【改題】ひとり公論(IT公論)

アラフィフとなりIT土方卒業したのでタイトル変更しました
こちらはどちらかといえば再録中心

SEのPJ面談で

2019-04-22 19:59:50 | IT土方(丸投げ問題について)
2018
3月12日
SEのPJ面談で、若手とか経験浅いアホどもを束ねられるか?を採用の基準にするのってホントおかしいと思うんだよね。基準はスキルだろ?束ねる人材はプロパでいいだろが。なぜパートナー会社に束ねるをやらそうとすんの?束ねるやつがいねえクソ会社だって自分でいってるってことじゃん。
23:04:04
3月12日
新卒の面接もそう。なんでサークルの副部長とかでっちあげて、人を束ねることをストロングポイントにしなきゃいけねえんだよ。新卒の採用基準はリーダシップ一辺倒じゃねえだろ?人物を判定するのにもっと多角的な基準があんだろ?気が弱いヤツだってなんだって組織入ればいろいろ向いてる仕事あるべ?
23:06:11

リーダ募集!プロマネ募集!は入ると悲惨そのもの

2010-02-17 05:54:27 | IT土方(丸投げ問題について)
オイラたちがとある客先とかに常駐する理由として、その常駐メンバーの働きで現場に好印象を持たせ、そこをトリガに新たなシステム導入案件などを取りにゆく、という大義名分があることが多い。

中小の「人身売買専門」システム会社(右から左へ要員を流すだけ)であればシステム開発の提案なんざできっこないんだけどさ、
けっこう大きめの会社であればほぼ、そういう手法をつかっている。
客先常駐じゃなくて、自社開発案件がほしいからね。

まず常駐させて、現場の様子を探り、システム的に弱いところとかを自社に定期的に報告して、頃合を見計らって営業をかける、と。

つまり、現場に常駐することが多い我々は、尖兵隊、あるいはかませ犬なわけだ。

最初の常駐んときはそれなりのSIerのプロパのSEをいけにえとして張り付きさせるんだけど、徐々に下請けにシフトしてゆく。

そこで僕ら「常駐専門型」IT土方の登場とあいなる。

ギョーカイでこういうやり方が横行している限りはIT土方の需要はなくならない。
だから僕も、路頭に迷わずなんとか生きていける。


というわけで、僕が目にする「プロパさん」のほとんどは、いつも現場から逃げたくてしょーがないようなイメージ。
だから僕らが現場に投入されるケースでは、現場に入ってしばらくしたらリーダ交代、っていうシチュエーションがすんげえ多い。

しばらく常駐していると、現場から雑務を丸投げされるようになったりして、プロパにとっては現場に居続けることにだんだんウマみがなくなってくる。
現場には中途半端に好印象もたれちゃって(最初は頑張るからねえ)、仲良くなっちゃって、継続常駐せざるを得ない。

プロパは逃げたくてしょーがないから、運用案件とかではリーダ募集が多い。
プロパの代わりに外注にリーダ業務から丸投げしちゃう目論見で。

その案件募集にまんまと引っかかって、プロパの代わりにリーダとして入った外注要員って、悲惨だよ。
とにかくいいように利用される。


インフラ系の募集で、「リーダクラス」とか「PMクラス」っていうのは全部アヤしい。なぜ募集するのか? なぜ自社でリーダ、PMクラスの要員をまかなえない(まかなう気がない)のか? ということを、考えなければならない。

さらに、募集要項に「受け身にならない方」とか「顧客とコミュニケーションがとれる方」なんて書かれていた日にゃ何させられるかわかったもんじゃない。


僕はもうそういう案件に飛び込むことはないだろうけど(何度も何度も、イタい目に遭ったから)、IT土方にあてがわれるのがそういう理不尽な仕事ばかりなのであれば、それはそれで仕方がない。なにせここは「最底辺層」なのだから。
「理不尽」こそが大手をふってまかりとおるギョーカイ。


でも、ひと言いわせてもらえれば、やらせんだったらそのリーダ業務込みの単価であってほしいよね。
パートナー会社がリーダを張るってことはものすごいプレッシャーをかけられるんだよ。
いきなりよくわかんねー現場に投入されて、即、あるいは数ヶ月で引継ぎしてリーダだからな。

下につくメンバーもどこぞの馬の骨かどうかもわからないヤツらばかり。
なんで本来商流的に並列であるはずの、よくわからん外注会社の若手の尻拭いをせにゃならんのよ。

外注稼業にはそういう苦労もあるんだってこと。


こういうこと、何度も何度も書いてるんだけどな。。
とにかく、上っ面だけは華やかそうな「リーダ募集!」「プロマネ募集!」にはうかつに飛び込むな!という警告を、ほそぼそとでも発信してゆかなければならない。
もし飛び込むのであれば、「なぜプロマネを募集せざるを得なくなっている状況なのですか?」とはっきり聞かなきゃならない。


