さて、鍵猫のLIVEがいよいよ今週木曜日と迫って参りましたので、
再度の告知です。
以下、cageさんのブログより転載。
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四国は讃岐の善通寺という町
総本山善通寺のお寺があり弘法大師「空海」の生誕地でもありんす
そんな善通寺の大麻町というところ
見渡す限り田んぼと山ばかりの中に花卉出荷場の倉庫がありまして
その一角が「隠れや倉庫」との呼び名で毎月アートマーケットが催されております。
「KGCアートプロジェクト」の名の下に
NYC=ニューヨークシティーとはほど遠い牧歌的どころか、
牧歌そのもののKGC=カガワシティを標榜しております。
で、今回は!!!!!!!!!!!
その、KGCの名に恥じぬよう、本家ニューヨークから
外タレ(死語)がやって参ります。
そしてなんと、saxの吉田野乃子女史は
泣く子も黙るNYアバンギャルドシーンの王者「ジョン・ゾーン」のお弟子さんにあたり
ドイツはメールスのJAZZフェスにも出演しているらしい!
あと、いつもの私cage一押しアングラ演劇楽団「鍵猫」さんも参戦してくれます!
■「雷鳴1800000ha(らいめいひゃくはちじゅうまんヘクタール)」■
日時:2010年8月19日 18時半開演
場所:「隠れや倉庫」
善通寺市大麻町1322(南部保育所、花市場マルマス横)
http://kgcart.blog82.fc2.com/blog-entry-34.html
入場料:500円(当日券のみ)
出演:
絵師、寺田正春(kagawa)
Pet Bottle Ningen(ペットボトル人間) (new york)
ipppen(kagawa)
賢いユリシーズkashikoi ulysses(kyoto)
piu mosso!(matuyama)
ピクニック・ディスコ(kagawa)
鍵猫(kagawa)
「即興」というキーワードの元に、香川県内外で永年活躍されてきた歳74をくだる造形作家と、現代のあらゆる文化的クロスオーバーの中を生きる若き音楽家達とのコラボレーション企画となります!
「見てきたもの」と「聴いていくもの」、「聴いてきたもの」と「見ていくもの」単純な身体的経験値(若さと老いと)という今現在、決して埋め合わされることの無い途方も無い距離間から焦点を炙りだし、その焦点より集光された場(隠れや倉庫!!!)の大気中にまたしても世代が引き起こす視、聴覚間摩擦によって「放電」が確認できるのか?という、夏休みの理科の実験企画!(アヴァンギャルド界のでんじろう先生として公演依頼お待ちしてます←)実験参加者、観覧の皆様におきましては、その実験結果、各々お持ち帰りいただいて、やがてそれが大きな「雷鳴」と成らんことを密かに願いつつ、以下、出演陣の詳細とあいなります。
◆絵師、寺田正春(kagawa)
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昭和11年生まれ。彫刻家。彫刻家集団アート21主催。
学生時代、猪熊源一郎の師より手ほどきを受け絵を描き始める。江戸時代、琴平宮に寄進、奉納するために用いられた木工職人達の技術と、表具師という職業を通じて出会った数々の芸術作品よりインスピレーションを得て多数の造形作品を世に送り出す。
今回は数十年ぶりのアクションペインティング。だが、一切動ぜず。
◆Pet Bottle Ningen(ペットボトル人間) (new york)
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Dave Scanlon デイヴ•スキャンロン guitar
Nonoko Yoshida 吉田野乃子 sax
Dave Miller デイヴ•ミラー drums
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ニューヨーク在住の20代のミュージシャンによるトリオ。
ニューヨーク前衛音楽シーンのコミュニティ内で知り合い、 不定期な完全即興のセッションを繰り返したのち、2009年秋、正式にバンドとして活動を開始。
現在、ニューヨーク、ブルックリン地区を中心に、 アンダーグラウンドなライヴハウス、ロフト、 アートギャラリーなどで演奏活動を行う。
フリーインプロビゼーション、ノイズ、ジャズ、ロック、図形楽譜などを織り交ぜた 独特で不快なサウンドを追求している。
live
http://www.vimeo.com/7204496
myspace
