅子席が空いていないので上がり框に座る。
こだわっているのか、テーブルには面白い箸入れ(竹製のケースのようなもの)が出された。なかなかお洒落。同然おしぼりはつく。どんと出される「薬味」豪快である。蕎麦屋でこれくらいわさびが出されるのは珍しい。蕎麦猪口に汁もたっぷり入っている。
来ました賜杯級のそば。3名分の注文であるから、やや量は少ないが十分な物。面白いのは、たっぷりと海苔がかけられている。へぎそばでこれは珍しい。どうやら本筋、「布海苔が入ったそばらしい」。なにかへぎそばにも、内陸・海側で若干違うと言うが、こちらはどちらの流れなのであろうか。
盛り方さえ違うと思うが、通常のざる蕎麦が735円、3をかけると2205円。そのままの価格である。後は盛りつけのサービスと言うところかもしれない。そばはややふと目、海藻のせいかなにかぬめりがある。のどごしがよい。かかっている海苔も上質。奥さんは気に入ったようである。
そばは、3人前でも2人で丁度良い。麦酒がサービス期間。奥さんに勧めたが、運転首に配慮して遠慮していた。観光客・地元の人が多いのだろうか、ビールを嗜む人が多かった。丁度半分ずつ頂き数分で終了。お腹も満たされました。
ついでであるが、この店の現在のオススメは「どか盛り天丼」。隣でビール堵共に食べていた方がいたが、写真よりも豪快。おいしそうであった。
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