会社ってのはバカになってきている

2009-12-24 02:25:33 | IT土方(丸投げ問題について)
ムカシの自分の投稿を読んでみると、ああ、あの頃は立腹してたなあ、と。。


ところで、tsujirincof さんという方(まったく面識はない)が。。
「NHKのプロジェクトX(無茶な指示を現場力で何とかした日本の悪習慣自慢番組)」というコメントを、どこかでしていた。

オイラには、目ウロコだったねえ。
そうなんだよね、あのプロジェクトXの異常な持ち上げ方というのはね。。
現場が死ぬ気で頑張らざるを得ないのは、日本のマネージメント層が戦後、まったくといっていいほど育ってないからなんだよな。
はなっから現場に依存しちゃって。

「現場力」だけが伸び続けて。


で、ハナシを強引にもとに戻すと、現場ってのは、いろんな人間が混在してるわけさ。社員だけじゃなくて、ハケンのねーちゃんだったりパートナー会社の人間だったり。で、パートナー会社っつっても複数社いるわけでね。

そもそも現場において、パートナー会社の人間に、自社社員と同じような「柔軟性」「主体性」を求めること自体が間違っているわけで。

それだったら自社社員を雇えよ!と。

指示ができねえから、指示ができる人材をカンタンに雇おうとする。しかも安く。育てることもせず。

最近の会社組織のやりかたってのはほとんど、その場しのぎなんだよ。
辛抱して人材を育てよう、とかいう根気すらないから。。

会社ってのは利潤を追求するあまり「バカ」になっちゃったんじゃないか、と、思わずにいられない。かわいそうに。

「はたらかねー」ぐらいがちょうどいい

2009-11-28 06:42:47 | IT土方(丸投げ問題について)
オイラたちは外注として、いろんなとこに常駐したりするけど。。
まず、その時点で、若干ふてくされモードでもいいような気がするのね。

だって、完全アウェイなんだからさ。自社からおん出されて出稼ぎしてこい!といわれ。。

そして、常駐先はロクな環境を準備しない。「PC貸与してやるだけありがたいと思え!」みたいな。
その会社のしゃらくさいセキュリティ規則かなんかを遵守しなきゃならないし、その現場に魂を売って「情報漏えいはいたしません」という誓約書を一筆したためなければ「働かせていただけない」。

そして会社によってITの環境が少しずつ違う! メーラに指定があったり(OE禁止とか)、ノーツだったり、工数管理も違うし、慣習もルールも違う。もう、差異は星の数ほどある。
そんなのアタリマエなんだ、僕らはアウェイに進出してゆくんだから。
でも、僕らはいろんな現場に適応するのに若干苦労はしている。ぐらいは、ひとこと言わせてもらってもいいだろう。

そんな状況で、そもそも客先ってのはデフォルトでモチベーションは低い。それもアタリマエなんだけど、このことに目を背けている「あくどい」ヤツらは、ホント多い。

「カネ払ってんだから働けよオラオラ」理論が横行している。

カネ払ってんだからといわれても。。アンタが支払ってるカネのうち、オイラのふところに入ってくるのはいったい何%だ? さてさて、どこでおカネがなくなってしまうのでしょうかねえ? フシギですねえ?!


常駐先のマネージャーとかってさ、オイラたちがまるでプロパのように「主体的に!」動いていると「よくやってくれている」となるけど、本来それは仕事やりすぎなの!!

受動的に、いわれたことを納期どおりに(渋々)やるのが、通常状態。これで十分、「カネ」(自分のふところに入る)の分働いている。
にもかかわらず! 受動的であるだけで「あいつ働かねー」(なんとかしろよ営業)となる。

常駐先が業務委託エンジニア1人月に対して支払っている額と、エンジニアが実際受け取る額に、「ナゾの」開きがあるから、稼動の質に関して温度差がある。

とっぱらいで、単価分すべてもらえるんだったら、エンジニアはもっと働くんじゃねーのか?


