東京から戻ってNomuRock Hallへ。
セッションデーを覗きがてら、
前から頼まれていた「置きベース」を持って行く。
それがコレ。
しばらく店に置きっ放しにするんで、
もっと適当なベースでいいかなぁ~と思いつつ。
でも、最近JAZZ系の真っ当なベーシストの皆さんもいらっしゃるので、
下手なベースは出せないな。。。と思ってコレにしました。
「system craft」確か大阪のBTBってショップのハンドメイドベースで。
よくベースマガジンとかにも広告出してたんで憶えてる人も多いかと思います。
その後「SOUND TREAD」って名前を変えて販売。
オールドJAZZべのピックアップ位置を研究して、
A type、B type、C type、D typeとかって同じルックスなのに、
ピックアップ位置を微妙に変えたラインナップで販売してた工房。
大阪では結構有名でプロユースも多く、良く売れてたベースだったと思います。
コレがどのタイプに当たるのかは不明ですが、
とっても気持ちよくスラップが抜けてくれる明るいキャラクターで、
何処に持って行っても抜けてくれるので昔は使い倒してました。
アトリエZとかサドゥスキーとかが出て来るハシリになったベースなんじゃないかな。
ネックを外すと接合部分に鉛筆の走り書きで「No,10」を書いてあって、
かなり初期の物か...ひょっとしてプロトタイプかもしれません。
もう20年くらい前。まだ学生でろくな楽器持ってなかった時に
神戸は元町モトコータウン内の質流れの店で28000円で見つけて。
ラッキー!と即買いしたんですよね。
その後、しばらく使ってなくて弦切れたりネックが反ったりしてたので、
放置してたのですが、久しぶりに引っ張り出してみたら、
ネックも真っ直ぐで弦張り直してみたらイイ音で鳴り出した。
見た目はちょっとくたびれてますが、
下手なオールドフェンダーよりは良く鳴ってると思います。
メンテしながら、持ってくのヤメよか。。。どーしよか悩みましたが。
しばらくノムホに「置きベース」しとくんで、
良かったら皆さん弾いてみてください。