こんばんは。
長かったお盆休みも終わり、またいつもの日常が戻ってきました。
みなさまのお盆はいかがでしたか?
お休みの方も、お仕事の方もお疲れ様でした^^
宗流は土日の週末はお休みでしたが、
それ以外は休日出勤で、普通にお仕事してました。。
去年に引き続き、今年も幻のお盆休み…(泣)
まぁポジティブに考えると、お休み慣れしなかったから、
お仕事始めのエンジンがかかりやすかったのかも♪
…なんて、ただのヤセガマンですけどね^^;
そんな貴重な宗流の夏休み、滋賀県に行ってきました!
え~っ、滋賀って京都の隣じゃん!それ旅行??と、思ってはいけません。
ここには大人の事情がたっぷり詰まってます!
…ホントなら、ちょっとした夏の思い出作りに♪と、
景気よくどーんとヨーロッパにでも行きたかったのですが
何しろ先細り産業と巷で噂の呉服業界。
冬に引き続き、夏もボーナスが出ませんでした!!!(号泣)
と、言う訳で…宗流の
「気持ちはなんちゃってヨーロッパ、in滋賀県!!スタートです^^v
まずは一日目。
最初に向かったのは、滋賀県大津市にある「園城寺」です。
いやいや…宗流ずっと「三井寺(みいでら)」と思っていましたが
正式名称は「長等山園城寺(ながらさんえんじょうじ)」だそう。
知らなかった…^^;
近江八景の一つ「三井の晩鐘」でも知られているお寺です。
それ以外の七景は…宗流に聞いてはいけません。
三井寺の大門です。
中には三重の塔もあり。結構広いんです。
朝の鐘の音が響き渡る境内は、
その音がさらに静寂を引き立てるような気がします。
なぜか孔雀さんがおりました。
手前のちっこいのはベビー孔雀で、奥のはママ孔雀だそうです。
ベビー孔雀は鳩を一回りほど小さくしたような大きさでしたが、
これが結構飛ぶんです。驚きでした。
三井寺の中には、文化財に指定された建物がたくさんあります。
そのどれもが歴史的価値や信仰的な重みのあるものなのでしょう。
けれど、ちょっとばちあたりとは思いつつ、
私が一番気に入った場所がここでした。
石段を降りた参道に、整然と並んだ灯篭。
目に入る色彩は、梢の緑と石の色だけ。
そして耳に届くのは、姿の見えない蝉たちの声。
ごくごくシンプルな景色ですが、とても心が落ち着きます。
何に心が惹かれるか、それはきっと人それぞれ。
目に見えるもの、形あるものばかりではないのかも。
そんな風にちょっと心穏やかな気持ちになりつつ、
三井寺を後にしました。
そして、次に向かったのは滋賀県近江八幡市にある安土城跡。
ここは織田信長が丹羽長秀に命じて築いた城です。
歴史バカ(?)の宗流の引率者がかなり主張してコースに加わりました。
ここは大手道登り口。城跡の入り口になります。
城の要とも言える本丸は、このずっと奥の山の上。
この写真ではただの石の階段なのですが、甘く見てはいけません。
春や秋の気候の良い頃ならいざ知らず、
正午の夏の太陽の下で登るには、この石段、結構疲れます。
ちょっとした修行ですね^^;
えっちらおっちらと石段を上ると、二の丸跡に信長廟があります。
でも、この安土城跡には建物らしい建物はほとんどありません。
戦国時代の天下を手中におさめる寸前で没した巨星。
本能寺の変の信長の死去後に消失した安土城は、
今となってはその跡だけが残るのですが、それが却って
歴史の移り変わりを雄弁に物語っているのかもしれません。
主を失った城は、歴史の語り部であったとしても
そこから未来を生み出す事はありません。
時代はそこに誰かがいてこそ未来への懸け橋となるんですもの。
静かに時を留め、歴史の一幕を垣間見せる。
この信長の夢の跡もその一つなのかもしれません。
しかし!安土城は現代にもありました!!
それがここ↓
ここは安土城跡のすぐそばにある「信長の館」です。
信長の館には、原寸大の安土城天主(5・6階)が展示されています。
もちろん復元されたものなのですが、きらきらです。
…豪華は豪華なのですが…やはり復元のお城ですもの。
どこか不自然さは否めません^^;
こう言っては身も蓋もありませんけどね。
次回へ続く
宗流