ピラティススタジオ”フェルマータ”

2014年より板橋区・高島平および三鷹でピラティスクラスを開催。充実感のあるクラスを実践しています。

自然に触れる!

2018-05-18 11:38:37 | 日記
空を見上げること。樹木に触れること。海をぼーっと眺めること。
そんな時、自然の力はダイレクトに私たちの身体に働きかけてくれます。

 自然に触れることは、普段は閉じていて、なかなか気づかない
知覚を呼び覚ませてくれるまたとない機会です。

 天気の良い日は太陽を浴びながら毛穴を開き、お気に入りの木を
見つけてしばらくぼーっとしてみるのも、立派なワークになります。


根を下ろすように地に深く足をつけ、
そこから頭の先まで、どこまでも上に軸の感覚を伸ばしていきます。

 ちょっとグラグラしましたが・・・(笑)
なんとも気持ちの良い感覚でした。

 感覚を思いっきり開いて語りかけ、のびのびと交歓していけば、
細胞が活性化されて生命力がどんどん培われるはず!ですよね





股関節引き伸ばし!

2018-05-17 12:41:27 | 日記
先日「股関節に違和感がある」とおっしゃっている
方がいたので、その日は股関節をテーマにクラス内容を組み立てました。

 大まかにいうと、以下の手順で行いました。

・まずは腰椎を目いっぱい引き伸ばす
Cカーブの動きを強く出していき、できるだけ腰椎の下のほうに
動きが出せるようにしていきます。

・骨盤を締める力をつけていく。
左右の足の内側にボールを挟んで
骨盤底~下腹部をできるだけ引き上げていきます。

・これらの動きを組み合わせて、bridgeをしていきます。

内腿にはさんだボールを左右均等に押していけるかどうかがポイントです。

 左右どちらかの脚がボールを押しずらい場合(動きながら脚が開いてしまう)
は、そちら側の股関節に痛みや違和感がある場合が多いです。

 注意力をもって、できるだけ両方の脚で均等にボールを押せるようにしていきましょう。


・最後に股関節をしっかりと引き伸ばして脚を動かしていきます。


画面奥の脚、息を吸って下ろしていきます。


息を吐きながらお腹の力で脚をあげていきます。
オレンジの方向で脚をできるだけ引き伸ばしていきましょう。


腰椎を引き伸ばす→骨盤を締める→股関節を引き伸ばす
これによって、背骨~骨盤の歪みが調整でき、股関節も良い位置に収まってくれるでしょう。
「脚が長くなった」
「立った時にお尻の位置が高くなった」
としたら成功です


 ぜひお試しください!




胃をリラックスさせる

2018-05-11 09:10:28 | 日記
雨があがって一転、今日は素晴らしい天気に恵まれました
毎朝、息子を保育園に送ってからブログを書いています。
毎回、別れ際に泣かれるのがツライのですが・・・

 さて今日は「胃を緩める」という話題をお届けします。
胃はストレスがたまると、気がつかないうちにきゅっと緊張
してしまう部分ですよね。

 普段、マイペースに振舞っていたとしても、知らないうちに
不必要な情報が入ってきたり、日々の仕事を順調にこなしている
ようでいて、どこかで「おなかに落とし込めてない」未消化な感覚を
抱えたままでいることなど、、。

 そんなストレスを緩和しようと、無意識に暴飲暴食を行ってしまう
こともありますよね。

 ピラティスやバレエでは、
「みぞおちを引き上げる」
「胃を引き上げる」
ということがよく言われます。
ここが引きあがっていると上体がはるかに安定するからですが、
この部分を緊張させたまま運動しようとすると横隔膜も一緒に
緊張させてしまうため、息がすぐにあがってしまうのです。


<その1>
・椅子に座ったまま、あるいは仰向けになって両手を重ね、
みぞおちに手を当てます。
・そのまま息を吐ききってみましょう。
・手を当てた部分が温まり、呼吸とともに柔らかく波打つのを感じてみましょう。
(息を吐くとともに、ほんの小さな「波」を感じることができると良いです


<その2>
・お茶を飲むとき、いつもよりほんの少しの量を口に含みます。
・そのお茶が喉の奥を湿らせ、食道を浸し、胸の真ん中をゆっくりと
流れていき、胃に到達する様子を想像します。
(ゆとりがあれば、食事の時にやってみるのもよいでしょう。)


 胃の表面が粘膜とともに柔らかく波打つことがイメージできると、
自律神経が整えられて、心からリラックスすることができます
ごくごく小さな動きが、最大限の効果を発揮してくれることでしょう