今年1冊目 2009年01月16日 | 日常や自分の事 桜庭一樹の「ファミリーポートレイト」 母と子の切っても切れない関係を描いた本です。 前編と後編に分かれていますが、前編はよく書けていてそれなりに楽しめました。だけど、後編は著者の苦しみがそのまま文字に表れているような気がして、読むのがつらかった。これから読む人もいると思うので、あまり詳しくは書けませんが、私の評価は低いです。昨年直木賞を受賞した「私の男」がとてもよかったのにとても残念です。