http://www.myspace.com/petbottleningen
◆ipppen(kagawa)
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コウノヨウジ electronics
東京・高円寺にて9年、当初はバンドとして活動するも、早くに帰省を見越し、嗜好する音の特殊性から個人製作ベースに移行する。間、数年間作曲理論とエンジニアリングを受講。
帰省後は盲目的に都市を追従し、独自の創造性を排除する県民性に深い憤りを感じつつ、不自由かつ散発的なライブを繰り返す。現在、空き家、廃屋を使った定期イベント「ウチの孫は東大生(仮)」を構想中。今後は県下で発表の場に苦しむ特殊音楽家達との連携、若手の支援などに活動の焦点を当てていく。
live in newyork
http://www.youtube.com/watch?v=b8Mueddk79Y
myspace
http://www.myspace.com/ipppen
◆賢いユリシーズkashikoi ulysses(kyoto)
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2010年4月、京都にて出会ったkaccono(龍谷大学の岡村君がKrecordsを好きな人たちを集めたバンド。個々の生活に焦点をあて、表立った目的を顕わにしない集団)より派生したフォークのバンド。ある一定の段階をつくって、それを支えに即興を得るスタイルが定着しつつある。ある一定の段階というのは演奏を保証された旅のようで旅を保証した演奏であるという仮定を証明するために必要不可欠なある種の信頼のことである。狡賢くないとギターも弾けないナードコアとは
myspace
http://www.myspace.com/osanaiosamu
◆piu mosso!(matuyama)
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2005年頃、日本版MySpaceさえ公開されていなかった頃に現在はMySpaceの勢いに飲み込まれ閉鎖されたヤマハの音源公開サイトを通じて松山にて発足した。ライヴを始めだして直ぐに予め用意された曲を演奏することと、演奏におけるshowの要素に違和感を感じインスタント・コンポージンOの真逆を目指した即興演奏を始める。アンダーグラウンド音楽イベントEXTREMEDIVES育ち。現在京都にてsolo、時々duo、trioでの演奏を続けている。飽きられてからが本当の
myspace
http://www.myspace.com/zeakira
◆ピクニック・ディスコ(kagawa)
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2010年、DJ akutagawa(Vo. /Electro)を中心に結成、その後さゆりばなな(Vo.)が加入、香川県内でイベントのジャンルを問わず(というよりも、どこに登場しても違和感がある)積極的に活動中。あらかじめサンプリングしかできない世代の、電子音にまみれて死にたいおもしろゆかいなテクノポップ・ユニット。音数&音圧過剰な現在のエレクトロシーンにスカスカなピコピコサウンドで中指を立てる(しかし突き指する)。
myspace
http://www.myspace.com/picnicdisco
◆鍵猫(kagawa)
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お唄.エミリ
六弦.ムネハル
四弦.SPAN21
鍵盤.PON氏
太鼓.NABE氏
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高松を中心に活動するアングラ系パンクバンド 。
ボーカルのエミリ女史の緋闇に沈み続ける世界観と
メンバーの実験的かつ老獪なサウンドがうずまきながら演劇的な空間を演出していく、
ある意味ビジュアル系のバンド。
その妖艶さは、浮き世のガールズパンクとは一線を画し見るモノの共感を拒絶すると共に、
後戻りの出来ない世界に引きずり込む 反面、
緻密なテクニックと奔放な即興性に裏打ちされたサウンドは
五線譜という縄にに緊縛された音の魂が、その苦しみに恍惚と身悶えしながら
時折、するりと縄抜けして攻めと受けが入れ替わるようなSMショーを彷彿させる
http://www.myspace.com/kagineko
http://zoome.jp/hiirotent/diary/156/