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絵画指導 菅野公夫のブログ

大好きな絵とともに生きてます

図書館で借りて来ました。

2012-02-26 | 読書
今日は、司馬遼太郎の街道を行くの中からオランダを借りて来ました。

美術史に関係する話が聞けるかなと期待しています。

これから読みます。

福沢諭吉が咸臨丸でアメリカへ行った時、アメリカ人はいろいろな機械を見せて、遅れている日本人を驚かそうとしたそうです。
しかし福沢がそのほとんどの原理に付いて既に知っていたので驚かなかった。それは、オランダの本から知識を得ていたからだそうです。
初め、日本はヨーロッパの国との関係をスペイン、ポルトガルと始めました。
しかし、キリスト教を入り込ませ、日本を乗っ取ろうという意図が見えたので、排除する方向に動きます。
ただ、鎖国になっても貿易を続けたのは、オランダでした。
それは、スペイン、ポルトガルのカトリックに対抗するプロテスタントだったからということがあるそうです。

杉田玄白の解体新書は、オランダ語の本を翻訳したものだそうです。

オランダは日本の九州くらいの面積で、かなりの部分が海面よりも低く、堤防によって守られているそうです。
チューリップの産地としても有名ですが、チューリップの咲く畑と風車の風景は有名ですね。

昔から、人種差別のない国としても有名で、ほとんどの人の体の何分の一かはユダヤ人の血が混じっているとも言われます。
だから、ユダヤ人迫害などの差別はないのだと書かれていました。

人種差別をすると、いづれ他の人種から自分も差別されるという危機意識が高いのだと書いてありました。

まだ、美術に付いての話題になりません。
 
ファンエイク、ルーベンス、レンブラント、フェルメールなどが出て来るのではないかと期待しながら読んでいます。

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読書の副産物

ヘルメスは、使いの神、商業の神、泥棒の神などといろいろ言われますが、生まれて直ぐにゆりかごを飛び出して、アポロンが飼っているたくさんの牛を盗みました。
それを怒ったアポロンはゼウスに訴えます。その時、ヘルメスは竪琴を発明します。
そして、発明した竪琴をアポロンに渡すことを条件にその盗んだ牛たちをもらいうけたということです。
私はこの話を知りませんでした。

ヘルメスはこの交換の交渉から商業の神になり、竪琴をもらったアポロンが音楽の神になったことがわかります。
面白いですね。ヘルメスは竪琴を発明したことから、発明の神とも言われるそうです。

そう言えば、百の眼を持つアルゴスを眠らせたのもヘルメスの竪琴の演奏だったことを思い出しました。

オランダの本を読んでいたのに、こんな話が出て来て、嬉しい知識が得られました。
読書は、こういう知識が得られるのでいいですね。









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