もっとサイアクなのは、プロパが「いつもバタバタして。。」「いろいろ忙しくて。。」と言い訳しながら放置するケース。
放置するくせに、自分のことは完全に棚に上げて「主体的に動けよオラぁ!」と。

最終的には「業務委託なんだから! 委託してんのになんで受け身なんだよ!」みたいな切り札を出してくる。

そうすると「業務委託に対して指示すんじゃねーよ!」という反論があり、グレーゾーン(泥仕合)に入ってゆく。

お互い脛に傷持つ身なのに。。


そもそも面談のときに(「面接」じゃなくてあくまで「面談」)、我々(社員)はいつも飛び回っていて、パートナーの方々にはロクに対応してあげることができませんので、「主体的に!」動ける人材を求めています、みたいなことをほぼ必ずいわれる。

ここからして間違ってんだよ!!
他のブログとかにはいつも書いてるけど、「だったら社員雇えよ!」っていうことだよ。社員だったらコキつかえるし、主体的に動かないことを責めることができる。
何か、やってほしい作業が明確にあるから、雇うんだろ?? 要件があるんだろ?
放置しておけば魔法のように現場に適応して、作業をやってくれて、カイゼンまでしてくれるとでも思ってんのか?

ただなんとなく、人手が足りなくなってきたから、人夫を雇う。だから、雇われる側(僕ら)は「IT土方」と呼ばれるし、僕も自虐的に(半ば喜んで)このコトバを使わせてもらっている。

土方を雇ってるクセに、土方に「主体的に!」を求めるところが、おかしい。


ところで、最近ホント、なんか漠然とした案件多いよねえ。
人材不足なんだろうなあ、って思うけど。。 下流は、足りてんだろうね。作業者は。
上流が足りないんだよ。


IT土方はエンジニア派遣こそがふさわしい。業務委託・請負はそもそもIT土方を雇う方法としては、そぐわない。
そんなことは、このギョーカイにいれば誰もが知っていることだ。




凡人と選ばれたヒトの違い

2009-01-04 07:17:55 | IT土方(丸投げ問題について)
黙って文句も言わず黙々と働き、運を自分に引き寄せることができるヒトが、選ばれたヒト。そして、黙って文句も言わず働いている姿をつけ込まれてどんどん仕事をムチャぶりされて、沈没してゆくのが、オイラたちのような凡人。

だからオイラたちは、黙って文句も言わず働くなんてことは、できない。ムチャぶりされてさばききれないから、防波堤を築いて仕事流入量自体をセーブするしかねんだよ。

ビジネス・シーンっていうのはね、「黙ってりゃいい気になりやがって。。」っていう状況が、多すぎる。

「はい喜んで」ってやるき茶屋じゃねんだから

2008-02-15 06:36:25 | IT土方(丸投げ問題について)
前にも似たようなこと、書いたかもしれないけど、また思い出したから。。

5年ぐらい前は、オイラは外注のSEとしては「ギリギリ使いずらい」という評価だったらしい。後になって関係者に聞いた。

なぜかというと、指示に対して「役割期待」を明確にするようしつこくプロパのリーダに求めていたからだ。
さらにそれはなぜかというと、オイラがさらにその前、リーダをやっていたときは、しつこくメンバに対して役割期待を説明していたからだ。

○○の作業をやってもらう、と。で、聞きたいのはその理由、「なぜオレ(アタシ)が?」なんだよね。

オイラは「イジワル」ではないから、その理由をリーダに聞けたら後は文句は言わなかった。
その理由は「他に適任がいないから(消去法で)」でも構わない。(最初からうすうすそう感じているし)

なんとな~く作業をアサインしてあとヨロシク、なリーダのいかに多いことか。


外注は、つべこべいわずに(できればスーパーマンのように)作業に従事することを暗に求められる。
こちらは、それに反撥する。作業に従事するには理由が必要なんだよ。その理由がモチベーションに直結するわけでしょ。


でもホントはね、成果物のイメージを、議論なり、たたき台なりでどんどん議論して詰めてゆくプロセスは、必要なんだよ。
○○やってください、はいわかりました、でポン! とイメージどおりの成果が出てくるわけねーじゃんか。
テメーとオイラは「ツーカー」じゃねえんだよ。(いつからそうなったんだ?)

こういうときだけは(ふだんは土方扱いのくせに)「技術者なんだから」と、「イマジネーション」を求められるわけね。

これはどうなんでしょう、あれはどうすべきでしょう、と質問攻めにすると「まあ、そのへんはお任せで」と穏やかにかわされるか、あるいは「それを考えるのも仕事でしょ?」と逆ギレされるか。どちらにしても「馬脚をあらわしたな!」とこちらは思う。
そこで、まァそのへんで相手が求めていることはおおよそわかってきているので、そこからはモチベーション低空飛行を装いながら、「それなりの」成果に仕上げる。

