展示作品納品＆展示

コロナ禍、仕事がリモートメインとなり作品の納品が滞っていました。
感染が少し収まっている昨日、残りの作品をお届けに行ってきました。
このような状況下、伺うのは品川インターシティ内ショールームがオープンした時以来でした。
任期中にコロナ禍など想像もできないことでした。
５年という時間がとても長かったのだなと改めて思います。
ショールームの一角に素敵な展示スペースを用意してくださり４点ずつ展示されています。
昨日はその作品を差し替えました。
照明の当たり具合も良く、作品がとてもよく見えます。
常設していただき、いろいろな方にご覧いただく機会を得た作品と私は幸せだなと思います。
どうぞ作品を末永くよろしくお願いいたします。

東芝テック株式会社てっくぷらざ＃116号「味噌屋 壽々屋」

５年間担当させていただいた表紙掲載作品。
「味噌屋　壽々屋」が最終作品となりました。
様々なタイプの店舗模型を製作させていただきました。
今日この１冊が届き、５年間の制作の思い出で胸が熱くなりました。

これまでの２０冊の広報誌「てっくぷらざ」は私の宝物です。
素敵な時間をありがとうございました。

5年間20作品製作しました

これまで５年間担当してきた東芝テック株式会社広報誌「てっくぷらざ」表紙掲載最終作品の撮影が無事に終了しました。

担当最終作品は「味噌屋　壽々重」
店名には自分の名前の漢字の中から１文字入れたいなと考えていました。
壽のフォントはとてもたくさんあり選ぶのに迷うくらいです。
途中、関係者の方から文字の提供がありました。
とても男性的でこの作品の最後を飾るにふさわしいものでした。
早速暖簾や看板様々なパーツに使わせていただき、とても良いコラボレーションとなりました。

カメラマンのKさんは５年間素晴しい写真を撮ってくださいました。
毎回、「この画像は本当に私の作品かしら？」と思うくらい素敵な画像でした。
プロのカメラマンさんに写真を撮っていただけるなんて、考えてみたらとても幸せな事です。
初めの頃カメラに夢中だった私はたくさん質問をしてしまいましたが、快く教えてくださいました。
現在はスマホの画像がメインになり、時の流れを感じます。

肝心の編集者のYさんとはその前ですので皆さんよりもう少し長いお付き合いとなりました。
池袋オレンジギャラリーで秋に開催の「共同作品展」が最初の出会いでした。
ホームページで調べて、直接私の作品を見に会場に来てくださったのです。
私の娘と同年代の方との全く新しい分野の仕事。
彼女のサポートがあってこそでした。
ある時、「お好み焼き屋さん」制作中に私のパソコンが故障してしまい、重要な印刷ができなくなってしまいました。
パソコンは修理に出しましたが、その間制作が滞ってしまう為、彼女の会社でその個所の制作を手伝ってくださいました。
おかげさまで期日に間に合うよう完成しました。
５年で20作品制作しました。
１作品ごとにそれぞれに思い出があります。
特に、重要なパーツ「レジスター」については、ドールハウス仲間に相談したりアドバイスをいただいたりしながら進化させてきました。
買い物に出かけ清算する時「TEC」の文字と機種が気になるこの５年。
コロナ禍で見かけるようになったセルフレジ。
ショールームで初めて目にした時、この機種を当たり前のように使う時代がこんなに早く来るとは思いもしませんでした。
たくさんある機種の中でこの形状が複雑ではありますが、一番好きです。
制作にはパソコンが欠かせませんでした。
苦手な分野でしたが、休むことなく続けていて本当に良かったと思っています。
パソカフェのU先生にも大変お世話になりました。
私のような生徒に何度でも理解するまで教えてくださり感謝しております。

こうしてたくさんの方々に支えていただきながら５年の月日が流れ、節目の年に余力を残して卒業させていただこうと決めたのでした。
ドールハウスに理解のある方々との出会いで、どうにか私の役目を無事に終えることができました。
製作者としての幸せな時間をありがとうございました。
心より感謝いたします。

お土産屋さん風な漬物屋さん

東芝テック株式会社てっくぷらざ秋号「漬物屋さん」ができました。
観光地にあるお土産屋さんの雰囲気を意識しました。
今回はパーツ「お漬物」の数が半端ない。
私は基本的に型を取らず１個ずつ作ります。
１個１個に表情のある方が好きです。
なので大変ではありますがコツコツ作ります。
今回もいろいろな野菜を作りカットしてそれぞれの漬物にしています。
お気に入りは浅漬けです。
パッキングする時にはレジンで水分を表現し、美味しそうに見えるようにしました。
また、秋の雰囲気を作る為もみじの切り抜きを使いました。
竹中先生から切り抜きのもみじをたくさん分けていただきました。
先生ありがとうございました。
次号はアクセサリー屋さん。
全く違うテイストです。
コツコツ制作に励みます。

