コモエスタセニョール&セニョリータ!!
酔いしれてみたいのよ浅草の夜・・・
ヒデとロザンナ気取りで昼カラオケ熱唱の稲荷町蕎麦屋オヤジと
東上野呉服屋後家さん不倫カップル、
濃厚接触でダブルコロナ発症!!!
地元ミニコミ紙で不倫すっぱ抜かれる(^^)
今日も浅草的ラテンチューンでアストラゼネカ!
にお送りしまっす☆
はいはいはい、先週は没原稿をまるっと掲載したら一部にバカ受けし、
悦に入っております・・・。
ああいうしようもない文章は、いくらでも書けるのよねんのねん。
いずれポストマンエレジー3、演じるチャンスがあるだろうから、
しようもない文章は暫くブログだけにしておこうっと。
しかし根が真面目なのか?
ブログのアーカイブを観てみると、
結構真面目に格好つけて書いてるときもあるんだわな。
今日はちょっとだけ真面目に映画の話。
僕らミエナイ人、見えずらい人にも映画を観る方法はいくつかある。
ひとつは耳だけで聴く。
場面の状況が判らないので、物語を理解できない時がままあるけど、
物語の展開が激しくないもの、
例えば裁判ものなどは、結構理解できる。
今はアマゾンプライムなどで、暇があればいくらでも観れる環境なので、
風呂に入りながら、食器を洗いながら、耳で聴いている。
Vシネマ的なものとか、893モノも結構みれる。
内容が薄ペライから(^^)
勿論、音声ガイドを付けて観ているものもある。
まず、自分のアイフォンに入れてある音声ガイドアプリを立ち上げ、
イヤホンを付けて待機する。
アイポッドにブルートゥース接続のステレオスピーカーをつないで、
アマゾンプライムで選んだ映画をスタートさせる。
スピーカーから出る音を拾って同期したアプリから音声ガイドが流れ始める。
この方法だと、ステレオスピーカーからかなりいい音で観賞できるので、
プチ映画館気分が味わえるのがいい。
因みにどんな映画でも観れるわけじゃなくて、
アプリにガイドがダウンロード可能な作品に限られる。
この半年くらいで観たかぎりで、
良かったのは「彼らが本気で編む時は」だな。
イクタトウマ君がいい。
とてもいい。
もひとつ、音声ガイドを館内で配信してくれる映画館に行く、という手もある。
山手線田端駅から徒歩7、8分、バリアフリー映画館チュプキさんである。
この映画館は徹底したバリアフリー、ユニバーサルデザイン化されている
素晴らしい映画館だが、
セレクトされる映画もまた素晴らしい。
先週土曜日、かみさんと一緒に「アルプススタンドのはしの方」というのを観た。
爽やかな青春感動作!
また、この映画の音声ガイドがまたまた素晴らしい。
是非目の見える人にもガイド付きで観てもらいたい。
オマケにもうひとつ、シネマデイジーというのがある。
僕らは点字図書館のサーバーにログインして、
好きな朗読図書をダウンロードしていつでも読むことができる。
この朗読図書をデイジー図書という。
そして、映画の音声に音声ガイドを乗せて、
耳だけで聴く映画をシネマデイジーという。
このシネマデイジー、毎月毎月ジワジワと増え続け、
今では600タイトル以上のラインナップがある。
先日、エクルスのオシッコ用袋
(中に凝固剤を入れて小さく折りたたんだものを自前で作っている)
を作りながら「リトルダンサー」を聴いた。
このオシッコ袋、100個作るのに約2時間かかる。
映画を観るのにちょうどいい。
リトルダンサー・・・。何回みてんだよ!!と乗り突っ込み!
何度みても泣ける。泣いてしまう。
あの、体育館で父親の周りを縦横無尽に踊るシーンから、
自宅のベッドで父親と話すシーン、
バレエの先生と父親が口論するシーン、
父親がエリオットのために組合を抜け、バスで職場に向かうシーン、
全て父親目線、父親になってしまう。父親が憑依してしまう。
ここからラストまでのシーンは本当に素晴らしい。
というわけで、映画についてはもっともっと書けるが、このへんにしとこう。
目が見えないと、テレビとか映画とか読書とか、してない、できない、
そう思ってる人が結構居る。
時代は進んでるんだよ!
おっくれてるう(笑)
キャネコサトシ