こんばんは♪
いよいよ本格的に12月も始動!
でも…例年の事ながら、今年も駆け足で終わってしまいそうな気配です^^;
やり残した事がたくさんあるのに、今年もあっと言う間に終わるのかな。。
ところで。
宗流は一年の中では秋が一番好きなのですが、
寒いのが極端に苦手なくせに、秋の次に好きなのがこの12月の上旬です。
空気感?といえばいいのでしょうか、大きく息を吸い込む時
とても気持ちの良い清涼感を味わえる気がします^^
もう少しすると、この清涼感が痛いくらい冷たく感じちゃうけれど
この時期ならではひんやりとした空気は、清々しさを胸に運んでくれる…
何となく、そんな気がする宗流です。
さて、本日は「冬の♪」第二弾です。
今日、お仕事を終わっての帰り道、
コンビニで久しぶりにこの一曲を耳にしました。
ケミストリーの「My Gift to You」(一番最初の曲)
宗流の中では、とても暖かな冬を感じる大好きな一曲です^^
ケミストリー My Gift to You ~You Go Your Way ~君をさがしてた
これは、大好きな彼女に向けてのものなのでしょうが、
私はこの曲を聴くと、いつも子供の頃の冬の夜を思い出します。
以前にもここに書いた事があるかもしれませんが、
宗流はかなりのお父さんっ子でした^^*
亡くなった父と母は20歳違いのカップルで、私は父が46歳の頃の子供です。
父・母・宗流…三人並べると、ちょっとした三世代の親子のよう。
と、いった風に父にとっては遅い年齢の子供だったせいか、
躾はものすごく、いや有り得ないくらいに厳しかったものの、
(↑ホントに有り得ない厳しさでしたが、これはまたのお話で)
父は私を可愛がる時は、めちゃくちゃに可愛がっていた気がします。
とはいえ、父はいつも「お母さんが1番!お前たち(私と弟)は二の次!」
と、真面目に公言してましたけどね(笑)
小学生の頃の冬のある夜、塾の終わりがいつもより少し遅くなった事がありました。
私は、早く帰らないと怒られるかも(恐)~と、急いで走っていると、
帰り道にいつも通っている歩道橋の上で、思いがけず父が寒そうに立っていました。
塾もすぐ近くなので、普段は少々遅くなってもまず家にいて、
「遅いっ!!」と、怒られるのが常だったせいか、
それは、私にとっては意外な気さえしました。
「遅かったな」と、ぶっきらぼうな父の一言。
私は怒られる、とちょっと怖かったのですが、
「寒いから、早く帰ろう」と、父は私の手を握って歩き出しました。
私はほっとして、神妙なフリをしながら父と歩いていたのですが
不意に父は立ち止まり、
「星が、きれいやな」
そう言って、歩道橋の上の空を見上げていました。
そして、当時いつもしてくれたように、握った私の手を
自分の上着のポケットに入れて星を眺めていたっけ。
私はそんな父と空を眺めながら、いつもと同じだと思うけどなぁ…
そんな風に思っていたような気がします。
でも、父はそのままの格好で、随分長く空を見上げていました。
…この日に、特別何があったという訳でもありません。
けれど、なぜかこの冬の日の事は、大人になった今でも鮮明に覚えています。
ただこれだけの他愛のない出来事なのですが、
ちょうど今頃の時期の夜を迎えると、懐かしく思い出す瞬間です。
冬の夜空の許、父と同じように私の手を握ってくれる大事な人。
それはたぶん同じ「愛情」という気持ちのカタチなのでしょうが、
同じようでも、またちょっと何かが違う。
どちらも大きくて、私を守ってくれる暖かな手。
残念ながら父の手は、もう私の手から離れてしまったけれど
いまある暖かな手が、父の代わりに私を守ってくれますように…。
宗流
いよいよ本格的に12月も始動!
でも…例年の事ながら、今年も駆け足で終わってしまいそうな気配です^^;
やり残した事がたくさんあるのに、今年もあっと言う間に終わるのかな。。
ところで。
宗流は一年の中では秋が一番好きなのですが、
寒いのが極端に苦手なくせに、秋の次に好きなのがこの12月の上旬です。
空気感?といえばいいのでしょうか、大きく息を吸い込む時
とても気持ちの良い清涼感を味わえる気がします^^
もう少しすると、この清涼感が痛いくらい冷たく感じちゃうけれど
この時期ならではひんやりとした空気は、清々しさを胸に運んでくれる…
何となく、そんな気がする宗流です。
さて、本日は「冬の♪」第二弾です。
今日、お仕事を終わっての帰り道、
コンビニで久しぶりにこの一曲を耳にしました。
ケミストリーの「My Gift to You」(一番最初の曲)
宗流の中では、とても暖かな冬を感じる大好きな一曲です^^
ケミストリー My Gift to You ~You Go Your Way ~君をさがしてた
これは、大好きな彼女に向けてのものなのでしょうが、
私はこの曲を聴くと、いつも子供の頃の冬の夜を思い出します。
以前にもここに書いた事があるかもしれませんが、
宗流はかなりのお父さんっ子でした^^*
亡くなった父と母は20歳違いのカップルで、私は父が46歳の頃の子供です。
父・母・宗流…三人並べると、ちょっとした三世代の親子のよう。
と、いった風に父にとっては遅い年齢の子供だったせいか、
躾はものすごく、いや有り得ないくらいに厳しかったものの、
(↑ホントに有り得ない厳しさでしたが、これはまたのお話で)
父は私を可愛がる時は、めちゃくちゃに可愛がっていた気がします。
とはいえ、父はいつも「お母さんが1番!お前たち(私と弟)は二の次!」
と、真面目に公言してましたけどね(笑)
小学生の頃の冬のある夜、塾の終わりがいつもより少し遅くなった事がありました。
私は、早く帰らないと怒られるかも(恐)~と、急いで走っていると、
帰り道にいつも通っている歩道橋の上で、思いがけず父が寒そうに立っていました。
塾もすぐ近くなので、普段は少々遅くなってもまず家にいて、
「遅いっ!!」と、怒られるのが常だったせいか、
それは、私にとっては意外な気さえしました。
「遅かったな」と、ぶっきらぼうな父の一言。
私は怒られる、とちょっと怖かったのですが、
「寒いから、早く帰ろう」と、父は私の手を握って歩き出しました。
私はほっとして、神妙なフリをしながら父と歩いていたのですが
不意に父は立ち止まり、
「星が、きれいやな」
そう言って、歩道橋の上の空を見上げていました。
そして、当時いつもしてくれたように、握った私の手を
自分の上着のポケットに入れて星を眺めていたっけ。
私はそんな父と空を眺めながら、いつもと同じだと思うけどなぁ…
そんな風に思っていたような気がします。
でも、父はそのままの格好で、随分長く空を見上げていました。
…この日に、特別何があったという訳でもありません。
けれど、なぜかこの冬の日の事は、大人になった今でも鮮明に覚えています。
ただこれだけの他愛のない出来事なのですが、
ちょうど今頃の時期の夜を迎えると、懐かしく思い出す瞬間です。
冬の夜空の許、父と同じように私の手を握ってくれる大事な人。
それはたぶん同じ「愛情」という気持ちのカタチなのでしょうが、
同じようでも、またちょっと何かが違う。
どちらも大きくて、私を守ってくれる暖かな手。
残念ながら父の手は、もう私の手から離れてしまったけれど
いまある暖かな手が、父の代わりに私を守ってくれますように…。
宗流