R&Rf Blog "The Ladder To The Stars"

ミニチュア製作を中心に日々感じたことをランダムに綴っていきます。

1/6「パピヨン」~大型連休に考える製作のこと 1/6“Papillon” I think about the production.

2023-05-04 | 製作

 コロナもこの連休明けに5類に移行するとか。この大型連休はどこへ行くあてもなく。相変わらず依頼品の製作をチマチマ続けている。

彩色のみの依頼は基本的に受けないが、例外的にこれまでいくつか受けていて、今回紹介するのは4年くらい前に彩色した1/6のガレキのヘッドである。これは1/6フィギュアの交換用のヘッドだが、映画「パピヨン」がモチーフだろう。私はこのサイズのフィギュアは「大脱走」のヒルツ大尉しか持っていないので、首から下の胴体だけ自作した。パピヨンの囚人服は一見赤白のストライプに見えるが、よく見ると白のラインの中に細い黒(?)ラインが入っている。こういうどうでもいいことを見つけて悦に入っているのがマニアなんでしょうね。

1/6くらい大きくなると彩色もそれなりに念が入るというもの。青い瞳はデカール。髪と髭はドライブラシ。頬紅や鼻の頭はタミヤのウェザリングマスターでパフをかけた。目と舌周りは光沢クリアーでぬめりの感じを出してみた。

これはMr. Shinichiroとワイワイ言いながら楽しんで彩色した思い出の品。

時々他人の作品の彩色とかやってみると自分の製作について色んな影響やまた新たな気づきがある。そしてコロナが過ぎつつある今も私はここに居る。

Hey you bastards, I'm still here!  (パピヨンのラストシーンの台詞)

 

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哀悼 Mr. Shinichiro (Adiós, amigo)

2023-04-07 | 日記

 彼は私の最後の親友と呼べる人だった。

 きっかけは約20年前ネットでスティーブ・マックイーンのコレクターとして知り合ったのだが、連絡を重ねて彼の人となりを知るにつれて全てを語らずとも分かり合える共感できる親友となっていった。彼がイラストレーターであり私と同じくバンドをやっていたことも親密さに拍車をかけることにもなった。あることでは彼は私のために自分のことのように怒ってくれたりもした。

 去年彼が退院した時に電話で話したのが最後になった。彼からは色んな物や有益な情報をいただいてきた。実際には3回しか会ってないけど濃密な時間だった。今はただただ寂しい。彼を通じて知り合ったニューヨークの友人とも昨日連絡したが、彼の笑顔を思い浮かべながら今後も健康に留意し製作を続けていくと語り合った。まだまだSSS-Projectは続きます。(SSSとは名前の頭文字から。Steve、Shinichiro、そして私)

あちらでSteveにも会ってきて! またね。

 

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R.I.P. Jeff

2023-01-15 | 雑記

 その知らせを聞いてから数日過ぎたがいまだに信じられない。

 みんなが哀悼の意を述べながら、彼のプレイがいかに唯一無二ものだったかを語らずにはいられないのを目にするにつけ、自分がこの喪失感に慣れるには時間がかかるだろうということしか今は言えない。年明けにして自身の今年のトップニュースになることは間違いない。

Rest In Peace



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2023年 新年あけましておめでとうございます。Happy New Year 2023

2023-01-01 | 日記

 さてさてコロナも収まらないままにもう丸3年。オミクロン対応のワクチンまで射ったと思ったら新変異株が出る始末。いたちごっこですね。幸いにもまだ未感染ではあるが身辺に感染者は増えてきた。明日は我が身の心構えではいるつもりです。

 去年は地域の役やバンド活動再開と雑多な用事が多く、あまり製作に時間がとれなかった。初心に帰って昔作りたいと思っていたものしか作れなかった。今年も同じような年になりそうだが、去年よりは数を増やしたいと思っています。

本年もどうぞよろしくお願いいたします。

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1/18 映画「ドライブ」からサソリ・ジャケットの“ドライバー” 1/18 “Driver”wearing  the scorpion Jacket from “DRIVE”

2022-12-03 | 製作

 ライアン・ゴスリングの「ドライブ」(Drive  2011)から主人公の“ドライバー”。
昼間はカースタントマン、夜は強盗の逃走を手助けするドライバーという主人公が同じアパートに住むアイリーンと恋に落ちるが、彼女の服役中の夫の出所から事件に巻き込まれていく。
 全編ハードボイルド、過激なバイオレンス、そして彼女への純愛。寡黙なまますべて映像で語られてゆく。アイリーンも寡黙で何もしないが彼女を中心に、というかドライバーの彼女への純愛を中心にすべては回っていく。自分はこういう映像で語る映画が大好きである。

 フィギュアは印象的なサソリを背中にあしらったキルティング・ジャケット。右手にハンマー。こうした大げさでない等身大のバイオレンスに妙なリアリティを感じる。そして登場人物の寡黙さとあいまって暴力がいちだんと衝撃的。(ドライバーの手にいちばんなじむ武器は銃でなくてトンカチやレンチかな・笑)
 この映画に登場する車は冒頭の逃走シーンの1973年式シボレー・シェベル・マリブと中盤のカーチェイスをするクライスラー300Cと2011年式フォード・マスタングGT。特にマスタングのシーンはあの「ブリット」を彷彿させる。
 最後にアイリーン役のキャリー・マリガンは独特の雰囲気を持った女優。彼女のキャスティングあっての作品だと思った。

 見出し画像はとりあえず手持ちの1/43のマスタングGTを拡大してフィギュアと縮尺を合わせたものだが、ゆくゆくは1/18のミニカーを手に入れたいと思っている。バックのサソリマークはデカールで表現している。

      

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