伊勢市【姿勢改善SKストレッチ】インストラクター辻出美香 公式サイト

【姿勢改善SKストレッチ】は、姿勢を物理学の基礎から徹底的に見直し、新しく構築した辻出美香オリジナルプログラムです。

成長痛?オスグッド?大腿四頭筋の筋肉痛?ストレッチ方法☆

2015-03-10 18:57:15 | 身体・ストレッチの豆知識
「運動をして、太腿の前が痛い」なんて経験、多くの方が経験されていることと思います。

太腿の前にあるのが「大腿四頭筋」

ジャンプやキック、ダッシュ、ウェイトリフティングなどのように下半身に大きな負荷がかかり下半身のパワーが要求される運動・動作を力強く行うためには大腿四頭筋の筋力が必要です。

この大腿四頭筋が影響している事と言えば、成長期の子供に多い悩み「成長痛」「オスグッド」があります。

「皆が練習しているのを見ると早く治って参加したい・・・けど、膝の下あたりの痛みがなかなか治らない。」

「チームの皆に、どんどん差をつけられている気がする。」

「練習を長く休んでいるので、不安」

スポーツをしている子供さんがこのような事で悩んで姿勢工房ストレッチングオフィスにお越しになる事があります。

オスグッドは大腿の前の筋肉が、 痛みに関係しています。

大腿四頭筋は・・・「四頭」

文字どうり、頭が4つあるってことです。

1つ(大腿直筋)は骨盤の前側(下前腸骨棘)にくっついています。

他の3つ(中間広筋・外側広筋・内側広筋)は、大腿骨にくっついています。

その4つがまとまって、下降します。

下の端は、膝のお皿(膝蓋骨)にくっついて一つの腱を形成(膝蓋靭帯)を経て、膝の下のでっぱりの部分(脛骨粗面)にくっついています。

なので、「成長痛」は大腿骨の成長に大腿四頭筋の成長がついていけず、大腿四頭筋が硬くなり、筋肉の付いている膝の下のでっぱりの部分(脛骨粗面)に痛みが発生しちゃいます。

今日は、そんな大腿四頭筋のストレッチをご紹介します。

【大腿四頭筋の主な働き】は、膝関節の伸展。大腿直筋は、股関節を屈曲する働きもあります。


大腿四頭筋の主な働きは膝を伸ばすことなので、ストレッチ方法は膝を屈曲するとストレッチさせることができます。



注意としては、大腿直筋は、骨盤の前側(下前腸骨棘)についているので、股関節と膝関節の2つの関節をまたぐ二関節筋です。

膝の伸展と股関節の屈曲に働くので大腿直筋をしっかりストレッチさせるためには膝の屈曲に加え股関節の伸展も必要になります。

そけい部が屈曲しないように、しっかり伸ばします。



このストレッチを上向きに寝て行っているのを見かける事があります。

従来よく行われたやり方ですが、膝関節の靭帯や半月板にストレスがかかることがあるので、オススメはしません。

写真の様に横向きか、立ったまま行うのがオススメです。

痛みを感じない程度に、ゆっくり行いましょう。(詳しくは↓)

「こむら返りに効果的なストレッチ方法」

今回のストレッチ、とても簡単ですので、テレビでも見ながら(笑)やってみてくださいね。

皆様の健康づくりのお役に立てれば幸いです。

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ストレッチインストラクターmika

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