なぜ「使いずらい」評価になってしまうかというと、文句もいわず成果を上げてくれるのが元請けは「当然」だと思っているから、(今のご時世ではどうかわからんけど)それが及第点だから、「文句は言うけど成果を上げる」は「使いずらい」になってしまう。

そもそも、成果物の認識あわせのため質問攻めにするのは「文句」じゃねんだけどな!
それを「文句」ととらえるヤツはリーダとしての資質がない。さっき書いた「馬脚」で、そういうヤツの下に長居してもロクなことはない。
そして、そういうヤツはこのギョーカイ、むっちゃくちゃ多い。

ところで。。「文句は言うし、成果を上げない」というIT土方もむっちゃくちゃ多い。。 オイラは違うと思っているけど、IT土方全体の待遇向上を目指す身としては、これが、なかなか強気になれない理由のひとつでは、ある。

でもそれも元をただせば、指示者が役割期待を明確にしないからだと思うけどねえ。
特に、若手IT土方に対して、元請けはエンジニアとすら思ってないから、フテくされるってのはあるよね。

「自分の身は自分で守る」

2008-02-08 05:34:20 | IT土方(丸投げ問題について)
「自分の身は自分で守る」の解釈なんだけどさ。。

「やりにくい職場であれば自分で変えてゆこう!」というプロパガンダが強力すぎたんだと思うんだよね。今まで。
環境、つまり、組織の体質という大きな壁を、自分で良くしてゆくのが「自分の身は自分で守る」ではない。

それは、まんまと企業側におだてられ、ノせられている。個人に尻拭いを押し付けているだけだ。

「自分の身は自分で守る」というのは、肉体、神経をすり減らす前に「逃げる」勇気があるかどうか、なんだよ。

その場にとどまるよりも逃げるほうがリスキーだからな。

企業はそれに気付いてほしくないんだな。皆に逃げられると困るからな。

いや、昨今のプロジェクトにおいて、大多数が外注で固められている現状を見ると、すでにもう逃げられていると解釈してもいいかもしれないな。。
逆説的にいえば。

「リーダクラス」って。。

2008-01-03 05:15:19 | IT土方(丸投げ問題について)
最初からリーダクラスでのオーダとかだとタイヘンだよ?
こんな理不尽でツマラん仕事は、そうはないよ。

最初から、ウルサい顧客の窓口としてセットされる。さらに、つかえねー別な外注会社の若手を部下として押し付けられる。
「主体性」「柔軟さ」はもう、折込済み。

リーダクラスを求めているということは、前任者が逃げ出したか、プロパがリーダやってたんだけど外注に押し付けたいのか、おそらくどちらかだ。

まさか「リーダとして活躍していただいて!」と美辞麗句を並べられて発奮するヒトなんていないよねえ、このギョーカイで。
いるのであれば考えを改めたほうがいいと思う。

壮大なハナシになるけどさ、オイラたちみたいな外注のIT土方が、インフラの運用や構築の「リーダ」「PM」のオーダを全部つっぱねれば、そのポジションはプロパがやらなきゃならなくなるんだからさ。そしてそれが本来あるべき姿なんだから。
そういう健全な状態に戻さなきゃ、ね。

[IT土方]同じじゃん!(ダメダメな現場)

2007-11-07 05:46:58 | IT土方(丸投げ問題について)
前にも書いたかもしれないけど。。そうであってもしつこくまた書く。

ムカシ、とあるサーバ運用管理の現場に入って、半年で辞めちゃったんだけど。。
すべて、現場に入ってからわかったことなのだが、その現場は、とあるパートナー会社(A社)が牛耳ってる状況だった。そのA社のリーダが、プロパのような権限を持っていた。プロパの若手もそのリーダの指示で動いていた。

そして、そこの会社のサーバ群は(けっこうな数だった)、そのA社(およびA社の下請け)のナレッジによって支えられていた。

つまり、ドキュメントがない、ということ。

そのリーダというのは、リーダシップもあり、ソフトで人当たりもよく、スキルもあり(というか現場にずっと長いのでそこのシステムの生き字引みたいな感じだった)、ということで一見問題はないのだが、実はけっこうクセモノで。。

もうその現場で、まるで自社のサテライトオフィスであるかのように、好きなようにやってるわけね。たとえばペーペーの新人を育てる場に使ったりとか。。
勤怠については相当ルーズに。そのリーダ自身も常駐契約のはずなのにあまり現場にいないし。。

外面はとても良いそのリーダに対してオイラが直感的に感じた違和感ってのは、他のヒトは感じなかったのかもしれない。なぜなら、結果を出してたからね。とにかく、そのリーダ配下のA社メンバーのおかげでなんとか運用がまわっていた(ように見えた)から。