季節を先取り

東芝テック株式会社てっくぷらざ表紙作品の制作は毎号季節の先取りをします。
今号もこの猛暑の中気持ちだけは秋でした。
紅葉したもみじの葉を飾るだけで店内が秋の雰囲気になります。
観光地の商店街にあるお土産屋さんのイメージで作り始めました。
コロナ禍でどこにも出かけない日々の中、友人に画像を見せたら「箱根に行きたくなった！」箱根あたりにこんなお土産屋さんがありそうだと言ってくれました。
嬉しい一言でした♬

東芝テックてっくぷらざ秋号・お漬物屋さん

制作中の東芝テック株式会社てっくぷらざ秋号「お漬物屋さん」
数々のお漬物と格闘中です。
普段は何気なくご飯のお供に食べているので、ミニチュアにするために今回改めてまじまじと眺めることに。
デパ地下にいけば一度にたくさんの種類を見られるのですが、コロナが心配なので２回ほど短時間眺めてきました。
あまりにも種類がたくさんあるので、色合いなどを考えて制作する事にました。
「こなすの辛子漬け」がとても好評でしたが、自分としては「水茄子の浅漬け」が思いのほかリアルでした。
切り口がきれいなのでリアルに見えたのかも。
これでお漬物のパーツは足りると思いお漬物作りは終わったと思いましたが、ラッピングをして並べてみると全然たりませんでした。
そして２度目の粘土と格闘。
やっと終わりが見えてきました。

つくばい

東芝テック株式会社「てっくぷらざ秋号」はお漬物屋さんです。
秋らしさを出すものとして「つくばい」を一角にセットしました。
ちょうど、T先生から「もみじ」の切り抜きを譲っていただいたものを使わせていただきました。
建物はどうにか形になりました。
今作は商品となる「お漬物」の数が「おせんべい屋さん」を製作した時以上にパーツが多くなりそうです。
ひたすらコツコツ制作に励みます。

東芝テックてっくぷらざ夏号「パウンドケーキ屋さん」

東芝テックてっくぷらざ夏号「パウンドケーキ屋さん」が届きました。
@makimonoさんのパウンドケーキをヒントにさせていただきながらの制作でした。
こちらのケーキは、こだわりの旬の野菜や果物など、体に良い食材を使用されております。
パウンドケーキのフォルムもお気に入りです。
街で見かけるものより少しスリムです。
美味しいものはこれくらいのサイズが良いと納得します。
こちらのお店は友人がインスタで見つけて教えてくれました。
美味しいものを探し出すのが上手な友人が周りにいる私はしあわせものです♬

「てっくぷらざ夏号パウンドケーキ専門店」の撮影終わりました

東芝テック「てっくぷらざ」夏号の撮影が無事に終わりました。
緊急事態宣言が再び出ている中での撮影。
１度カメラマンさんの事務所に送りそこで撮影していただきましたが、私が自宅での撮影を希望しました。
コロナ禍の今、気を付けるべきことをきちんと守りながら短時間で済ますことが出来ました。
「パウンドケーキ専門店」全体にシャビーな仕上げで白がメインの作品です。
私自身が撮りにくかったので、カメラマンさんに聞いてみるととても撮りやすい作品ですと。
これまでの中で2番目に撮りやすかったとのことでした。
色のメリハリのあるのがよかったらしいです。
自然光でマットな感じに撮れた画像。
毎回「誰の作品？」と思うくらい素敵に撮っていただいて嬉しいです。

そして、編集者のYさんから「コクテル堂」のコーヒーをいただきました。
私も時々こちらで購入します。
コーヒー好きの私にはとても嬉しいプレゼントでした。
ごちそうさまでした。

夏をイメージしたハウス「パウンドケーキ専門店」

東芝テック「てっくぷらざ」次号は夏号。
昨年は街角のカフェスタンドを製作しました。
今年は「ケーキ屋さん」パウンドケーキ専門店となります。
ハウスの色をいつもより白っぽくしていますが、あと少し夏らしさをプラスする必要があります。
このハウスには、インスタで出会ったパティシエールがいます。
彼女がリアル店をオープンしたらというイメージで制作中。