このブログは「中年おじさんの散策」3の継続版です
私の情報は、facebook を確認ください。
何か後審問があれば、コメント欄 or sosamu@ya2.so-net.ne.jp にご連絡ください。
東光寺 トイレの神様「鳥瑟沙摩大明」を祀る東司
久遠山不動院 東光寺は、戦国時代の天文13年(1534)に創建された天台宗のお寺です。ご本尊は阿弥陀如来。現在の本堂は文化10年(1813)の建造で、梵鐘も同年、浅草田町の上総屋喜兵衛らが寄進したものです。
参道の中程に、東司(とうす)と呼ばれるお堂があります。東司は寺院のトイレのこと。お堂の中央には不浄除けの神様「鳥瑟沙摩大明」が安置されており、その回りにトイレが並んでいます。中央の「おまたぎ」という便器をまたいでお参りすると下の病にならない、下のお世話にならないといわれています。
荏原七福神の毘沙門天をお祀りしており、元旦~1月7日まで七福神めぐりの参拝者で賑わいます。
東光寺のご本尊は阿弥陀如来。脇仏は右に立像の地蔵菩薩、左に毘沙門天、不動明王、弁財天が祀られています。
天台宗では、一切の仏・菩薩・明王・諸天は、「法華経」の久遠実成の釈迦如来の応現であり、同一体と考えられています。したがって、天台宗の寺院においては、本尊は様々です。