映画「華麗なる賭け」(”The Thomas Crown Affair” 1968)のサンドバギー(当時の日本ではこの呼び名が一般的だった気がする)映画では3シーン合わせて1分程度なのに印象に残るこの車、この映画用に作られたものらしいが、いままでミニチュアは販売されたことがない。それならばとプルバック式のダイキャストカーのシャーシをそのままにボディをフルスクラッチして造ってみた。ボディ以外は元のパーツを使っているので、エンジン(コルヴェア?)までの鬼改造はしていない。あくまでもトイカー レベルに留めた。
一般的なデューン・バギーと違ってヘッドライトが内蔵されているのと後部座席の部分がラケッジキャリアになっているのが大きな特徴。とにかく資料写真が少なくSHINICHIRO氏から多大な助言や協力をいただいた。中断と再開を繰り返し半年以上かかってようやく完成した。(SSS PROJECT #7&8)
バギーはレジャー目的の特殊な車両なので一般の車よりひとまわり小さい。そのためかプラモデルは 1/20が多く 1/24はなかなか見かけない。また昨今のプラモデルはモーターライズドがほとんどなくなりディスプレイ主流なので、アクティブが持ち味であるバギーのミニチュアは実動のラジコンの分野に移行してしまって、プラモとしての新作は発売されなくなってしまった。
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