オートアートの1/18 インターセプターのディスプレイ用に製作したもの。
5年以上前に制作しこのブログでもたくさん閲覧いただいてきましたが(1/18 マッドマックス2 インターセプター用 フィギュア Custom Figure for 1:18 MADMAX2 Interceptor)、そのときから気になっていた部分を作り直してみた。ショットガンホルスターや双眼鏡、ポーチの金具等。しかしこうして作りかえても気になる点が新たに発生して増幅してくる。ものを作る人にはわかってもらえると思うが、自分のビジョンを形にするのに多少のズレが出てくるもの。それは技術不足だったりリサーチが足りなかったりとかいろいろだが、反対に窯変というような予期せぬ好結果もある。やっていくうちに発見することがあるからモノ作りはやめられない。
よく3Dプリンターについて聞かれるが、個人的にはさほど興味がない。作っているモノが1/18以下の小さなものであるので部分的にどうしても誇張が必要になってくる。3Dプリンターは工業製品には極めて有効だろうが自分は「作家性」の方に興味があるのでどちらかというといびつなものの方がいい。映画にしてもCGが当たり前になってしまっている昨今、どんな驚異的なシーンでも観ている側の驚きがなくなってしまい最近ではCGで済むものもあえて実写にこだわったりCGにカメラの手ぶれを加える始末。このようにコンピュータはあくまでも使う人の道具にすぎないということに留まっていることに安心感を覚えるのは自分がアナログ人間だからなんだろうな。
その昔、学生の頃フリーハンドできれいな円や直線を板書する先生に感動感心したことがある。それも自分の原点。
※このフィギュアは現在ヤフオク出品中です。
◎◎◎ 1/18マッドマックス2 インターセプター用フィギュア(Eタイプ)
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