ピラティススタジオ”フェルマータ”

2014年より板橋区・高島平および三鷹でピラティスクラスを開催。充実感のあるクラスを実践しています。

首・肩の痛みを取る➀

2021-11-07 13:37:58 | ピラティスワーク~実践編~
 前回の記事で、頭の重さが
頸や肩にどれだけ負担をかけるのか、
についてお伝えしました。

 

~大切な壺を、そっと床に置くように~ 【頭の重さを感じて頸をリラックス】 - ピラティススタジオ”フェルマータ”

頭の重さは、一般的には体重の8~10%と言われています。体重が50㎏の人で、およそ5kg。比重としてはボーリングの球の重さに例えられることが...

~大切な壺を、そっと床に置くように~ 【頭の重さを感じて頸をリラックス】 - ピラティススタジオ”フェルマータ”

 


今日は肩甲骨の動きについてお伝えします。

肩甲骨は可動範囲が広く、
腕の動きに自由度を持たせることができます。

バレエの優雅な手の動きも、肩甲骨の自由度を
最大限に生かすことで実現します。


理想的には、肩甲骨が肋骨の上を滑るように
動かしたいところですが、

長時間同じ姿勢を取り続け、
背中全体がこわばると
肩甲骨の動きが
制限されることになります。

動きを失った肩甲骨はある一定の方向でしか
機能しないため、

頸の筋肉(肩甲挙筋など)をひっぱったり、
肩の関節に制限を加えたり

、、、これが不快な痛みの元になるのです。


 痛くて運動に支障が出る方は、
呼吸で背中の緊張を少しずつ緩和してから、
運動を行いましょう。

・膝と腰を90度にして横向きに寝ます。

・肋骨に手を当てて、鼻から息を吸って、口から吐きます。
 出来るだけ肋間が広がるようにして、片方の肺を膨らませていきます。
 息を吸うことで、背骨の脇の筋肉(脊柱起立筋)と肋骨の間に溝ができるよう、
 手の親指でスペースが空くのを確認してみましょう。

・反対側も、同様に行います。

 左右どちらか片方の肺が機能しずらいと
感じられることがあるでしょう。

息を最大限に吸って、吐き出すことで、
肋間の緊張が徐々に解れていくと、
肺の機能も回復してきます。

こちらの動画をご参考に

運動に支障がある方は…[呼吸で背中の緊張を緩める]

 肩や頸が痛くて運動に支障が出る方は、
呼吸で背中の緊張を少しずつ緩和してから、
運動を行いましょう。

・膝と腰を90度にして横向き寝ます...

youtube#video

 



・仰向けに寝てみて、息を吸ったとき
肋骨の後ろ側が両方膨らむ
のを感じてみましょう。

背中の緊張が解れたら、
肩甲骨を動かします。

(②につづく)



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