5/29メモ

　夏を思わせるような陽気が続いたかと思えば、今日は肌寒い一日となっています。
さて、5月最後の日曜クラスは、盛りだくさんの内容でお届けしました！毎回テーマを決め、内容を考えてクラスに臨むものの、
参加される方のエネルギーや、その時々の流れを見て、その場で新たにムーブメントを取り入れるなどしています。
今回のテーマは「脚の力を強くする」「テーブルトップ」でした。
　


　これだけたくさんのメニューをこなすのは大変なことですが、この日は素晴らしく集中したクラスでした
最初の3つのムーブメント「足の運動」「Leg work」「Roll down」は主に脚の力を出すことに焦点を当てています。
「Adduction bridging」は練習のアプローチを考えて、Cカーブを深く入れたまま、胸の後ろ（胸椎の11,12番。みぞおちの裏あたり）
まで上げるところまでを大事に動いてもらいます。

　また前回ブログで触れた「テーブルトップの練習」をじっくりとやってもらった結果、股関節回りの筋肉がしっかり使えてきました。
そこで、「Lumber stability」というムーブメントを新しく導入。これにより、股関節回りの筋肉をさらに安定させて使うことが可能になります。

　普段なかなか動かすことが困難な、"下腹部のコア"がだんだんと入ってきたので、「うつぶせでCカーブ」の動きを導入。お尻の筋肉が入って
腰椎も動かすことが出来てきたので、その延長で「Swan」というむつかしい動きにも挑戦して頂きました。　

・・・と、このようにコトバで書くと相当複雑なことをやっているようですが、クラスの空間では、初めての方でも案外すんなりと入っていただけます。
大切なことは、与えられた動きを前向きに味わい、今の自分が出来る範囲でエネルギーを身体に流していくことなのだと思います。
集中力を持って、体と心とイメージを繋ぐこと。ピラティスワークに取り組むことで、たくさんの喜びを得ていただくことが出来れば、これ以上のことは
ありません
　

　

テーブルトップの威力～おなかの力で脚を上げる～

　仰向けに寝て膝を立て、骨盤を床から離さずに脚を90度上げるポジションを取ります。「テーブルトップ」と呼ばれるこの脚のポジションは
ピラティスムーブメントにおなじみの姿勢ですが、それが身体にもたらしてくれる恩恵は、見た目の地味さに反して素晴らしいものがあります。


（イラストでは反対側の脚をまっすぐ伸ばしています）

　吸って吐きながら、膝の角度/腰の角度ともに90度まで上げていきましょう。
この時、太ももの前側の筋肉（＝大腿四頭筋）に力を入れてあげるのではなく、できるだけ下腹部のコアの筋肉（赤く塗った部分）を使って脚を上げていくようにします。
慣れないうちはむつかしいかもしれませんので、まずは下腹部に手を当ててみて、息を吐くことでこのあたりの筋肉がきちんと使えているかどうか、試してみましょう。

　この一見小さなムーブメントができるようになると、左右の脚の付け根は実はおへその下あたりからコントロールして動かしている、という実感を持つでしょう。
これによって「綺麗で長い脚の使い方」が可能になると同時に、例えば「歩く」「走る」「階段に上る」際に生ずる膝への負担を軽減することが出来ます

　先ほどのムーブメントを上から見てみると、こんな感じです。


　赤い部分をいかに安定させながら動くことが出来るか、ということが鍵になります。
また、両肩を引き下げて行うと、よりお腹回りの安定を補助してくれます

　クラスではムーブメントの練習を通して、腰痛や股関節の問題、お腹まわりに力が入らないことによって生ずる様々な問題を解決できるよう、可能な限りお手伝いいたします！

レッスンのメモ 5/15

　先週の日曜日はしっかりと動きました

　「呼吸」や、「コアを安定させて骨盤を動かすこと」など、ピラティスではいくつかの
基本的な動きがあります。掴めてくると、呼吸だけで充分コアのトレーニングにしていくことが
できます。

　また一方で、これらの要素は集中力と持続的な実践を要するものです。

　練習、というとすこし堅苦しいようなイメージで取り組んでしまいがちですが、
むしろ楽しみながら新しい動きをどんどん経験していくことで、いつの間にかあらたな気づきや発見が
得られるようになります。
　
　「肩が楽になった」「身体の使い方が変わってきた」など、嬉しい声をいただいています

　ピラティスワークは、”お仕事や日常生活をどうやってより快適に、元気に過ごすことができるか”など、
将来の身体の不安をできるだけ軽減させてくれるようにプログラムされています。クラスを通して、
ぜひお手伝いをさせて頂ければ幸いです

肩を下げるために

　日常生活のなかで緊張やストレスが続くと、知らないうちに呼吸が浅くなり、肩や首に負荷がかかってしまいがちになります。またクラスのなかでも、ムーブメントの難易度が上がると、肩に力みが入ってしまうことが時々あります。

　胸が開いて肩が下がり、首筋のラインが綺麗に出ると、美しいシルエットが生まれます。

　まずは仰向けに寝て息を吸って、肩を上げていきます。
　

　息を吐いて、肩甲骨を床にスライドさせるようにして肩を下げていきます。


　鼻から吸って、口から吐く。
あまり力を入れすぎずに、何回か試してみてください。回数を重ねるごとに呼吸が深くなり、動く範囲も広がっていきます。
肩が床から浮いてしまう場合は、あらかじめ肩と二の腕を床で押しておきましょう。胸と肩が綺麗に開くようになります。

　上げるときは、鎖骨の中心側をテコの支点のようにして、斜め上向きに。　
下げるときは、左右の鎖骨を平らにしていくようなイメージでやると良いでしょう。
慣れてきたら、少し筋肉を使って引き下ろしてみましょう。

　耳と肩の間隔が空いて、腕がすーっと伸びていくような感覚が持てたら、力強く押さえのきいた肩の位置の完成です(^^)

　夏に向けて綺麗なラインを作りましょう

5月のレッスン日程

新緑が眩しい季節になりました
当スタジオもチラシができ、さらに今月から日曜日にもクラスを持つことになりました！

　今月の予定です。

<月曜クラス>
2日　9日　16日　23日　30日　20時～21時10分

<日曜クラス>
8日 15日 22日 29日　15時30分～16時（体験クラス）　16時10分～17時20分（通常クラス）

　初めての方は、体験クラスを30分ほど受けていただくと、以降の理解が早いかと思います。
また、続けてクラスを受講していただくことも可能です。

　皆様の身体づくり・健康づくりにお役立ていただけるよう、豊富なプランをご用意してお待ちしています。
お気軽にお問い合わせ下さい。

　studiofermata@goo.jp　080-5415-6177