前回の記事で、頭の重さが
頸や肩にどれだけ負担をかけるのか、
についてお伝えしました。
今日は肩甲骨の動きについてお伝えします。
肩甲骨は可動範囲が広く、
腕の動きに自由度を持たせることができます。
バレエの優雅な手の動きも、肩甲骨の自由度を
最大限に生かすことで実現します。
理想的には、肩甲骨が肋骨の上を滑るように
動かしたいところですが、
長時間同じ姿勢を取り続け、
背中全体がこわばると
肩甲骨の動きが
制限されることになります。
動きを失った肩甲骨はある一定の方向でしか
機能しないため、
頸の筋肉(肩甲挙筋など)をひっぱったり、
肩の関節に制限を加えたり
、、、これが不快な痛みの元になるのです。
痛くて運動に支障が出る方は、
呼吸で背中の緊張を少しずつ緩和してから、
運動を行いましょう。
・膝と腰を90度にして横向きに寝ます。
・肋骨に手を当てて、鼻から息を吸って、口から吐きます。
出来るだけ肋間が広がるようにして、片方の肺を膨らませていきます。
息を吸うことで、背骨の脇の筋肉(脊柱起立筋)と肋骨の間に溝ができるよう、
手の親指でスペースが空くのを確認してみましょう。
・反対側も、同様に行います。
左右どちらか片方の肺が機能しずらいと
感じられることがあるでしょう。
息を最大限に吸って、吐き出すことで、
肋間の緊張が徐々に解れていくと、
肺の機能も回復してきます。
こちらの動画をご参考に
・仰向けに寝てみて、息を吸ったとき
肋骨の後ろ側が両方膨らむ
のを感じてみましょう。
背中の緊張が解れたら、
肩甲骨を動かします。
(②につづく)
頸や肩にどれだけ負担をかけるのか、
についてお伝えしました。
~大切な壺を、そっと床に置くように~ 【頭の重さを感じて頸をリラックス】 - ピラティススタジオ”フェルマータ”
頭の重さは、一般的には体重の8~10%と言われています。体重が50㎏の人で、およそ5kg。比重としてはボーリングの球の重さに例えられることが...
~大切な壺を、そっと床に置くように~ 【頭の重さを感じて頸をリラックス】 - ピラティススタジオ”フェルマータ”
今日は肩甲骨の動きについてお伝えします。
肩甲骨は可動範囲が広く、
腕の動きに自由度を持たせることができます。
バレエの優雅な手の動きも、肩甲骨の自由度を
最大限に生かすことで実現します。
理想的には、肩甲骨が肋骨の上を滑るように
動かしたいところですが、
長時間同じ姿勢を取り続け、
背中全体がこわばると
肩甲骨の動きが
制限されることになります。
動きを失った肩甲骨はある一定の方向でしか
機能しないため、
頸の筋肉(肩甲挙筋など)をひっぱったり、
肩の関節に制限を加えたり
、、、これが不快な痛みの元になるのです。
痛くて運動に支障が出る方は、
呼吸で背中の緊張を少しずつ緩和してから、
運動を行いましょう。
・膝と腰を90度にして横向きに寝ます。
・肋骨に手を当てて、鼻から息を吸って、口から吐きます。
出来るだけ肋間が広がるようにして、片方の肺を膨らませていきます。
息を吸うことで、背骨の脇の筋肉(脊柱起立筋)と肋骨の間に溝ができるよう、
手の親指でスペースが空くのを確認してみましょう。
・反対側も、同様に行います。
左右どちらか片方の肺が機能しずらいと
感じられることがあるでしょう。
息を最大限に吸って、吐き出すことで、
肋間の緊張が徐々に解れていくと、
肺の機能も回復してきます。
こちらの動画をご参考に
運動に支障がある方は…[呼吸で背中の緊張を緩める]
肩や頸が痛くて運動に支障が出る方は、
呼吸で背中の緊張を少しずつ緩和してから、
運動を行いましょう。
・膝と腰を90度にして横向き寝ます...
youtube#video
・仰向けに寝てみて、息を吸ったとき
肋骨の後ろ側が両方膨らむ
のを感じてみましょう。
背中の緊張が解れたら、
肩甲骨を動かします。
(②につづく)
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます