過ごしやすい日々が続いてますね![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/onpu.gif)
さて、いくつかのクラスで骨盤底筋群の話題が出ていますので、
こちらでも取り上げてみたいと思います。
骨盤底筋は、尿漏れなどのトラブルの際によく話題にされます。
声楽やバレエの経験のある方は、「肛門を絞める」と教わることも
あるでしょう。そのため、身体を引き上げておくために
なんとなく重要な場所なんだな、という認識があるかもしれません。
しかしながら、解剖の本を当たっても、詳しく載っているものには
なかなか出会うことができません。感覚的にも、プライベートな部分
なので、ほんとうにそこを動かすことができているかどうか、
確認することがむつかしい部分でもあります。
それではこの骨盤底筋群は、どこにあるのでしょうか?
まずは骨盤を前から見た図です。
(引用はエリックフランクリン著「骨盤力」スキージャーナル社より)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/42/57/b00973ca03f0ef59e88e03f0ae66fb74.jpg)
骨から見ると、骨盤の底は空洞になっています。
恥骨(手前下のつなぎ目)、左右の座骨、尾骨(奥の尖った骨)。
もしこのあいだに何もなければ、内臓が全部落っこちてしまいます。
この狭い範囲で内臓が落ちないように支えて、排泄物を出し、
赤ちゃんの通り道も作っている、というわけです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4d/99/0105a600846204e25011e90b916c776d.jpg)
後ろから見た図。
お尻の肉がそれほど厚くない方は、座っているときに左右の座骨が
椅子の面に当たる感覚があると思います。尾骨はちょうどお尻の割れ目
のあたりを触ると分かりやすいと思います。
同様に前側の恥骨も、触ることで位置を特定していただくことが
できると思います。
この四点のあいだの菱形に筋肉の層があるとイメージしてみましょう。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/37/13/409cb9f5174b1176ff15f8455df0f3cd.jpg)
骨盤を下から見た図。恥骨が身体の前側
この間に、前から尿道、膣、肛門(男性の場合は尿道と肛門)があり、
様々な筋肉が弾力をもって働いてくれます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/43/db/48653a18abdcb34ccda2ad3849c03a98.jpg)
同じく骨盤を下から見た図。この図では上に恥骨があるので、上が身体の前側
になります。
クラスでは実際に、骨盤底筋を
・引き締めること
・引き伸ばすこと
をテーマにして、周りの筋肉と強調させながら使えるようにしていきます。
ひとつひとつの動きを実感することができると、落ちてしまいがちなお腹を
底から引き上げることができてくるでしょう。
すこしむつかしいと思われるかもしれませんが、知っているといないでは
大きな違い(!)ですね![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/fine_face.gif)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/onpu.gif)
さて、いくつかのクラスで骨盤底筋群の話題が出ていますので、
こちらでも取り上げてみたいと思います。
骨盤底筋は、尿漏れなどのトラブルの際によく話題にされます。
声楽やバレエの経験のある方は、「肛門を絞める」と教わることも
あるでしょう。そのため、身体を引き上げておくために
なんとなく重要な場所なんだな、という認識があるかもしれません。
しかしながら、解剖の本を当たっても、詳しく載っているものには
なかなか出会うことができません。感覚的にも、プライベートな部分
なので、ほんとうにそこを動かすことができているかどうか、
確認することがむつかしい部分でもあります。
それではこの骨盤底筋群は、どこにあるのでしょうか?
まずは骨盤を前から見た図です。
(引用はエリックフランクリン著「骨盤力」スキージャーナル社より)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/42/57/b00973ca03f0ef59e88e03f0ae66fb74.jpg)
骨から見ると、骨盤の底は空洞になっています。
恥骨(手前下のつなぎ目)、左右の座骨、尾骨(奥の尖った骨)。
もしこのあいだに何もなければ、内臓が全部落っこちてしまいます。
この狭い範囲で内臓が落ちないように支えて、排泄物を出し、
赤ちゃんの通り道も作っている、というわけです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4d/99/0105a600846204e25011e90b916c776d.jpg)
後ろから見た図。
お尻の肉がそれほど厚くない方は、座っているときに左右の座骨が
椅子の面に当たる感覚があると思います。尾骨はちょうどお尻の割れ目
のあたりを触ると分かりやすいと思います。
同様に前側の恥骨も、触ることで位置を特定していただくことが
できると思います。
この四点のあいだの菱形に筋肉の層があるとイメージしてみましょう。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/37/13/409cb9f5174b1176ff15f8455df0f3cd.jpg)
骨盤を下から見た図。恥骨が身体の前側
この間に、前から尿道、膣、肛門(男性の場合は尿道と肛門)があり、
様々な筋肉が弾力をもって働いてくれます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/43/db/48653a18abdcb34ccda2ad3849c03a98.jpg)
同じく骨盤を下から見た図。この図では上に恥骨があるので、上が身体の前側
になります。
クラスでは実際に、骨盤底筋を
・引き締めること
・引き伸ばすこと
をテーマにして、周りの筋肉と強調させながら使えるようにしていきます。
ひとつひとつの動きを実感することができると、落ちてしまいがちなお腹を
底から引き上げることができてくるでしょう。
すこしむつかしいと思われるかもしれませんが、知っているといないでは
大きな違い(!)ですね
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/fine_face.gif)