個 展
カミさんあてに個展の案内はがきが送られて来た。
「信州と阿見の風景画展」という文字に誘われて、町営のタクシーを利用して会場の町の図書館に出かけた。
ここに来たのは車を止めて以来だから、3年半ぶりである。図書の借りだし・返却はネットで予約すれば、近くの公民館で可能である。
会場で個展の主、原知子さんにお会いした。カミさんとはどこかで触れ合ったことがあるらしい。長野市のご出身で。筑波大学で美術の勉強をし、結婚して阿見にお住いになって40年とか。カミさんの連れ合いが信州人だとは認識されていなかった。
展示されている作品は20点くらい。柔らかなタッチの油彩画で、癒される作風である。雲を扱った作品が印象的だった。
額縁なしのキャンバスむき出しの展示に、絵が好きで自分の感じたことをほかの人と分かち合いたいという気持ちがにじみ出ていた。
サークルやグループには属さず、一人でコツコツと描き貯めたとのこと。「またたまったら、ご案内します」との言葉をいただいて会場を出た。
それまで元気でいなければ。
智と情
個展を観た後、図書館で「文芸春秋」を読んだ。
前の兵庫県知事斎藤元彦さんの手記が載っていた。内容は弁明に終始し、これまで彼が述べてきたことの繰り返しだった。
この手記を読んであらためて感じたのは、「智」の勝った人だということである。
それなりに知事としての「理想」を追求し、配下はその実現のための手足であるとの認識で、ひたすら「智に働いて」きた。
しかし、そこに生じた「角」を丸くするための。「情に掉さす」手段に思いをいたさなかったのではなかろうか。
ドジャース勝った
ワールドシリーズはドジャースの4勝1敗で決着した。
名門同士の一戦、敗れたとは言え、この舞台でのヤンキースのオーラはテレビ画面から伝わってきた。最後にジャッジの鮮やかなホームランを見ることができた。
大谷・山本両選手のおかげで、たっぷりと試合をテレビで見ることができた。山本投手の堂々たるマウンド姿は特に印象的であった。
海の向こうの野球に熱中し、日本シリーズには気の毒なことをした。
それにしてもあらためて思う。あんな雰囲気で3本のホームラン、6割強の打率を残した松井秀喜選手はすごい存在だ。
STOP WAR!
大谷選手の少年時代からの夢が実現されましたね。
wsの大谷選手のバッティングフォームは明らかに従来とは違いましたね。痛さを顔に出さない彼の姿に感動すると同時に彼の打席を目にする事は辛かったです。日米の野球の違いを痛感しました。技術とは異なり「肩」の強さは先天的ですね。