今日は気の置けない仲間１６人と大宴会、｢割烹齋藤｣で魚三昧の酒宴。

2016-10-22 04:49:41 | 和食

　良く行くという方の紹介で下谷にある庶民の割烹料理店。基本は魚屋。そこが営むのだからおいしい魚を食べられないわけは無い。肝いりでスタートした宴会は、１６名が参加、私が関わるカルチャーセンターの方々のしばしの大宴会となった。1階は、庶民的な食堂だが、２階はきちんとした個室が準備されていた。２階への入場は初めて、楽しみに階段を上がる。

　ランチは、毎日行列を作る人気店。マスコミなどにも取り扱われているが、そんなことはほとんど気にせず、地道な慶初(サービス)をしている店舗。それが人気の一因かもしれない。丁度良い個室を用意してくれた。当然室料などは撮らない。コースは5000円からだというのが、1000円で飲み放題がつけられるというのでそのコース＋飲み放題、6000円でお願いした。

　全員が着席して、一応紹介(初めて逢う方々もいる)がでから、はじめる。通常、突き出し・前菜などからスタートするが、一気に①さざえの壺焼きが一人ずつに出されれる。これがこの店の流儀らしい。ビールで乾杯の後いよいよ戦闘開始、楽しい時間がスタートした。

　続いてとんと、大きな船の｢舟盛り｣が登場、３艘机の中央に並べられた。そこに乗っている刺身は圧巻、一人２きれ程度が基本、見ただけでお腹が満たされそうな物だった。覚えているだけで、８種(①鮪｢赤身｣②鮪｢中トロ｣③鮪｢大トロ｣④ハマチ⑤甘エビ⑥たこ⑦鮑⑧栄螺⑨ホタテ⑩サーモン⑪ウニ⑫赤貝⑬青柳⑭イカ)。

　刺身は、当然新鮮。まして大きくきられているので、ボリューム満点。大トロなど通常食べられない、食べても一切れ○○円、という代物だった。これだけでも十分お腹が満たされてしまいそうだが、次にどんと皿で運ばれてきた物は③毛蟹。

　毛蟹と言えば、私のような庶民は手のひらサイズ。しかし、提供された物は非常に大きな物。きちんと下ごしらえしてくれているので、実の入り具合も一目瞭然。おいしい物だった。頭もそれぞれ入っていたので、勇者が酒等を入れて楽しんでいた。うれしい一品である。

　あまりに速い提供なので、食べ進めに併せて出してほしい申し入れた。話も弾む(刺身・毛蟹に目が向き静かな状態がしばらくあった)ようになれば、酒も進む、ほぼセルフサービススタイル。部屋の隅にいろいろ名酒を準備してくれる。それを自由に飲めるので、世話もない。

　やはり魚が主流。日本酒を所望する方が、少しづつ増えた。箸休めではないだろうが、薄いアンがかけられた④ハマチが提供された。脂が適度に入ったおいしいもの。キノコ・野菜との相性も良かった。次に出された物は、なんと｢⑤蟹クリームコロッケ｣。これがまたおいしい物。聞けば当然自家製という。

　1000円の飲み放題というのは、サービス価格。皆さんがつけると言うことだったが完全に飲まない(ノンアルコール)の人でも元は取れている。賑わいが増した頃⑥｢具材たっぷりの茶碗蒸し｣が登場。蓋をあけただけで、おいしそう。いくらもあしらえていた。やや濃いめの味付けであるが、多少酔った身には丁度良かった。

　〆は、⑦｢炊き込みご飯＋大アサリの味噌汁｣。いずれもあさりの香りが十分についた物、味噌汁のあさりは圧巻。スーパーでも一粒500円では手に入らないような物。微妙な仕上げ(煮)具合。柔らかくおいしい実もおいしいしくいただきました。最後は、⑧メロンのデザート。十分楽しみました。お店は、10品というが記憶にも写真にも残っていなかった。