で、そこのプロパのマネージャも、おそらくそのA社が好き勝手やってる(でも結果はそれなりに出している。。)状況に違和感を感じていたのであろう、別会社(B社グループ)の人間を少しずつ増やそうとしていた。

で、その何人目かがオイラだったわけさ。

しかもオイラはだいぶ年上のほうだったから自然、B社グループのリーダっぽい役回りとなり。。(B社の社員ってわけでもないのに)結果、そのA社リーダと話す機会も多かった。

先に投入されていた若いB社プロパは、陰ではその現場の文句ばっかいってた。とにかく、やることがない、と。(いわゆる「放置プレイ」ね)
A社が牛耳っているわけだから、結局B社からヒトが送り込まれてもA社リーダの下につくわけね。で、A社リーダは自社の人間を育てようとするから、B社にはそれほど仕事をフらないし。
まァいってしまえば「ソフトないやがらせ」ね。
B社勢力が拡大してきたら追い出されてしまうわけだから、B社にそこの運用のナレッジを蓄積されてしまったら、困るわけだ。


そこで、オイラにこの状況を打破してほしい、みたいなことを言うわけだ。

オイラも最初は、なんとかこの状態を打破しようと最初は考えていたし、そこの現場に対する違和感はひしひしと感じていたから(表面上は和やかな雰囲気が流れているが)、
とにかくまず、ナレッジを手順書化しよう、と決めた。
もうひとつは、工数関係ね。ここの現場というのが、作業、案件管理がまったくなされていなくて、放置プレイする割にはだらだらと残業しているような現場だったから、チームとしてどの作業にどれぐらいの工数割かれているのか、とか、障害件数は何件か、とか、とにかく作業を「見える化」「定量化」しようと試みた。

これは、いろいろな「火を噴いている」現場に投入されたときにオイラが独自に(「勝手に」)やることでもある。

現場には定量化できるデータが転がっているから、それを拾い集めてまとめる。


。。でも、結局途中でイヤんなって、辞めた。
なんでかというと、自分は暗黙のうちにB社グループ(数名。。)のリーダになっていったのだが、メンバがまったくついてこないから。

そのメンバたちは、現場、つまりA社に対する文句をぶーぶー言っていながら、結局A社リーダのもとで、ズブズブにA社メンバと同じようにだらだらと仕事していたから。
完全に染まっちゃって。かつ和やかに。A社の若手と同じように、勤怠もルーズになり。。

B社としてのカイゼン、つまり、「勢力拡大」はすべてオイラにゆだねられた格好になっていた。
そんなん、間違いなくnon of my businessだから、ばーっと文句いってすぱっと引き上げた。


B社の勢力拡大というB社最大のミッションを、すでに投入されていたB社プロパはまったくわかっていなかった。(というか、無視していた)
そして、そのB社の上層部は、それが常駐せずともわかっていたから、オイラにすべてを押し付けたわけね。

結局、先に入っていたB社グループのメンバ全員が実は「つかえねー」やつだった。コイツらは、A社リーダの下で、A社のナレッジを吸収しようとはしていたけどね、それは単に自身のスキルアップのためにすぎなかった。でも、自分たちのミッションとして今はA社のナレッジを吸収している段階である(だから、現場で仕事はしている)という言い訳は立っていた。


というわけで、フリーのシニアIT土方はいいように使われる、という典型の例を、書き出しておきたかったわけね。

[IT土方]レビューアがつかまらねー

2007-07-06 05:57:19 | IT土方(丸投げ問題について)
設計書のレビュー会とかでさ、マネージャクラスとかつかまらねーよなー

あいつら、エラそう。「別件が。。」って。
前日まで、「スケジュール大丈夫でしょうか?」って念押ししてんのに。こっちが下手に出て。

そんで、レビュー会やっても、決定権限を持つレビューアがいないから、全然進まなくって、課題ばっか先送りされる。

それで進捗遅れが発生したらオイラたちのせいにされる。
ふざけんなよ!
マネージャがドタキャンしたのが原因だろうが!
決定権限を持つおっさんは、決定するのが仕事なんだよ! それをサボりやがって。

だいたい、なんで外注が、レビュー開催のときプロパのマネージャのスケジュールおさえなきゃならねんだよ。
なんでそれがオイラたちの仕事なんだ?

てめーら、そのドキュメント承認したくないんだったらずっとそのままにしてろよ。
そこで進捗遅れになったら、ゼッタイオイラたちのせいじゃねーぞ?

このプロジェクトは誰の責任において動いてるんだ? テメーらだろうが。

ふざけている。。
ここでも、間違った「自助努力」に期待される。